スバル、小型電気飛行機開発に投資! プライベートファンドを通じた出資を実施
- 2019/01/18
- Motor Fan illustrated編集部
スバルは、2018年7月9日に設立したプライベートファンド「SUBARU-SBI Innovation Fund」を通じて、2018年12月末までに以下3社に出資を行なったと発表した。
スバルは、自動車と航空宇宙事業で、商品・サービス等を通じて、顧客に共感され信頼される存在になる事を目指している。ますます多様化する価値観に柔軟に対応するためには、従来の延長線上の技術・商品を突き詰めるだけでなく、新しいビジネスや技術にチャレンジすることが必要不可欠と考え、知見を外部から積極的に集め、社内知見と合せてイノベーション創生する仕組みとして、「SUBARU-SBI Innovation Fund」を設立した。
スバルとSBIホールディングスの100%子会社であるSBIインベストメントとの間で、100億円規模のプライベートファンドを18年7月に設立している。
SBIインベストメントは、SBIグループのアセットマネジメント事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野、FinTech等の次世代の成長分野のベンチャー企業に累計4,200億円(2018年3月末)の投資を行っている。
SUBARU-SBI Innovation Fundが対象とするのは、スバルの既存事業分野および新規分野において事業シナジーが見込まれる国内外のベンチャー企業としている。
出資先のBye Aerospace Inc (バイ・エアロスペース)は、小型電動飛行機の開発を行うベンチャー企業だ。
AEye Incは、自動運転に必要なセンサーやソフトウェア開発を行っている。
唯一の国内ベンチャーであるアプトポッドは、技術顧問に慶應義塾大学環境情報学部教授の中村修氏を迎えるベンチャーで、インターネット回線での、データの高速伝送・収集・リアルタイム双方向伝達技術の提供を行なう会社である。
出資先
名称:Bye Aerospace Inc (バイ・エアロスペース)
所在地:アメリカ・コロラド州
代表者:George E. Bye
設立年:2007年
事業内容:小型電気飛行機の開発、製造、販売
名称:AEye Inc (エーアイ)
所在地:米国 カリフォルニア州
代表者:Luis Dussan (Founder & CEO)
設立年:2013年
事業内容:自動車、重機等向け物体検知センサー、ソフトウェア開発
名称:株式会社アプトポッド
所在地:東京都新宿区
代表者:坂元 淳一
設立年:2006年
事業内容:インターネット回線での、データの高速伝送・収集・リアルタイム双方向伝達技術の提供
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