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ブラザー工業:本縫ダイレクトドライブ電子閂止めミシン「NEXIO(ネクシオ) KE-430HX」新発売

  • 2018/02/01
  • Motor Fan illustrated編集部
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本縫ダイレクトドライブ電子閂止めミシン「NEXIO KE-430HX」

ブラザー工業は、マシナリー事業工業用ミシン分野の新製品として、本縫ダイレクトドライブ電子閂(かんぬき)止めミシン(残短仕様)「NEXIO KE-430HX」の国内販売を開始する。ブラザー独自の技術である針冷却装置を搭載し、世界トップクラスの生産性を実現した本機種は、同日に発表した一本針本縫いミシン「NEXIO S-7250A」に続く、NEXIOシリーズ第4弾モデル。2月16日、17日に開催される「大阪ミシンショー」にて、NEXIO KE-430HXを参考出品として初出展する。

縫製業界においては、高騰する人件費や増加する生産コストの中で、いかに生産性を高めるかが課題となっている。KE-430HXは、使用者にとって使いやすい設計、管理コストの削減など、ブラザー独自の優れた機能によるこだわりの縫製品質を実現しながら、縫製スピードと作業効率の改善により生産性向上に貢献する。

本縫ダイレクトドライブ電子閂止めミシン NEXIO KE-430HXの特長

◆3,300sti/minの高速縫製を可能にする針冷却装置
縫製スピードを上げる際、針の摩擦熱による糸切れがしばしば問題になる。
KE-430HXは、従来機にないブラザー独自の針冷却装置を搭載し、糸の熱切れを防ぎながら、世界トップクラスの3,300sti/minという高速縫製によって、工場の生産性を向上する。一般的な工業用ミシンにおける針冷却装置は、エアー装置を必要とし、配管工事などの追加コストがかかる。ブラザーの針冷却装置は、ミシン本体に標準搭載されており、追加コストをかけることなく生産性向上に貢献。縫製工場の抱える課題を解決する。

◆残短糸により、縫い終わりの糸処理作業を低減
モーター駆動の糸切りを採用し、従来のメカ式よりも静かに、かつ安定的に糸残りを短くすることができ、縫製後の糸摘み作業を低減。最短2mmの残短糸で作業効率を改善する。


◆再現性高く、美しい縫製品質
ミシンには上糸と下糸があり、それぞれ素材に合わせて張力の調整が必要。KE-430HXは、従来、ベテランの使用者や保全担当者が感覚的に手動で行っていた張力調整をデジタルで管理する「デジタルテンション」を標準搭載し、張力設定を数値化することで、生産管理や縫製の再現を高いレベルで実現する。
またミシンの給油機構にはオイルパンに油を貯めず、最低限かつクリーンなオイルを釜(上糸に下糸を通し、縫い目を形成する部品)だけに供給するセミドライ仕様を採用し、大切な縫製物を汚さない。

◆誰でも簡単に使える、優れた操作性
イラストアイコンを多用したカラー液晶タッチパネルを採用し、ミシンの操作に慣れていない使用者でも直感的な操作が可能なため、縫製現場でのダウンタイムを削減する。また、操作方法を覚えるトレーニング時間も短縮することが可能。


◆低騒音・低振動でストレスフリー
糸切り時の衝撃音と振動を抑え、使用者の疲れやストレスを軽減する。


◆グリスアップレスで管理コスト低減
従来グリスアップの必要があったコネクティングロッド部を油潤滑とすることで、手作業が不要となり、メンテナンスの手間を最大限抑える。コネクティングロッド部とは、針棒を駆動させる上軸と、送り機構を駆動させる下軸の接合部。一般的にはグリスを用いたメンテナンスで摩耗や焼き付きを防ぐ必要がある。


◆IoT対応で生産管理を効率
ミシンとパソコンをつないで工場を見える化することで、工程の分析や管理が可能となり、生産性向上や保全対応の迅速化に貢献する。また、USBでのデータコピーやソフトウェアのバージョンアップにも対応している。

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