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IHI:大型の商用石炭火力発電機におけるアンモニア混焼に関する実証事業の採択について

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ボイラおよび改造バーナの概略

JERAおよびIHIは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術研究開発・実証事業」に共同で応募し、このたび、採択通知を受けた。

 水素を低コストで効率良く輸送・貯蔵できるアンモニアは、エネルギーキャリアとしての役割に加え、火力発電の燃料として直接利用が可能であり、燃焼時にCO₂を排出しない燃料として、温室効果ガスの排出削減に大きな利点があると期待されている。

 本事業は、今後の環境負荷の低減に向け、大型の商用石炭火力発電機において石炭とアンモニアの混焼による発電を行い、ボイラの収熱特性や排ガス等の環境負荷特性を評価し、アンモニア混焼技術を確立することを目的とした実証事業で、事業期間は2021年6月から2025年3月の約4年間である。

 本事業では、両社は、JERAの碧南火力発電所4号機(発電出力:100万kW)において、2024年度にアンモニア20%混焼を目指す計画である。JERAはアンモニア貯蔵タンクや気化器等の付帯設備の建設やアンモニアの調達を、IHIは実証用バーナの開発を担当し、今後、設計や工事を進めていく。

 なお、大型の商用石炭火力発電機において大量のアンモニアを混焼する実証事業は世界初となる。

実証事業を行う碧南火力発電所(愛知県碧南市)

 また、アンモニアの大量混焼を確実に行うため、同発電所5号機(発電出力:100万kW)において、2021年8月から12月の間、材質の異なるバーナを用いてアンモニアの小規模混焼試験を行い、実証用バーナの開発に必要な条件を確認する予定だ。

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