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スバル スバル レックス 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/08/21

スバル レックスの新型モデル情報を紹介します。スバル レックスの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スバル レックス新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スバル レックス新型モデルの概要

スバル レックスは、コンパクトなサイズのSUV。ダイハツからのOEMモデルで、ダイハツ版はロッキー、トヨタ版はライズだ。

そもそもレックスという車名は、歴史を刻んできた名前だ。スバルR-2の後継モデルとして1972年に登場。1986年に3代目に移行し、1992年まで販売された。そのレックスという名がSUVで復活したのが、2022年11月。実に30年ぶりの復活となった。

ダイハツのロッキーとトヨタのライズのデビュー(2019年11月)から遅れること3年、スバル版であるレックスが登場。ターボモデルやハイブリッドモデルのラインアップはなく、非ハイブリッドの自然吸気モデル(2WD)のみでデビューを果たした。2024年11月には、コーナーセンサー(リア)を2個から4個に変更するなど一部改良を実施した。

そして、2025年6月に、ハイブリッドモデルが加わった。このページでは、ハイブリッドモデルが加わった最新ラインアップを中心に紹介したい。

グレード構成は、ガソリンモデルがGとZの2グレード、ハイブリッドモデルもGハイブリッドとZハイブリッドの2グレード。駆動方式は2WDのみだ。

それでは、SUVのレックスの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

スバル レックスの外観・内装デザイン

ふだんの街乗りからちょっとした遠出まで、さまざまなシーンで安心してドライブを楽しめる小型SUVとして登場したスバル レックス。まずは、外観と、内装デザインにスポットを当てて、その個性を見ていこう。

大型グリルと存在感あるフォルム

コンパクトなボディながら、大きく張り出したフェンダーや大径タイヤなどで、SUVらしく堂々とした踏ん張り感のあるイメージを訴求する。

フロントセクションは、大型グリルからサイドへの強い立体感が魅力。エッジの効いたバンパーコーナー、シャープなヘッドランプも、力強い存在感を作り出すことに貢献している。ダイハツのロッキーとトヨタのライズではフロントマスクが異なるが、レックスはロッキー顔となっている。

フロントグリルの細部は、ガソリンモデルとハイブリッドモデルで異なり、ガソリンがスリットデザインを強調した意匠で、ハイブリッドが細かな多角形モチーフが隙間なく連続するデザインだ。

リアまわりは、サイドまで張り出したコンビランプをリアゲートガーニッシュでつなぐことでワイド感を表現している。

スポーティで上級感あるインテリア

インテリアは、アクティブな印象の空間設計。カラーはブラック基調のコーディネートで、フロントシートを中心に赤い加飾をあしらうなど、スポーティに仕立てた。

運転する楽しさを感じられるコクピット。左手を伸ばした自然な位置に配置したシフトレバーなど、運転に集中できる空間で、上級感も感じさせる。

アクティブマルチインフォメーションメーターは、デジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイを組み合わせ、多彩な情報を表示。「先進」、「ワクワク」、「シンプル」、「アナログ」の4つのパターンから好みに合った表示を選択可能だ。

スバル レックスのサイズ・室内スペース

同社で初となるコンパクトSUVとして登場したスバル レックス。取り回しのよさをイメージできるが、どれほど小柄なのか、実際のサイズはぜひ確認したいポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についてもチェックしていこう。

狭い道も安心のコンパクトさ

ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm。4mを切る全長の短さと、背の高さが特徴で、もちろん5ナンバーモデルだ。スバルのSUVラインアップのなかでは圧倒的にコンパクト。トヨタのヤリスクロスと比較すると185mm短く、日産のキックスより295mm短い。

最小回転半径も4.9m(Zグレードは5.0m)。入り組んだ路地も不安なく走れ、広さのない駐車場でもすんなりとスペースに収められそうだ。

コンパクトながら「広い」と感じる空間

室内は、コンパクトなボディながら広々とした空間を実現。室内の寸法は、室内長1955mm×室内幅1420mm×室内高1250mmで、コンパクトモデルとして十分な数値だ。

前後シート間のカップルディスタンスは900mm確保し、外観の見た目からは想像できないほどの足元のゆとり。後席の座面形状を工夫していて、頭上の空間にも圧迫感のない余裕がある。後席リクライニング機構も備える。

665mmというフロントシートの着座高。しかも上下視界を31°確保していて見晴らしがいい。これも運転のしやすさにつながるレックスの魅力となる。

高さ調整が可能なカーゴボードを採用

前席のカップホルダーは、ワンプッシュ式オープンカップホルダーをインパネ左右に設置。ドアポケット(両ドア)にボトルホルダーを2本分ずつ備え、リアはボトルホルダーを1本分ずつ備えている。

インパネセンター下部にオープントレイを設置し、シフトレバー下のコンソールサイド(両側)にもポケットを設けている。また、ガソリンのZとハイブリッドZには、助手席シートアンダートレイも装備した。

荷室の寸法は、奥行きが755mm、幅が1000mm。荷室容量は369Lを実現した。また、カーゴボードは可動式で、上段のときの荷室高は740mm、下段のときの荷室高は865mmだ。6対4分割可倒式リアシートを備えるから長さのある荷物も積める。

ガソリンモデルのカーゴボードの下には、買い物カゴが2つ入る深底の大型サブトランクを採用。カーゴボードを外せば、鉢植えの植物など高さのあるものを積み込める荷室となる。

スバル レックスの性能・燃費・装備

1.2Lガソリンと、1.2Lハイブリッドをラインアップするスバル レックス。日常使いでストレスのない快適な走りを実現した。ここでは、走りの性能に加えて、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。

ハイブリッドは100%モーターの力で走行

2025年6月に、1.2Lハイブリッドシステム「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」を搭載。エンジンで発電した電力を用いて、モーターを駆動するシリーズ方式だ。モーター駆動によるレスポンスの良い加速性能と高い静粛性を実現する。

モーターのパワースペックは、最高出力78kW(106ps)、最大トルク170Nm。アクセルペダルを踏み込んだ瞬間から一気に力強さを発揮する。

ガソリンモデルは、1196cc直列3気筒DOHC12Vを搭載。最高出力64kW(87ps)、最大トルク113Nmを発揮する。低速時のトルクを高めたユニットで、力強くスムーズな出足の加速を可能とした。CVTを組み合わせ、7速シーケンシャルシフトで、マニュアル感覚の楽しさを味わえる。

サスペンションをしなやかなにストロークさせることで、高い操縦安定性と乗り心地を実現。ハイテン材の活用による軽量化を図りながら剛性を向上させた軽量・高剛性ボディが、操縦安定性をもたらす。

上級グレードはACCやLKCを装備

衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全機能を備えたスマートアシストを装備。左右後方の死角に車両が接近した際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーターが点灯し、ドライバーに注意を促すBSM(ブラインドスポットモニター)や、後方を車両が横切った際に、ドアミラー鏡面のLEDインジケーター点灯や警報音で注意喚起を行うRCTA(リアクロストラフィックアラート)を採用し、車線変更時と後退時の安全性を高めている。

そのほか、車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能、標識認識機能(進入禁止、最高速度、一時停止)、ハイビームアシスト(GとGハイブリッド)、先行車発進お知らせ機能を採用。

ZとZハイブリッドには、後退時に後側方から接近する車両を検知するRCTA(リアクロストラフィックアラート)、アダプティブドライビングビーム、スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)を装備。高速道路や自動車専用道路で、一定車速または先行車に追従して走行する全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)や、車線の中央をキープするようにハンドル操作をアシストするLKC(レーンキープコントロール)も採用する。

ハイブリッドはWLTCモード燃費28.0km/L

ハイブリッドモデルは、エンジンで発電した電力を使用して、100%モーターで走行する。⾛⾏条件に応じて、バッテリーとエンジンでの発電を緻密に制御することで優れた燃費性能を実現。WLTCモード燃費は、28.0km/Lをマークする。

アクセル操作のみで車速をコントロールできるスマートペダル(S-PDL)も採用し、発進や加速の力強さが特徴の「ノーマルモード」と、燃費にやさしい「エコモード」が選択可能だ。スマートペダルはOFFにすることもできる。

1.2Lガソリンは、基本性能を磨き上げるとともに最新技術を取り入れ、低燃費と高出力を両立。WLTCモード燃費は20.7km/Lだ。

Z系グレードは装備充実

ガソリンモデルがGとZの2グレードで、ハイブリッドモデルがGハイブリッドとZハイブリッドの2グレード。G系のグレードがスタンダード仕様で、Z系が上級仕様といった位置付けだ。

オートエアコン、スマートキー、4スピーカー、アルミ、LEDヘッドライト、大型ピアノブラック調リアゲートガーニッシュを全車に標準装備。タイヤサイズはG系グレードが16インチ、Z系グレードが17インチだ。

Z系グレードでは、LEDシーケンシャルターンランプ、LEDフォグランプ、本革巻きステアリング&シフトノブ、シートヒーター(運転席・助手席)、ツィーター、ソフトレザー調パッド付きドアアームレスト、メッキドアハンドルなども標準で装備する。

スバル レックスおすすめポイント要約

取り回しに優れるコンパクトなSUVモデルで、室内のスペース性もしっかり確保。多くの人に好感と納得を持って受け入れられる魅力あふれるモデルだ。

SUVらしい力強さを感じさせるフォルムを持ち、上級感を備える内外観のデザインも魅力。クラスを超えた存在感と質感を感じさせる。

プライスを抑えているから、アプローチしやすいSUVを考える際、注目したいモデルのひとつ。ハイブリッドモデルの燃費性能もうれしいポイントだ。

2WDのみとなっていることもあり、高い走破性を求めるには別のモデルを検討することになるが、レックスは街なか中心の使い方が似合うモデルだ。また、ターボモデル(4WD)のラインアップもない。ターボの走りにこだわるなら、ダイハツのロッキーやトヨタのライズを検討したい。

2022年11月の発売ということもあり中古車は数が少なく、2025年6月に登場のハイブリッドモデルも中古車で出てくるのはこれからだ。なお、ロッキーやライズでは、2021年11月からハイブリッドをラインアップするから、ハイブリッドの中古車を検討する際は、この2モデルもチェックしてみたい。なお、高い人気を誇るだけに価格をよく見ながら探していくのがよさそうだ。

スバルレックス 2025年10月発売モデル

価格 219万円
排気量 1000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 98 ps(72 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.3 Nm)/2400〜4000rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 251万円
排気量 1000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 98 ps(72 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.3 Nm)/2400〜4000rpm
乗員 5名
燃費 -

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