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【2023年最新】ETCカードおすすめ人気ランキングTOP15!作り方・選び方も解説

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この記事では、ETC車載器による無線通行に欠かせないETCカードのおすすめ15選を紹介!

いまや90%を超える使用率と言われるETC車載器ですが、その料金収受に必須となるETCカードのおすすめ15種類をピックアップしています。

スムーズな料金収受だけでなく、年会費のリーズナブルさやポイント還元など、お得に使えるETCカードを選んで快適なカーライフに繋げてみましょう。

ETCカードおすすめ人気ランキングTOP15

ここでは、ドライバーに人気のETCカードおすすめ15選を紹介します。

ETCカード選びのポイントは、発行手数料や年会費などのコスト、ポイントの還元率、特典や付帯サービス、発行スピードなど様々なポイントがあります。

ETCカードは、クレジットカードに付帯する機能のひとつとして扱われるため、ドライバーの多彩なニーズに応えられるよう、クレジットカード会社が直接発行するものから量販店や携帯電話会社などの提携企業が発行するクレジットカードを揃えてみました。

ETCカードおすすめ1. 楽天カード

楽天カード
楽天カードは、楽天が発行するクレジットカードで年会費永年無料となっているのが大きな特徴です。

ENEOSでの給油や戦車などでポイントが最大で1.5倍貯まるほか、同社が運営する医療保険や損害補償保険の優待などにも対応するなど、多彩な特典が受けられるのも特徴です。

基本的なポイント還元は1%となっていますが、同社が運営する楽天市場での買い物ならいつでも3倍のポイント還元が受けられるのでドライブだけでなく、ネット通販をよく利用する人ならお得に使いこなせるカードと言えます。

カード会社楽天カード株式会社
カード名楽天カード
発行手数料無料
年会費無料
ポイント還元率1.00%〜
発行日数約1週間~
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
・国内在住
公式サイト楽天カード株式会社 公式サイト

ETCカードおすすめ2. イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、イオングループが発行するクレジットカードです。

クレジットカード機能に加え、イオン銀行の口座、電子マネーのWAOMといった3枚のカードが一体化されているため、複数のカードを持ち歩く必要もなくお財布をすっきりまとめたい人にもおすすめです。

ETCカードは、専用カードが発行される仕組みを持っており発行手数料と年会費が無料となっているほか、車両損傷のお見舞い制度が付いてくるもの魅力と言えます。

カード会社イオンクレジットサービス株式会社
カード名イオンカードセレクト
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率0.50%〜
発行日数当日〜
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
公式サイトイオンクレジットサービス株式会社 公式サイト

ETCカードおすすめ3. JCB CARD W

JCB CARD W
JCB CARD Wカードは、JCBが発行する39歳以下・Web入会限定のクレジットカードでETCカードの追加にも対応しています。

ポイントの獲得率は、いつでも通常カードの2倍が付与されるほか、JCBのパートナー企業を利用することで最大20倍ものポイントが付与されるといったポイントの貯めやすさが特徴です。

旅行時の死傷を補償する旅行損害保険のほか、航空機遅延時の費用を保証してくれる国内・海外航空機遅延保険などが付帯されるため、公共交通機関を使った旅行に行く機会が多い人にもおすすめです。

カード会社株式会社ジェーシービー
カード名JCB CARD W
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率0.60%〜
発行日数3営業日〜
申し込み資格・18歳以上39歳以下(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
公式サイト株式会社ジェーシービー 公式サイト

ETCカードおすすめ4. Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINTは、オリコが発行する発行手数料・年会費ともに無料のクレジットカードです。

ポイント還元率は基本的に1%となっていますが、入会から6ヶ月は2%にアップするほか、ETCカードや最大3枚まで発行可能な家族カードの使用時もポイントが付与されるのがうれしいポイントです。

iDとQUICPayをダブル搭載するなど、電子決済にも幅広く対応するほか、万が一の紛失や盗難時の損害を補償してくれる紛失・盗難保障が付帯するなど、より安心便利に使いこなすための機能や特典も充実しています。

カード会社株式会社オリエントコーポレーション
カード名Orico Card THE POINT
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率1.00%〜
発行日数8営業日〜
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
公式サイト株式会社オリエントコーポレーション 公式サイト

ETCカードおすすめ5. dカード

dカード
dカードは、ドコモが発行するクレジットカードです。

毎月の携帯電話料金はもちろん、ETCの利用や家族カードなどで利用された金額に応じてdポイントが付与されるため、ドコモユーザーならポイントが貯めやすいのが特徴です。

万が一の盗難や紛失、偽造などによって不正利用が発生した場合、最大90日まで遡って損害を補償してくれる会員保障制度が付帯するので安心して利用することができます。

初年度の年会費は無料となっていますが、2年目以降は1度でもETC利用があれば年会費無料となり、利用がない場合は550円の年会費が掛かります。

カード会社株式会社NTTドコモ
カード名dカード
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率1.00%〜
発行日数2週間~1ヶ月
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
・個人名義である
・本人名義の口座を支払い口座として設定できる
・その他NTTドコモが定める条件を満たしている
公式サイト株式会社NTTドコモ 公式サイト

ETCカードおすすめ6. 三井住友カード

三井住友カード
三井住友カードは、SMBCグループが発行するクレジットカードです。

クレジットカード単体なら当日に発行されるといったスピード感の高さに加え、旅行時の損害を補償する最大2000万円の充実した旅行傷害保険を付帯するなど安心感もプラスされています。

ポイント還元は、通常0.5%となっていますが、大手コンビニチェーンやファストフード店などでの利用は+2%、対象店舗をあらかじめ登録しておくと+0.5%が上乗せされるなど、日頃の買い物で利用する機会が多い人ほどお得なカードと言えます。

カード会社三井住友カード株式会社
カード名三井住友カード
発行手数料
年会費1,250円+税
ポイント還元率0.5%〜
発行日数3営業日〜
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
公式サイト三井住友カード株式会社 公式サイト

ETCカードおすすめ7. イオンカード(WAON一体型)

イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)は、イオングループが発行するクレジットカードです。

クレジットカード機能に加え、電子マネーのWAOMが一体化されているため、買い物でクレジットカードや電子決済を頻繁に利用する人におすすめです。イオン銀行を利用している人の場合は、キャッシュカード機能付きの「イオンカードセレクト」がおすすめです。

なお、ETCカードは、専用カードが発行される仕組みを持っており発行手数料と年会費が無料となっているほか、車両損傷のお見舞い制度が付いてくるもの魅力と言えます。

カード会社イオンクレジットサービス株式会社
カード名イオンカード(WAON一体型)
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率0.50%〜
発行日数当日〜
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
公式サイトイオンクレジットサービス株式会社 公式サイト

ETCカードおすすめ8. ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラのポイントカードとJR東日本グループが発行するビューカードとSuica機能が一体化されたクレジットカードです。

Suicaにビューカードからチャージすることで1.5%のポイント還元が行われるうえ、ビックカメラやコジマ、ソフマップなどグループ企業でチャージしたSuica残高で支払いを行うことで現金と同率の10%ポイントが付与されるため、家電量販店を頻繁に利用する人ならポイントが貯めやすいカードと言えます。

ETCカードの発行にも対応しており、ETCの支払いに対してもポイントが付与されますが、年会費はクレジットカードとは年額540円が必要となります。

カード会社株式会社ビューカード
カード名ビックカメラSuicaカード
発行手数料
年会費477円+税
ポイント還元率1.00%〜
発行日数1週間~
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
・国内在住
公式サイト株式会社ビューカード 公式サイト

ETCカードおすすめ9. Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
「Orico Card THE POINT」カードのゴールドカードとして位置付けられるのがこの「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」カードです。

基本的な機能やサービスは「Orico Card THE POINT」カードと変わりませんが、iDとQUICPayといった電子決済を行うとポイント還元率が+0.5%されるほか、ショッピングリボを利用すると+0.5%加算されるなどポイント優遇が行われているのが特徴です。

また、国内旅行や海外旅行中の負傷を補償してくれる旅行傷害保険が付帯するほか、会員制クラブ「Orico Club Off」の会員として、宿泊施設やレジャー施設などが優待価格で利用できるなど充実した福利厚生も魅力と言えます。

カード会社株式会社オリエントコーポレーション
カード名Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
発行手数料
年会費1,806円+税
ポイント還元率1.00%〜
発行日数8営業日〜
申し込み資格・20歳以上
・安定した収入がある
公式サイト株式会社オリエントコーポレーション 公式サイト

ETCカードおすすめ10. dカード GOLD

dカード GOLD
dカード GOLDは、「dカード」のゴールドカードに位置付けられるクレジットカードです。

月々のドコモ利用料金やdTVやdマガジンなどのドコモ月額利用サービスなどの利用料金に対して10%のポイントが還元されるなど、高いポイント還元率を誇っています。

加えて、ドコモで購入した携帯電話の紛失や盗難、修理不能などに陥ってしまっても最長3年間、最大10万円まで補償してくれる「ケータイ補償」が付帯されるのでドコモユーザーにおすすめです。

カード会社株式会社NTTドコモ
カード名dカード GOLD
発行手数料
年会費9,091円+税
ポイント還元率1.00%〜
発行日数2週間~1ヶ月
申し込み資格・20歳以上(学生を除く)
・個人名義である
・本人名義の口座を支払い口座として設定できる
・その他NTTドコモが定める条件を満たしている
公式サイト株式会社NTTドコモ 公式サイト

ETCカードおすすめ11. セブンカード・プラス

セブンカード・プラス
セブンカード・プラスは、クレジットカード機能と電子マネーの「nanaco」が一体化されたクレジットカードです。

セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループでのお買い物はもちろん、ETCカードの利用でもポイントが付与され、直接nanacoの電子マネーに交換して利用できるお手軽さが特徴です。

毎月8のつく日にイトーヨーカドーでお買い物をすると、食料品や衣料品、住まいの品のほとんど全品が5%引きとなるため、日頃から利用している人ほどお得なカードと言えます。

カード会社株式会社セブン・カードサービス
カード名セブンカード・プラス
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率0.50%〜
発行日数2週間~
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
公式サイト株式会社セブン・カードサービス 公式サイト

ETCカードおすすめ12. JCBプラチナ

JCBプラチナ
JCBプラチナは、JCBが発行するプラチナカードです。

24時間365日利用可能なプラチナコンシェルジュデスクの専任スタッフが旅の手配やゴルフ場、レストランの案内などを行ってくれるなど、プラチナカードならではの充実したサービスが受けられるのが大きな特徴です。

国内や海外を問わず、最高1億円まで補償される旅行傷害保険が付帯されるほか、航空機の遅延に対する補償、さらに世界中の空港ラウンジが無料で利用できるなど、安心かつ快適な旅を演出してくれるサービスも充実しています。

ETCカードは、追加発行扱いになりますが、年会費無料で利用することが可能です。

カード会社株式会社ジェーシービー
カード名JCBプラチナ
発行手数料
年会費25,000円+税
ポイント還元率0.10%〜
発行日数3営業日〜
申し込み資格・25歳以上(学生を除く)
・本人に安定継続収入がある
公式サイト株式会社ジェーシービー 公式サイト

ETCカードおすすめ13. au PAY カード

au PAY カード
au PAY カードは、スマホがauでなくても入会可能な年会費無料のクレジットカードです。

auの利用料金はもちろん、ショッピングやETC利用でもポイントが貯まるため、有料道路の利用やショッピングでクレジットカードを利用するauユーザーならポイントが貯めやすいカードと言えます。

貯めたポイントは、au PAYカードやau携帯電話の支払いをはじめ、au PAYの残高にチャージしたりオプション購入費に充てたりできるなど、幅広い用途に利用できるのも大きな特徴です。

カード会社auフィナンシャルサービス株式会社
カード名au PAY カード
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率1.00%〜
発行日数4日〜
申し込み資格・個人利用のau IDを持っている
・18歳以上(高校生を除く)
・本人または配偶者に定期収入がある
公式サイトauフィナンシャルサービス株式会社 公式サイト

ETCカードおすすめ14. JCB CARD W plus L

JCB CARD W plus L
JCB CARD W plus Lカードは、「JCB CARD W」カードと同機能を持った39歳以下の女性向けクレジットカードです。

基本的に機能やサービスに変わりはありませんが、女性の「キレイ」を応援する情報を発信サイト「LINDAリーグ」や女性特有の疾病に備える「女性疾病保険」に任意加入できるといった+αのサービスが付帯されています。


ETC専用カードは、会員専用WEBサービスから申し込むことができ、約1週間と比較的スピーディーに発行することができます。

カード会社株式会社ジェーシービー
カード名JCB CARD W plus L
発行手数料
年会費無料
ポイント還元率0.60%〜
発行日数3営業日〜
申し込み資格・18歳以上39歳以下(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
公式サイト株式会社ジェーシービー 公式サイト

ETCカードおすすめ15. 三井住友カード プラチナプリファード

三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カード プラチナプリファードは、「三井住友カード」カードのプラチナカードに位置付けられるクレジットカードです。

ポイント還元率に特化したプラチナカードと謳われている通り、通常のポイント還元率は1%となっていますが、プリファードストアと呼ばれる特約店での利用に対し+1%~9%のポイント還元を行っているのが大きな特徴です。

最高5000万円といった高額の海外・国外旅行損害保険や年間500万円までのお買い物安心保険が付帯されるほか、外貨ショッピング利用特典として2%のポイントが付与されるなど、海外旅行を楽しむ機会が多い人ならポイントが貯めやすいカードと言えます。

カード会社三井住友カード株式会社
カード名三井住友カード プラチナプリファード
発行手数料
年会費30,000円+税
ポイント還元率1.00%
発行日数3営業日〜
申し込み資格・原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
※三井住友カード プラチナプリファード独自の審査基準により発行
※インビテーションは不要
公式サイト三井住友カード株式会社 公式サイト

ETCカードとは?

ETCカードとは、ETC車載機に挿し込んで利用する料金収受用のカードです。

一般的には、クレジットカードと紐付けられて発行されるため、通行料金はクレジットカードの引き落とし日に一括して支払う仕組みとなっています。

クレジットカードと同様、ETCカードには有効期限が設けられており、有効期限が切れてしまうとETCレーンの通行ができなくなるので注意が必要です。

ETCとは?

ETCとは、Electronic Toll Collection Systemの頭文字をとったもので、「ノンストップ自動料金収受システム」とも呼ばれています。

  • ETCカードを作るメリット
  • ETCカードは『一体型/ETC専用/ETCパーソナルカード』の3種類
  • ETCカードを使うにはETC車載器が必要

ETCカードを作るメリット

ETCカードの必要性やメリットは大きく4つ挙げられます。

ETCカードのメリット

  • ETCレーンをノンストップで通行できる
  • ETCを対象とした割引制度が使える
  • 利用状況に会わせてポイントが貯まる
  • 利用履歴を一括管理できる

ETCカードを作成した場合に得られる最大のメリットは、ETCレーンをノンストップで通行でき、その利用状況も一括管理できる手軽さにあります。

その他にもETCによる無線通行に適用される各種割引制度が使えたり利用額などに合わせてポイントが貯まったりと、よりお得に通行できるのも大きなメリットと言えます。

いまやETCの利用率は93%を超えており、高速自動車道や自動車専用道路の料金所では一般レーンよりもETCレーンの方が多いケースがほとんどです。交通の円滑化にも寄与でいるETC車載器とETCカードは、現代ドライバーの必携ツールと言えます。

参照:国土交通省の「ETCカードの利用状況」

ETCカードは『一体型/ETC専用/ETCパーソナルカード』の3種類

ETCカードには『一体型/ETC専用/ETCパーソナルカード』の3種類があります。それぞれの特徴について比較紹介します。

クレジットカード一体型

クレジットカード一体型のETCカードとは、クレジットカードにETCカード機能が埋め込まれたETCカードです。

1枚のカードで日頃の買い物はもちろん、ETC車載器に挿し込めばETCレーンが通行できるなど、手軽に使えるのが大きな魅力です。ただし、車載器に挿したまま自動車から離れると大きなリスクに繋がるので注意が必要です。

ETC専用カード

ETC専用カードは、クレジットカード会社から発行されるETCの料金収受に特化したカードです。

母体となるクレジットカードとETCカードが別々に発行されるため、買い物はいつものクレジットカード、ETCによる料金収受は専用カードといった具合に使い分けをしたい人におすすめです。

なお、ETCの利用料金は母体となるクレジットカードと同じタイミングで引き落としや払い込みが必要となります。

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは、高速道路会社6社が共同発行するETCカードでクレジット契約を必要としないのが大きな特徴です。

発行には「デポジット」と呼ばれる最低2万円の供託金が必要となりますが、クレジット契約が不要ということに加え、あらかじめ設定したデポジット以上の利用を抑えられるメリットがあります。なお、デポジット額は、毎月の利用料金に対して約4倍を目安に設定する必要があります。

利用料金は、前月の利用分が一括で引き落とされる仕組みを持っていますが、デポジットに対して利用した通行料金が80%を超えると利用停止となる点に注意が必要です。

ETCカードを使うにはETC車載器が必要

ETCカードを使ってETCレーンをノンストップで通行するためには、ETC車載器が必要になります。あらかじめセットアップ済みのETC車載器を自動車に取り付け、ETCカードを差し込んでおきましょう。

なお、ETC車載器には様々な種類が存在していますが、これから購入するなら最新のETC2.0対応モデルがおすすめです。

参考:ETC車載器の選び方やおすすめ機種は「ETC車載器おすすめランキング20選|選び方や使い方も解説

ETCカードの作り方・使い方

ETCカードは、料金収受を伴うカードといった性質上、あらかじめ発行手続きを行う必要があります。

カードの発行手続きは、クレジット契約を伴ったりデポジットが必要だったりと申し込むカードの種類によって異なりますので、ここで各種カードの申し込み方法や必要なもの、カード到着後に行うことなどをまとめてみました。

  • ETCカードの申し込み方法
  • ETCカードの申し込みに必要なもの
  • ETCカードが届いた後にすべきこと

ETCカードの申し込み方法

ETCカードの申し込みは、大きく分けてクレジットカード会社が発行するETCカードを申し込む方法高速道路6社が共同発行するETCパーソナルカードに申し込む方法の2つがあります。

クレジットカード会社が発行するETCカードは、発行を希望するクレジットカード会社のWebサイトや窓口から申し込むことができるほか、資料請求を行って郵送で申し込むことが可能です。なお、クレジットカード会社のETCカード発行には、所定の審査が必要となります。

ETCパーソナルカードの申し込みは、公式サイトから申し込むことができます。クレジットカードのような加入審査はありませんが、デポジット額を決めるために月の平均利用額情報が必要となります。大まかで構わないので過去の利用状況などを確認しておきましょう。

ETCカードの申し込みに必要なもの

ETCカードの申し込みに必要なものですが、これもクレジットカード会社発行のETCカードとETCパーソナルカードでは用意するものが異なります。

クレジットカード会社発行のETCカードの申し込みには、所定の申込書への記入や運転免許証をはじめとする身分証明書が必要となります。キャッシングを利用する場合は、年収を証明する書類などが必要となる場合もあります。詳しくはクレジットカード会社のアナウンスで確認しましょう。

ETCパーソナルカードは、公式のWebサイトから申し込むか電話で申込用紙を取り寄せて郵送で申し込みを行ないます。申し込みが完了するとデポジットの振込用紙が送付されてくるのでコンビニや金融機関からデポジットを振り込みます。事務局によってデポジットの入金確認が行われるとETCパーソナルカードが送られてくる仕組みとなっています。

ETCカードが届いた後にすべきこと

ETCカードが手元に届いたらETC車載器に挿し込むことで無線通行が可能となります。ただし、ETC車載器のセットアップが済んでいない場合はETCレーンの通過が行えないので必ず確認しておきましょう。

また、ETCカードには有効期限が設けられています。到着してすぐに有効期限が切れるということはありませんが、期限が過ぎるとETCレーンが開かず思わぬ事故につながる危険性もありますのでETC車載器にセットする前に確認しておきましょう。

なお、ETCカードは盗難被害などに遭うと悪用される危険性が極めて高いため、有料道路を利用しない場合は抜いておきましょう。

ETCカードの選び方【ポイント4つ】

以下では、ETCカードを選ぶ際の基準・ポイントをご紹介します。

  • 発行手数料と年会費がお得な会社から選ぶ
  • ポイント還元率が高いカードなら乗れば乗るほどお得!
  • 特典や付帯サービスがあれば、ドライブ以外でもお得!
  • スグに使いたいなら発行スピードも重視する

発行手数料と年会費がお得な会社から選ぶ

クレジットカード会社が発行するETCカードは、発行会社が定める発行手数料や年会費などが必要になるケースもあります。

年会費は、一般的なカードやゴールドカードなど、グレードによって異なるケースも少なくありません。しかし、クレジットカードとETCカードを同時に発行したり、ガソリンスタンドや量販店といった具合に提携企業が窓口となって発行するカードを作成したりすることで永年無料となるものもあります

年会費は、ETCカードを持ち続ける限り発生するコストとなるため、長期にわたって使い続ける場合は、できるだけお得に使えるカードを選ぶのがおすすめです。

またキャンペーンなどで発行手数料が無料となっているケースも多いため、ETCカード作成前にしっかりと情報をキャッチしておきましょう。

ポイント還元率が高いカードなら乗れば乗るほどお得!

ETCカードは、クレジットカードと同様、利用額に合わせてポイントが加算されるといったサービスが設けられていることがほとんど。

ポイント還元率が高いETCカードを選ぶことも大切ですが、買い物や現金還元、アイテムとの交換など、ポイント使用の選択幅が広いものや普段の買い物などで頻繁に使うポイントが付与されるものを選ぶのがおすすめです。

特典や付帯サービスがあれば、ドライブ以外でもお得!

ETCカードの中には、ポイント還元以外にもお得な特典やサービスが受けられるものも多く存在しています。

例えば、ETCを利用すると通常の数倍以上のポイントが付与されたり、提携企業での買い物や給油でポイントが上乗せされたりするといったカードがその代表です。

さらに国内や海外旅行時における事故やケガ、盗難被害などに備える保険が無料で付帯されたり、スマホの紛失や盗難保険が付帯されたりするといったカードも存在しています。

せっかくETCカードを作るなら、ポイント還元だけでなく付帯サービスにも注目して選びたいですね。

スグに使いたいなら発行スピードも重視する

ETC車載器を搭載した自動車を買ったらスグにドライブに出かけたい。と思うのがドライバー心理だと思います。

クレジットカード会社が発行するETCの場合、最短で即日発行に対応しているものや数日以内に届くといったものもあります。発行までの目安は、各社のWebサイトなどで確認できるので、できるだけ早く使いたいという場合は発行スピードを重視して選ぶのもおすすめです。

ご紹介したおすすめETCカードのスペック比較表

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ETCカード名楽天カードイオンカードセレクトJCB CARD WOrico Card THE POINTdカード三井住友カードイオンカード(WAON一体型)ビックカメラSuicaカードOrico Card THE POINT PREMIUM GOLDdカード GOLDセブンカード・プラスJCBプラチナau PAY カードJCB CARD W plus L三井住友カード プラチナプリファード
発行手数料無料
年会費無料無料無料無料無料1,250円+税無料477円+税1,806円+税9,091円+税無料25,000円+税無料無料30,000円+税
ポイント還元率1.00%〜0.50%〜0.60%〜1.00%〜1.00%〜0.5%〜0.50%〜1.00%〜1.00%〜1.00%〜0.50%〜0.10%〜1.00%〜0.60%〜1.00%
発行日数約1週間~当日〜3営業日〜8営業日〜2週間~1ヶ月3営業日〜当日〜1週間~8営業日〜2週間~1ヶ月2週間~3営業日〜4日〜3営業日〜3営業日〜
申し込み資格・18歳以上(高校生を除く)
・国内在住
・18歳以上(高校生を除く)・18歳以上39歳以下(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
・18歳以上(高校生を除く)・18歳以上(高校生を除く)
・個人名義である
・本人名義の口座を支払い口座として設定できる
・その他NTTドコモが定める条件を満たしている
・18歳以上(高校生を除く)・18歳以上(高校生を除く)・18歳以上(高校生を除く)
・国内在住
・20歳以上
・安定した収入がある
・20歳以上(学生を除く)
・個人名義である
・本人名義の口座を支払い口座として設定できる
・その他NTTドコモが定める条件を満たしている
・18歳以上(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
・25歳以上(学生を除く)
・本人に安定継続収入がある
・個人利用のau IDを持っている
・18歳以上(高校生を除く)
・本人または配偶者に定期収入がある
・18歳以上39歳以下(高校生を除く)
・本人または配偶者に安定継続収入がある
・原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
※三井住友カード プラチナプリファード独自の審査基準により発行
※インビテーションは不要

【Q&A】ETCカードについて多い質問

以下では、ETCカードについて多い質問・疑問に回答します。

  • ETCカードは審査なしでも作れる?
  • ETCカードの利用明細はどのように確認するの?
  • ETC車載器がなくてもETCカードで高速料金を支払える?

Q. ETCカードは審査なしでも作れる?

ETCの無線通行における利用料金は後払いとなり、クレジットカードのように後日利用料金が引き落としされる仕組みとなっています。基本的にクレジットカード会社との契約が必要となるため、クレジットカード会社所定の審査が必要となります。

もし、クレジットカードを作成したくない場合や審査に不安がある場合は「ETCパーソナルカード」と呼ばれるETCカードを作成するのがおすすめです。このカードは、あらかじめ一定のデポジットを納めておくことで取得できるカードとなり、利用料金は登録口座から後日引き落としされる仕組みとなっています。

手軽に入手できる一方、最低2万円のデポジットが必要になります。それに加え、未決済残高がデポジットに対して70%を超えるとデポジットの増額が必要になり、さらに80%を超えると利用停止となる点に注意が必要です。

Q. ETCカードの利用明細はどのように確認するの?

ETCカードの利用明細は、「ETC利用照会サービス」から確認できるほか、SAやPAに設置されているプリンターにETCカードを差し込むことでプリントすることができます。

また、確認までにタイムラグは生じますが、クレジットカード会社から発行される利用明細所からも利用日時や通行箇所などを確認することができます。

Q. ETC車載器がなくてもETCカードで高速料金を支払える?

ETCレーンが設けられている高速自動車道や自動車専用道路の場合、ETC車載器が無くても一般レーンでETCカードを収受員に渡すことで支払いを行うことができます

ただし、深夜や休日割引といった各種割引、地域を限定した周遊割引といったお得なサービスはETC車載器を使った無線通行が適用条件となるため、一般レーンで現金やクレジットカードで支払う額と同額の通行料金がかかる点に注意が必要です。

ETCカードは口コミ・評判も参考にして購入しよう

ETCカードは、実際に試して作成することが非常に難しいため、実際に使っているユーザーの口コミや評価・評判が大きな判断材料になります。

無線通行に利用するといったシンプルなアイテムとなりますが、ETCカードによって年会費やポイント還元率が大きく異なるケースも珍しくありませんので利用頻度が同じようなユーザーの口コミ・評判を参考にしながら、自分に合ったETCカードを選びましょう。

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