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三菱ケミカル:バイオエンプラ「DURABIO」がいすゞ自動車のトラック3車種のレーダーカバーに採用

  • 2021/03/11
  • Motor Fan illustrated編集部
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各車種の BSM レーダーカバー位置(画像提供:いすゞ)

三菱ケミカルのバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」が、いすゞ自動車の小型トラック「ELF」、中型トラック「FORWARD」、大型トラック「GIGA」の交差点警報およびブラインドスポットモニター(BSM)用レーダーカバーに採用された。DURABIOがトラック部品に採用されたのは初めて。

 三菱ケミカルでは現在、トラックなど商用車を含めた、自動車業界のCASE化により増加が見込まれる車内外のレーダーやセンサーに対応する素材として、DURABIOの用途展開を加速させている。

 DURABIOは、再生可能な植物由来原料イソソルバイドを用いたバイオエンプラで、耐衝撃性、・耐候性・耐熱性などの点で一般的なエンプラよりも優れた物性を有している。また、顔料を配合するだけでつややかで光沢のある表面を作ることができる。さらに、表面が硬くて擦り傷が付きにくい特長があるため、塗装・コーティング工程が不要となり、製造時に塗料から発生するVOC(揮発性有機化合物)を低減することができる。これらの特性を活かし、自動車の内外装意匠部品への採用が進んでいる。

 いすゞは、交通事故を低減するために常に先進的な安全装置を搭載したトラックを開発しており、車両や歩行者などを検知するレーダーのカバーに電気特性にも優れたDURABIOが採用された。DURABIOの塗装レスのカバーを採用することで塗料によって電波が遮へいされる懸念がなく、検知エリアや感度の質を維持することが可能。また、外装材に求められる耐衝撃性や耐候性といった物性に加え、環境配慮型の素材である点が、いすゞの地球環境と社会の持続可能な発展に貢献するというCSRの考え方に合致することからも評価された。

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