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スズキ スズキ ソリオバンディット 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/03/23

スズキ ソリオバンディットの新型モデル情報を紹介します。スズキ ソリオバンディットの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ ソリオバンディット新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ ソリオバンディット新型モデルの概要

スズキ ソリオバンディットは、使い勝手に優れたコンパクトハイトワゴンのソリオをベースに、さらなる個性と精悍さをプラスしたモデル。2010年12月に発売された2代目ソリオの派生モデルとして、2013年に初代が登場している。

ここに紹介の3代目ソリオバンディットは、ソリオとともにフルモデルチェンジを受け、2020年11月にデビュー。そのときに、ISG(モーター機能付発電機)を搭載したマイルドハイブリッドモデルがまずは販売を開始。2年遅れの2022年12月に、高出力の駆動用モーターを搭載したハイブリッドモデルがデビューしている。

グレードは、マイルドハイブリッドモデルが「HYBRID MV」、ハイブリッドモデルが「HYBRID SV」を名乗る。2WDのほか、マイルドハイブリッドには4WDもラインアップする。

スズキ ソリオバンディットの外観・内装デザイン

ダイナミックかつ洗練されたエクステリアと、心地よく上質なインテリアを基本にするスズキ ソリオバンディット。圧倒的な存在感が加わった外観、大人のこだわりまでも感じられる内装デザインについて見ていこう。

外観:二段ヘッドランプなど個性を満載

ポジションランプとヘッドランプを二段構えにした独創的なヘッドランプデザインなど、細部まで造り込んだ立体感あるフロントグリルが特徴。ハイブリッドモデルのSVでは、ルーフスポイラーから連なるバックドアサイドスポイラーも装備する。

アルミホイールは、どちらも15インチで、内側の塗装をハイブリッドモデルのSVはミディアムグレー、マイルドハイブリッドのMVはブラックメタリックで仕上げている。2グレードとも、ルーフとボディを塗り分けた2トーンボディカラーをオプション設定色として用意するが、SVのルーフはシルバー、MVのルーフはブラックとなる。

内装:SVとMVでインテリア細部を差別化

メーターをセンター上部に置いた個性あふれるデザインのインパネ。このメーター配置は、視線移動が少なく運転のしやすさが特徴だ。スピードメーターの差し色も、モデルによって差別化を図っていて、SVがブルー、MVがレッド。どちらもスピードメーターとともに、各情報を表示する4.2インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを装備する。

シートのファブリック地は、立体感のあるブラックにボルドー柄をあしらい、鈍く輝くメタルのような素材感をアクセントにしたデザイン。インパネはセンターから助手席にかけてのオーナメントをSVはボルドーカラー、MVはブラックに。その逆に、助手席前のインパネトレーは、SVがブラック、MVがボルドーカラーを採用する。インパネも細部でSVとMVそれぞれの個性を分けたデザインになっている。

スズキ ソリオバンディットのサイズ・室内スペース

スズキ ソリオバンディットは、ボディのサイズが先代モデルより拡大し、コンパクトモデルながらたっぷりした空間の室内スペースや、実用性に優れる荷室を実現した点が魅力だ。使い勝手を高める充実の収納についても確認してみたい。

ボディサイズ:全長を伸ばしながらも小回り性能を維持

ソリオバンディットのボディサイズは、SV、MVともに、全長3790×全幅1645×全高1745mm。ベース車のソリオと共通のスペックで、軽自動車のワゴンR(全長3395×全幅1475×全高1650mm)ほどとはいかないが、住宅街でも持て余さない取り回しのいい大きさだ。先代のソリオバンディットと比べると全長を70mm延長しているが、最小回転半径は4.8mのままで、優れた小回り性能をキープしている。

室内スペース:後席の広さ感アップで快適性が向上

全長を延長し、荷室床面長を拡大するなど、大きな荷室と、広く使える室内空間を両立。内装部材の形状を見直すことで、リアシート左右乗員の肩回りスペースが拡大して、後席3人乗車時の快適性を高めている。実際に乗り込んでみると、ボディの大きさから想像したイメージを超えた広さと、使いやすさをしっかり備えているのは、実に感心する部分だ。

また、リアシートは165mmスライドでき、最大56度リクライニング可能だ。スライドとリクライニングを駆使して、用途や気分に合わせて心地よい空間を創造できる。しかも、スライドとリクライニングは、ともに左右分割式だからとても便利だ。

収納スペース:さらに広く使いやすくなった荷室

ボディの全長を70mm延長しながら、荷室フロア長を100mm拡大。大きな荷室と広く使える室内空間の両立を実現している。荷室の寸法は、リアシートを最も後ろにスライドしても長さ550mmを実現。いちばん前にスライドすれば715mmまで広がる。さらにリアシートの背もたれを前倒しすれば、長さ1390mmの荷室空間が現れる。

荷室の幅は1020mmを実現し、開口部の地上高も665mmと低く、とても使いやすい。後席スライドと背もたれ前倒し機能によってアレンジが可能で多様な使い方に対応する。またマイルドハイブリッドの2WDは荷室のフロア下にサブトランクも用意した。

小物入れは豊富で、フロントオーバーヘッドコンソール、助手席シートアンダーボックス、運転席シートサイドポケット、ショッピングフック(ラゲッジサイド左側)も設置。運転席インパネアッパーボックスは中に純正ビルトインETCの設置が可能だ。またインパネセンターのアンダーボックスは、取り外し可能でダストボックスとしても使える。

スズキ ソリオバンディットの性能・燃費・装備

ISGを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステムと、力強いパワーを発揮する駆動用モーターを備えるハイブリッドを搭載したスズキ ソリオバンディット。独自の2つのハイブリッドシステムの走りの性能や、気になる燃費、安全性を含めた装備・機能についても見ていこう。

走行性能:機能の異なる2タイプのハイブリッド

MVには、ISG(モーター機能付き発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステムを搭載。発進や加速の際に、エンジンをモーターでアシストしてくれるシステムだ。加速性能と燃費を両立したCVTを搭載。CVTとの相乗効果もあり、スムーズで快適な走りを実現する。

一方、SVには、瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーターを搭載。オートギヤシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自のハイブリッドシステムだ。モーターによるアシスト走行に加え、クリープ時や一定スピードではエンジンを用いずEV走行も可能だ。AGSはオートギアシフトで、マニュアルミッションのクラッチとギアチェンジの操作を自動で行ってくれるもの。シングルクラッチ式で、ダブルクラッチ式ほどのスムーズさはないがシンプルな機構を持つのが特徴だ。

両システムとも、エンジンは共通で、1.2Lデュアルジェットエンジン(直列4気筒DOHC16V・VVT、最高出力91ps、最大トルク12.0kg・m)だ。このエンジンにマイルドハイブリッドは3.1psのモーターを、ハイブリッドは13.6psのモーターを組み合わせる。

安全性能:スズキセーフティサポートを搭載

進化した予防安全技術のスズキセーフティサポートを搭載。夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ(デュアルカメラブレーキサポート)や、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能などを採用。ヘッドランプのハイ/ローを自動で切り替えるハイビームアシストも搭載する。

長距離移動などでの運転操作の負担を軽減してくれるアダプティブクルーズコントロール(ACC)を採用。MVでは全車速追従機能付きになる。また、カラーヘッドアップディスプレイをスズキ小型車で初採用(MVの発売時)。運転席前方のダッシュボード上に現れる小型パネルに、運転に必要な情報を見やすく表示し、これをSVにも標準装備した。

燃費性能:ハイブリッドSVは22.3km/Lを達成

発進や加速のときモーターがアシストするマイルドハイブリッドのMV。発電効率に優れたISGが減速時のエネルギーを利用して発電し、そのエネルギーを専用バッテリーに充電。加速時には、その電力を活かしてモーターが補助することで、燃費の向上を実現する。加速のスムーズさに加えて、燃費性能にも貢献するCVTを搭載し、WLTCモード燃費は2WDで19.6km/Lをマークする(4WDのWLTCモード燃費は18.4km/L)。

モーターアシストに加えて、モーターだけでのEV走行も実現するハイブリッドシステムを搭載するSV。発電も可能な駆動用モーターと、伝達効率に優れたトランスミッションの5速AGS(オートギヤシフト)を組み合わせ、WLTCモード燃費22.3km/Lを達成した。また、EV走行のシーンを多くするエコモードと、キビキビした走りが特徴の標準モードを搭載し、どちらかのモードを選んで走行できる。

装備・機能:スライドドアに予約ロック機能を採用

狭い場所でも乗り降りがしやすい両側スライドドアを採用。スイッチひとつで自動オープンするパワー機能は、SVではリア両側に標準装備。MVではリア左側に標準装備し、右側はメーカーオプションとなっている。

また、パワースライドドアにはドア予約ロック機能を装備。これは、パワースライドドアを閉じる途中で、携帯リモコンを用いてドアロックの予約が可能なもので、ドアが閉まると同時にロックされる。ドアが閉まり切る前に操作でき、降車後の行動をスムーズに行えるのがありがたい。

ナビは、高精細で大型の9インチHDメモリーナビゲーションを装着車として用意(メーカーオプション)。こちらのナビ装着車には、フロント、リア、サイド2か所の計4か所に設置したカメラの映像を合成・処理し、真上から見ているような映像を映し出す全方位モニターが含まれる。

本革巻きステアリング&シフトノブ、フルオートエアコン、運転席・助手席シートヒーター、リアヒーターダクト、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)を全車に標準装備。また、さっと引き出せるロールサンシェードをリアドアに内蔵する。

スズキ ソリオバンディットおすすめポイント要約

ソリオをベースに内外観を個性的に仕立てたソリオバンディット。コンパクトボディと広い室内を両立し、狭い道で取り回しに気を使いたくはないものの広い空間やウォークスルー機能がほしい人に注目してほしいモデルだ。精悍な印象まで携えるエクステリアは、実はママたちに受け入れられているケースもあり、男女を問わず検討できるデザインも魅力だ。

しかも、ソリオバンディットは全車、ハイブリッド仕様だ。2タイプのシステムを設定するが、燃費重視ならば、WLTCモード燃費22.3km/LのハイブリッドSV。一方、価格ではマイルドハイブリッドのMVが魅力的になるケースが多いだろう。内外観や装備に大きな開きはない(若干異なる)が、電動スライドドアの右側がMVではメーカーオプション設定、逆にACCの全車速追従機能はSVに装備されない点などは確認しておきたいポイントになる。

スズキソリオバンディット 2023年5月発売モデル

ハイブリッドSV

価格 232万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(12.0 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMV

価格 213万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 91 ps(67 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(12.0 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

ハイブリッドMV

価格 225万円
排気量 1200cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 91 ps(67 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(12.0 Nm)/4400rpm
乗員 5名
燃費 -

スズキソリオバンディットの歴代モデル

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