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2020モーターファンテックエキスポ:アイシン精機株式会社 アイシン精機:グループの技術と知見を活用する「道路維持管理支援サービス」
- 2020/06/12
- Motor Fan illustrated編集部
車両情報から道路の異常を検知し、情報提供・計画支援・対策実施の最後までトータルにサービスを提供することで従来の道路維持業務をより効率的に改善できるサービスです。道路パトロール業務、管理者の補修計画作成業務など、道路管理者や補修作業者の業務効率化に貢献するともに、クルマ社会の中で重要な「道路」をあらゆるユーザーに安心して活用いただくことにつなげます。2019年10月より、岡崎市と連携し実証実験を進めています。
□ 安全
□ 環境・エネルギー・資源
□ エンジン・トランスミッション
□ EV/HVシステム
□ 実験・計測・車両開発・生産・製造
■ 情報・通信・エレクトロニクス
□ その他
「道路維持管理支援サービス」では、カーナビゲーション開発で培った高度な位置情報技術、車両とクラウドサーバー間を繋げるコネクティッド技術、これまでの車載部品の開発技術を活かしたセンサ情報分析技術など、アイシングループの既存技術・ノウハウを多く活用しています。車載センサーから収集した車両情報・走行情報を用いて検知した道路状況や環境などの情報データ、位置情報・地図情報のオープンデータを「位置情報活用プラットフォーム」に集約し、総合的に分析することで、道路の異常を検知、その情報の提供、補修に向けた計画支援、対策実施といった、道路の維持管理のトータルサービスに繋げることが可能になります。
また、この「位置情報活用サービスプラットフォーム」は、BtoC、BtoB、BtoGの様々なサービスを顧客の要望に合った形で提供することを可能とするトータルソリューションとなります。ワールドワイドで使用可能なナビゲーション、渋滞や危険回避機能などを考慮したルート配信とスマホへの事前通知機能、自動運転も視野に入れ、例えば、物流トラックの走行データから抽出された特徴を考慮したルート探索アルゴリズムを物流向けに最適化する「物流支援サービス」や、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」、パーソナルモビリティ「ILY-Ai」などへ活用することができると考えています。