292psの1.8Lターボを搭載 アルピーヌA110の高性能版「A110S」が本国デビュー!
- 2019/06/14
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MotorFan編集部
6月13日、アルピーヌはミッドシップ2シーターの「A110」に高性能版となる「A110S」を設定したと発表。欧州市場では6万6500ユーロ(約811万円)で販売され、10月よりデリバリーがはじまる予定だ。
標準モデルより40psパワーアップ! 0-100km/h加速は4.4秒
A110のモデルラインナップに新たに追加されたA110Sに搭載する1.8L直列4気筒ターボエンジンは、標準車A110のエンジンをベースに、ブースト圧を0.4bar高めたことによって292psと320Nmを発揮。
最高出力の値は標準のA110用エンジンのそれを40ps上回る。最大トルクの値は標準モデルのそれと変わらない。このハイスペックエンジンを原動力に、4.4秒の0-100km/h加速タイム、260km/hの最高速度を実現している(標準のA110はそれぞれ4.5秒、250km/h)。
サスペンションも専用にセッティングされ、スプリングのレートは50%硬めに設定。これに伴いダンパーも最適化されている。専用サスペンションの搭載により、車高は4mmローダウンされた。タイヤはミシュランのパイロットスポーツ4で、サイズはフロントが215/40R18、リヤが245/40R18となっている。組み合わせる「GT Race」ホイールはダークフィニッシュ仕様だ。
内外装はオレンジの差し色が特徴的だ。外観ではブレーキキャリパーやリヤピラーのフラッグディテールに、内装ではステアリングホイールの12時位置のマーキングやシートステッチなどに用いられ、A110S独特の表情が演出されている。
なお、A110Sには光沢仕上げのカーボンファイバールーフやFuchs製鍛造アロイホイール、サベルト製のカーボンファイバーシートがオプション設定されている。
「アルピーヌA110S」主要諸元
・全長×全幅×全高:4180×1798×1248mm
・ホイールベース:2419mm
・フロントトレッド:1556mm
・リヤトレッド:1553mm
・車両重量:1114kg
・エンジン:1.8L直列4気筒ターボ(292ps/6400rpm、320Nm/2000-6400rpm)
・トランスミッション:7速DCT
・フロントブレーキ:4ピストンキャリパー&320mmディスク
・リヤブレーキ:シングルピストンキャリパー&320mmディスク
・タイヤサイズ:(前)215/40R18、(後)245/40R18
・0-100km/h加速:4.4秒
・最高速度:260km/h
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