2020モーターファンテックエキスポ:ヘンケルジャパン
ヘンケルジャパン:スズキ新型ハスラーも採用! 車室内のノイズを低減する「TEROSON HDF」
- 2020/05/20
- Motor Fan illustrated編集部
◎車体構造体の伝搬振動を効果的に減衰させることで車室内のノイズを低減する。
・実用温度環境にて、広範囲の周波数で優れた減衰性能を発揮
・振動およびノイズの効果的な低減
・人間の可聴域の特定周波数域に絞ったカスタマイズ
・完全自動ライン化に対応
・制振パッドを併用している工程では、パッドの貼り付け作業を省略
・先般、スズキ株式会社より発売された新型ハスラーに採用された。本製品の軽自動車量産ラインへの採用は世界初。
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高減衰フォーム TEROSON HDF (テロソンハイダンピングフォーム)
TEROSON HDF(以下HDF)は、車体構造体の伝搬振動を効果的に減衰させることで車室内のノイズ低減を実現する、画期的な新素材です。
こもり音、雨音、ロードノイズなどのノイズは、ルーフなどの構造体を振動させながら車室内に伝搬されます。一般的に制振材は振動する構造体と静止している構造体の間に挟むことで、素材内部のせん断応力が熱エネルギーに変換されて振動が抑えられます。HDFはこの応力の熱エネルギーへの変換が非常に効率的であるため、一般的な制振材と比較して優れた振動減衰性能を発揮します。また、HDFは自動車の一般的な使用環境温度においてその振動減衰性能を常に発揮できるという他の制振材と異なる優れた特徴を持っています。