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スズキ スズキ スイフト 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/04/11

スズキ スイフトの新型モデル情報を紹介します。スズキ スイフトの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。スズキ スイフト新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

スズキ スイフト新型モデルの概要

スズキ スイフトは、コンパクトなボディを持つハッチバックモデル。2004年に初代が登場(2000年に登場のHT系は別シリーズとして区分)し、2010年に2代目が、2017年に3代目がデビューしていて、今回紹介するのが4代目となる。

4代目モデルは、2023年12月6日に発表され、CVTモデルが12月13日に発売。一部グレードに設定の5MTモデルは2024年1月17日に発売となった。

今回も使い勝手のいい5ドアボディを持ち、取り回しの良いサイズと、効率を追求した居住性も魅力。加えて、エンジンやCVTを刷新するなど、走りのクオリティアップにも注目が集まっている。また、デュアルセンサーブレーキサポートIIを採用し、安全性能にも磨きをかけた。

ラインアップは純ガソリンエンジン搭載のXGと、モーターアシストの付くハイブリッドMXとハイブリッドMZの3グレード構成。それぞれに2WDと4WDを用意し、トランスミッションはCVTを全モデルに組み合わせ、ハイブリッドMXの2WDには5MTも用意している。

スズキ スイフトの外観・内装デザイン

個性的なフロントマスクを身に付け、装いも新たに登場した4代目のスズキ スイフト。目を引くヘッドライトデザインなど、スイフトらしさを受け継ぎながらも魅力をアップした外観や、ドライバーとクルマの一体感を大切にした内装デザインについて、まず見ていこう。

外観:クラムシェルのボンネットがオシャレ

フロントグリルは、光沢のあるピアノブラック調。ハイブリッドモデルは、グリル周囲をメッキ加飾で囲み、加えて下部のロアグリルにはガンメタリックのパーツを採用する。上質感を湛えたデザインに仕上げられたこのグリルの違いが、ハイブリッドモデルを選ぶ理由のひとつになりそうだ。

ヘッドライトは全車LED式(最上級のハイブリッドMZはオートレベリング機構付き)。ポジションランプもLED式だ。フォグランプはハイブリッドMZに装備する。そして、ヘッドライトの上縁からフロントそしてサイドに向けて伸びるライン。そう、クラムシェルのボンネットを採用しているのだ。どことなく欧州車を思わせ、ここがスイフトのイチ押し映えポイントと言いたい。

エクステリアのディテールは、ハイブリッドモデルが充実。リアバンパーもハイブリッドモデルではボディ色とブラック加飾のコンビとなる(純ガソリンモデルのXGはボディ色のみでの仕上げ)。サイドアンダースポイラーやルーフエンドスポイラー、バックドアサイドスポイラーなどハイブリッドモデルはエアロデザインを意識した外観が特徴だ。

ドアミラーはハイブリッドモデルがサイドターンランプ付き(LED)。アルミホイールは、ハイブリッドMZが16インチの切削加工&ブラック塗装の仕上げ、ハイブリッドMXが16インチのシルバー、XGは15インチでフルキャップとなる。

ボディカラーは、新色のフロンティアブルーパールメタリック、クールイエローメタリックを含む全9色。ルーフまわりをブラックもしくはガンメタリックとした2トーン仕様も4パターン用意した。

内装:ドライバーとクルマの一体感を追求

インパネとドアトリムを繋げ、ドライバーとクルマの一体感を表現。見る角度や光の加減で立体感が変化する緻密なデザインの3Dテクスチャーを、フロントドアトリムクロスなどに採用する。

メーターは、4つのアナログメーターと、中央のマルチインフォメーションディスプレイで構成。スピードメーターよりもタコメーターを強調したデザインは、走りを意識するスイフトならではだ。ステアリングはハイブリッドMZが本革巻き&シルバーガーニッシュ。それ以外はウレタンのステアリングとなる。

シート地は、ハイブリッドモデルがメランジグレー&ブラック・シルバーステッチ(MT車を除く)。運転席センターアームレストもハイブリッド車の装備となる(MT車を除く)。ドア/インパネ/コンソールオーナメント(サテンダークシルバー)の加飾も、ハイブリッド車の魅力だ。

スズキ スイフトのサイズ・室内スペース

4代目のスズキ スイフトは、コンセプトを表現する文言の中で「スマートコンパクト」というフレーズを用いるが、実際のサイズはどういったものなのかはぜひチェックしたい部分だ。また、いかに効率よくキャビンの広さを確保したか、室内スペースの仕上がりや、使い勝手を左右する収納についてもチェックしてみよう。

ボディサイズ:4代目となっても5ナンバーサイズをキープ

扱いやすい小柄なボディが特徴のスイフト。ここで紹介の4代目は、全長3860㎜×全幅1695㎜×全高1500mm(4WDは1525㎜)のボディを持つ。先代モデルと比較すると、全長のみ15mm長くなっているが、そのほかは従来どおり。ホイールベースも2450mmで共通だ。

今回も5ナンバーサイズをキープしたスイフト。従来型を継続して販売中のスイフト・スポーツは1735mmの全幅を持つが、日本専用ボディを設定してまで5ナンバーを維持するのは、取り回しの面でスイフトらしさをキープした結果だ。実際、このサイズなら取り回しの面で不安なくドライブできるだろう。

室内スペース:小さなボディながら快適な居住性

コンパクトなボディながら室内空間の快適性はしっかり考えられている。運転席はステアリングのテレスコピック機能とシートリフターなどの恩恵で体格や好みに応じてぴったりのドライビングポジションが取れる。またフロントウィンドウが立ち気味で圧迫感はなく、同時に、乗り降りの際も楽だ。

後席の足元の空間は実にたっぷり。着座位置は高めに設けられているので、座ったときの姿勢が自然で無理がないのもうれしいポイントだ。また、後席サイドガラスの後半は、従来モデルではパネルが嵌められていた(外側はアウタードアハンドルが設置されていた)が、新型は、ガラスが入れられて視界が広がっている(アウタードアハンドルも一般的なグリップタイプとなりドアに設置)。

収納スペース:ラゲッジは買い物やレジャーで活躍

リアシートの背もたれを立てた後席使用時でも最大265Lの荷室容量を確保。荷室長は675mm、荷室幅は1155mmで、高さは875mmだ。6:4の分割可倒式リアシートを倒せば、長い荷物もOK。先代スイフトより荷室開口の地上高を低くし(705mmに)、また、開口高を拡大しているので、荷物の積み下ろし時の苦労も少ない設えだ。

シフトレバー前に2名分のカップホルダーを設置し、その前側にはセンターコンソールトレーがあり便利だ。また、アクセサリーソケットのほか、ハイブリッドMZでは、USB電源ソケット(Type-AとType-C)が用意される。フロントドアポケットには、ペットボトルホルダーも別途ある(両側)。

リアシートでもペットボトルホルダーがドア(両側)にあり、センターコンソール後方に設置されるカップホルダーは1つだが、ここも重宝しそうだ。

スズキ スイフトの性能・燃費・装備

マイルドマイブリッド車と純ガソリン車をラインアップするスズキ スイフト。とくに気になるのは、やはりメインとなるマイルドマイブリッドの走りの性能だろう。また、その燃費の性能も興味深いポイントだ。ここで、安全性能を含めた装備・機能の面に関しても確認していこう。

走行性能:新開発エンジンと新CVTを投入

やはりまずハイブリッドエンジンを見ていこう。排気量1197ccの直列3気筒DOHCエンジンで、新開発のZ12E型。最高出力は60kW(82ps)/5700rpm、最大トルク108Nm(11kg・m)/4500rpmを発揮する。組み合わせたモーター機能付き発電機(ISG)によって減速時のエネルギーを使って発電し、専用バッテリーに蓄えたエネルギーを、加速時に活用。エンジンをモーターでアシストする。モーターの最高出力は2.3kW(3.1ps)、最大トルクは60Nm(6.1kg・m)だ。

純ガソリンエンジンは、ハイブリッドのエンジンと共通のZ12E型。60kW(82ps)の最高出力、108Nm(11kg・m)の最大トルクも同じだ。

変速比を含めてCVTもハイブリッドと純ガソリンで共通。こちらも新たに投入したもので、効率を高めている。なお、ハイブリッドMZはパドルシフト付きだ。ハイブリッドMXの2WDには5MT車を用意。5MT車のマイルドハイブリッド採用は、スズキ(国内)初となる。

足回りでは、スタビライザーの仕様変更でより捻じれにくい仕様とし、コーナリング時の車体のロールを抑えて操縦安定性アップ。リアサスペンションのストローク量を増加し、路面の凹凸などによる大きな衝撃を緩和する仕様としている。

安全性能:各システムをアップデートして採用

スペーシア同様、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートIIを採用。先代スイフトに搭載のデュアルセンサーブレーキサポートよりも画角・検知エリアを拡大して、検知対象に自転車や自動二輪車を追加し、交差点での検知にも対応している。スイフトでは、こちらを全車に標準で装備する。

また、車両前方の状況を認識して、ハイビームの照射範囲を制御するアダプティブハイビームシステムをスズキで初めて採用(ハイブリッドMZに装備)。アダプティブクルーズコントロール(ACC)や、⾞線維持⽀援機能、標識認識機能なども進化させて搭載している。

ナビゲーション横に取り付けたカメラがドライバーの顔情報を認識するドライバーモニタリングシステムもスズキで初採用(ハイブリッドMZ、ハイブリッドMXのいずれも全方位モニター付きメモリーナビゲーション装着車に装備)。取得した顔情報から居眠り、眠気、脇見を検知して注意を促し、安全運転をサポートする。

燃費性能:ハイブリッド+CVTでWLTC燃費24.5km/L

燃費データ(WLTCモード)は、ハイブリッドモデルが24.5km/Lで、同4WDは22.7km/L。ハイブリッドMXの5MT車(2WD)では、25.4km/Lの燃費性能を誇る。

これらデータの達成には、新たに採用した1.2Lエンジン用高効率CVTが貢献。エンジンの回転変動を効率的に吸収することで静粛性と燃費性能を両立し、軽量化も燃費効率に繋げている。

そのほか、5MTも含めて、高い空力性能が優れた燃費性能につながっていることにも注目。外観のデザイン性を維持しながら、バックドアサイドスポイラーを採用し、フロントストレイク、フロントバンパー、ホイール形状などを最適化している。先代のスイフトより空気抵抗を約4.6%低減し、コンパクトカークラストップレベルの空力性能を実現したのだ。

装備・機能:装備のグレードアップでさらに便利に

9インチのディスプレイオーディオをスズキ初採用(ハイブリッドMZに標準、ガソリンXGにオプション)。また、全方位モニター付きメモリーナビゲーションもメーカーオプションとして設定する(ハイブリッド車にオプション設定)。

注意喚起をメーター表示だけではなく音声でも案内する音声案内機能を採用。スズキコネクトは従来から設定のスズキ緊急通報やスズキトラブルサポート、リモートエアコンなどに加えて、加入者が登録した「みまもるユーザー」へのシェアが可能に。また、ディスプレイ操作によるコールセンターへの架電などの機能を新採用した。

電動パーキングブレーキ(EPB)は、ブレーキホールド機能を搭載し、停車した際にブレーキペダルから足を離しても停車状態をホールドする(ハイブリッドMZに採用)。

フルオートエアコンは、ハイブリッド全車の装備(ガソリンはマニュアルエアコン)。前席シートヒーターと、リアヒーターダクトは全車に装備している。

キーレスプッシュスタートシステムは、全グレードに標準装備。携帯リモコンを身につけていれさえすれば、ドアロックと解錠はアウタードアハンドルのスイッチ操作だけ。また、エンジンの始動もスイッチ操作となるからとてもスマートだ(なお、スイッチ操作時は、CVTはブレーキペダルを、5MTはクラッチペダルを踏み込む)。

スズキ スイフトおすすめポイント要約

スズキ スイフトの魅力はその買いやすい価格設定ももちろんだが、完成度の高さもまた大きな注目ポイントだ。これまでの歴代モデルが高い存在感を示してきたが、この4代目モデルも魅力あふれるモデルとして登場した。

内外観のデザインのほか、新開発のエンジンとCVTがもたらす軽快な走りは、スイフトならではのポイント。軽量で強度の高い高張力鋼板の使用範囲の拡大などで、軽くて剛性の高いボディを実現している。また、静粛性をアップし、リアサスペンションの見直しで乗り心地も高めている。

装備の充実化も見逃せないポイント。なかでも安全装備が進化したのは、4代目モデルを選ぶ理由として十分だろう。

デザイン、走り、快適性、利便性を小さなボディに詰め込んだ、コンパクトカーの優等生と言える完成度は、日常使いのクルマとして魅力たっぷり。スズキ スイフトは、選択肢のひとつに加えたいモデルだ。

スズキスイフト 2024年1月発売モデル

ハイブリッドMX

価格 192万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5700rpm
最大トルク kg・m(11 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

口コミ・レビュー

ニックネーム:ウッシー|性別:男性(40代) 居住地:栃木県

車種・グレード名:2019年式 スイフトスポーツ ZC33C 排気量:1400 トランスミッション:MT 平均燃費:14.5km/L 長所:非常にコストパフォーマンスが高い。パワー・コスト・レシオは現役最強では? トルク重視の特性で街乗りが楽しい。  短所:コストを抑える為に細かい点で廉価な部品を使用していたり、作りが甘い。(逆の見方をすれば企業努力とも取れる) 燃費は決して良くない。スポーティーな車なのに車高が高い。

  • 外観
  • ★★★★★5点
車高が高い。
  • 室内
  • ★★★★4点
運転席以外がチープ。
  • 走行性能
  • ★★★★★5点
乗ってて楽しい。
  • 燃費性能
  • ★★★3点
想定の範囲内で良くない。
  • 装備
  • ★★★★★5点
MTなのにクルコン等、装備が充実している。
  • 満足度
  • ★★★★4点
この価格でこの性能は、他に考えられない。
  • このクルマの購入を検討している人にひと言
低価格の車両でスポーツを味わうには、現時点で他には無い車。是非とも購入して体感して欲しい。気に入らない点はカスタムで対応できるので、カスタムの楽しみもある。
ニックネーム:おおかず|性別:男性(30代) 居住地:茨城県

車種・グレード名:2010年XL 排気量:1242 トランスミッション:MT 平均燃費:16 長所:軽快なフットワーク 日常でもアクセルべた踏みと付き合える  短所:車内空間が必要最低限。後部座席にも乗車する場合は本当にせまい 

  • 外観
  • ★★★★4点
  • 室内
  • ★★★★4点
  • 走行性能
  • ★★★★4点
  • 燃費性能
  • ★★★★★5点
  • 装備
  • ★★★★4点
  • 満足度
  • ★★★★★5点
  • このクルマの購入を検討している人にひと言
普段の街乗り,ちょっとした遠出には問題なし。特に1人での移動が主であればフットワークが丁度よい。スイフトスポーツのようなエンジンパワーがないが,車の素性が良いのかハンドリングが優秀なので,山道運転などでも満足できる(ただし1人乗車が良い)。

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