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電気自動車(EV)おすすめ20選|日産、テスラ、アウディなど

この記事では、環境にやさしい自動車の形を実現した電気自動車(EV)おすすめ車種を紹介!

地球環境にやさしく、ガソリンの燃費に相当する電費もお得で家計にも優しい電気自動車。将来的にはガソリン車と置き換わるとされている近未来の自動車をいち早く体験してみたい人に最適なモデルをピックアップしています。

電気自動車(EV)とは?

電気自動車(EV)とは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を持たず、電気を動力源としたモーターによって走行を行う自動車です。

内燃機関を持たないため、二酸化炭素や窒素酸化物といった地球環境や人体に影響があるとされる物質が排出されない環境に優しい自動車として注目を集めています。

自動車を動かす動力源となる電気は、ディーラーはもちろん家庭や商業施設などで充電が可能で、その充電スポットは電気自動車の普及に伴って急速に数を増やしつつあります。

加えて、モデルによって異なりますが、満充電状態で300~500Kmとガソリン車の燃料満タン状態とほぼ同じ水準の航続距離を持っているモデルも登場してきています。日常使いはもちろんレジャーなどで遠出をする機会が多い人でも安心して乗りこなせるようになったのも大きな魅力です。

電気自動車(EV)のメリット

地球環境にやさしいとされる電気自動車ですが、ここでは具体的なメリットをご紹介。地球環境だけでなく、人にも優しいとされるポイントを抑えておきましょう。

電気自動車(EV)のメリット

  • 二酸化炭素(CO2)を排出しないので環境に優しい
  • 走行音と振動がほとんどないので乗り心地が快適
  • 充電は自宅でも外出先でもOK!電気代もお得
  • 購入時の補助金制度や減税など優遇策が充実

二酸化炭素(CO2)を排出しないので環境に優しい

電気自動車が注目を集める最大の理由は、内燃機関を持たないことから排気ガスが発生しないという点にあります。

自動車の排気ガスには、温室効果を持つ二酸化炭素や光化学スモッグの原因となる物質を生成する炭化水素、そして人体に有害とされる窒素酸化物などが多く含まれます。

走行中、これらの物質を一切排出しない電気自動車は、地球環境はもちろん人体にも優しい乗り物として注目を集めています。

走行音と振動がほとんどないので乗り心地が快適

エンジンを搭載する自動車は、エンジン内部で燃焼を繰り返すといった性質上、どうしても振動や騒音が生じ、回転数を上げれば上げるそれらは大きくなってしまいます。

それに対し、電気自動車は電気の力によってモーターを駆動させるといった仕組みを持っているため、音も静かで走行音もほとんど気にならないレベルにまで抑えられています。

また、燃焼に伴う振動も発生しないため、静かで乗り心地が良いのも大きな特徴です。

充電は自宅でも外出先でもOK!電気代もお得

電気自動車の動力源となる電気の充電は、ディーラーや商業施設、公共施設のほかにも自宅で行うことも可能。電気自動車の普及を促進するため、充電スポットは急激に数を増やし、都市部はもちろん郊外でも比較的容易に充電することが可能です。

気になる費用ですが、例えば自宅で40kWhのバッテリーを残量がほとんどない状態から満充電した場合、概ね1,000円の充電が可能(※1)。モデルによって異なりますが、満充電で走行できる距離はガソリン車の燃料満タン時とほぼ同じかやや少ない程度となるため、大幅にお得な金額で走行することが可能です。

外出先での充電は、急速充電を利用するとやや割高となりますが、それでも1分あたり10~50円、普通充電であれば1分あたりで無料~8円程度での充電が可能となっています。

※1 1kWhあたり25円と想定

購入時の補助金制度や減税など優遇策が充実

ガソリン車と比較すると車体そのものは割高になりがちな電気自動車ですが、国や自治体によって購入時の補助金制度や減税といった優遇制度が設けられています。それによって新車購入時や維持費など、負担額の差が大きく縮まっています。

新車購入時の補助金は、国産車や外国産者を問わず受けられる環境省の事業をはじめ、国産車を対象とした経済産業省の事業、そして住んでいる自治体が独自の事業から受けられます。

また、自動車購入時に課せられる税金となる「環境性能割」ですが、電気自動車は非課税となっているほか、毎年課税される「自動車税」においても優遇が受けられるといったメリットも存在しています。

電気自動車(EV)の選び方|満足度を高めるポイント

以下では、電気自動車を選ぶ際に注目したいポイントについて紹介します。

電気自動車(EV)の選び方

  • 満充電で走行できる航続距離が長いほど快適
  • ディーラーが近くにあるとメンテナンスや修理も安心
  • バッテリーの保証が充実したモデルを選ぶと安心

満充電で走行できる航続距離が長いほど快適

電気自動車は、ガソリンや軽油の給油とは異なり、急速充電を使っても電源を繋いでから満充電できるまでにやや時間が掛かります。

そのため、一度の充電で走行できる航続距離が長ければ長いほど、目的地に到着して帰ってくるまでの充電回数を省くことができ、結果として快適さに繋がります。

バッテリー容量が大きいことはもちろん、ガソリンや軽油の「燃費」に相当する「電費」の良いモデルを選ぶことで長い航続距離を得ることができます。

ディーラーが近くにあるとメンテナンスや修理も安心

電気自動車は、エンジンを搭載した自動車と比べると歴史が浅いため、メンテナンスや修理といった購入後のサポートはディーラーで行われることがほとんどです。

販売網が充実している国内メーカーのモデルであればディーラーが近くにある場合がほとんどですが、主に輸入車など販売網が限られているメーカーのモデルを選ぶ場合は、万が一の時に対応可能なディーラーが近くにあることを確認してから購入するのがおすすめです。

バッテリーの保証が充実したモデルを選ぶと安心

電気自動車に搭載されるバッテリーは高性能かつ大容量なものとなりますが、充放電の繰り返しや経年によって劣化していく性質があります。とはいえ、非常に高価で手軽に交換できるものではありませんので、補償される期間や距離が長いモデルを選ぶことが重要です。

ただし、どこまで劣化した場合に補償が受けられるかといった基準はメーカーによって異なります。補償期間や距離だけに捉われず、補償の受けやすさも視野に入れておきましょう。

電気自動車(EV)おすすめ車種20選

以下では、電気自動車(EV)のおすすめ車種を紹介します。

電気自動車おすすめ1. 日産 アリア

日産 アリア
日産EVの最上級モデルで、しばらく受注停止になっていましたが、2024年3月に「NISIMO」を発表するとともに、「B6 e-4ORCE」、「B9 2WD」、「B9 e-4ORCE」、「B9 e-4ORCE プレミア」の販売を開始。

「B6」は容量66kWhの駆動用バッテリーを積み、「B9」は91kWhを搭載。後続距離は、仕様と駆動方式(e-4ORCEは4WD)により異なり、460〜610km。

後席は足元、頭上空間ともに十分に広く、シートサイズも大きめです。荷室容量は4WDが466L、2WDが408Lとなっています。

メーカー日産
車種アリア
モデル・グレードB6
全長×全幅×全高4595×1850×1655mm(プロパイロット2.0装備車 1665mm)
車両重量1920kg
乗車定員5人
最小半径5.4m
電力消費率166Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)470km(WLTCモード)
総電力66kWh
最高出力160kW(218PS)/5950~13000rpm
最大トルク300N・m(30.6kgf・m)/0~4392rpm
価格(税込)6,590,100円
公式サイト日産自動車(NISSAN)公式サイト

電気自動車おすすめ2. 日産 リーフ

日産 リーフ
60kWhバッテリー搭載車は450km、40kWh搭載車は322kmの航続距離を確保し、使い方に応じて選択できます。

全車に省電力暖房システム、前席シートヒーターを備え、冬場でも快適なドライブが可能です。

アダプティブクルーズコントロールや車線維持機能などを組み合わせた「プロパイロット」や「リモート充電」、「乗る前エアコン(リモート)」を標準化し、駐車支線機能の「プロパイロットパーキング」や後席シートヒーターなどをオプション設定しています。

メーカー日産自動車(NISSAN)
車種リーフ
モデル・グレードX
全長×全幅×全高4480×1790×1560mm
車両重量1520kg
乗車定員5人
最小半径5.2m(17インチアルミホイール(メーカーオプション)を装着の場合は5.4m)
電力消費率155Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)322km(WLTCモード)
総電力40kWh
最高出力110kW(150PS)/3283~9795rpm
最大トルク320N・m(32.6kgf・m)/0~3283rpm
価格(税込)4,081,000円
公式サイト日産自動車(NISSAN)公式サイト

電気自動車おすすめ3. 日産 サクラ/三菱 eKクロス EV

日産 サクラ
三菱 eKクロス EV

基本的なメカニズムや車体は同じで、それぞれ独自の内外装デザインが与えられています。軽ハイトワゴンの利点である広々した頭上まわりと後席足元空間を確保し、4人乗車時でも余裕があります。

20kWhバッテリーを搭載し、WLTCモードの一充電走行距離は180kmで、軽ユーザーの1日あたりの走行距離50km以下(両社調べ)をカバー。

床下収納付きの荷室も広く、日常の買い物程度であれば十分に積載可能。給電機能の「V2L」、「V2H」にも対応しています。

メーカー日産自動車(NISSAN)
車種サクラ
モデル・グレードX
全長×全幅×全高3395×1475×1655mm
車両重量1070kg
乗車定員4人
最小半径4.8m
電力消費率124Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)180km(WLTCモード)
総電力20kWh
最高出力47kW(64PS)/2302〜10455rpm
最大トルク195N・m(19.9kgf・m)/0〜2302rpm
価格(税込)2,599,300円
公式サイト日産自動車(NISSAN)公式サイト

メーカー三菱自動車(MITSUBISHI MOTORS)
車種eKクロス EV
モデル・グレードG
全長×全幅×全高3395×1475×1655mm
車両重量1060kg
乗車定員4人
最小半径4.8m
電力消費率124Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)180km(WLTCモード)
総電力20kWh
最高出力47kW/2302〜10455rpm
最大トルク195N・m/0〜2302rpm
価格(税込)2,568,500円
公式サイト三菱自動車(MITSUBISHI MOTORS)公式サイト

電気自動車おすすめ4. トヨタ bZ4X/スバル ソルテラ

トヨタ bZ4X
スバル ソルテラ

トヨタとSUBARUの共同開発車で、内外装の違いのほか、bZ4Xは540km〜559km、ソルテラは487km〜567kmと若干航続距離も異なっています。

ソルテラの4WDには4段階調整式のパドルシフトが備わります。室内も広く、Dセグメントセダン並の前後席間距離を確保。荷室は上下2段式荷室ボードを上段にすれば441L〜452Lという大容量が得られます。

家電が使える「V2L」、EVを家庭用電源にできる「V2H」の給電機能に対応し、アウトドアや災害時に重宝します。

メーカートヨタ自動車(TOYOTA)
車種bZ4X
モデル・グレードZ(FWD)
全長×全幅×全高4690×1860×1650mm
車両重量1920kg
乗車定員5人
最小半径5.6m
電力消費率128km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)559km
総電力71.40kWh
最高出力150kW(203.9PS)
最大トルク266N・m(27.1kgf・m)
価格(税込)6,000,000円
公式サイトトヨタ自動車(TOYOTA)公式サイト

メーカースバル(SUBARU)
車種ソルテラ
モデル・グレードET-SS(FWD)
全長×全幅×全高4690×1860×1650mm
車両重量1910kg
乗車定員5人
最小半径5.6m
電力消費率126Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)567km(WLTCモード)
総電力71.4kWh
最高出力150kW/5379〜7500rpm
最大トルク266N・m/0〜5379rpm
価格(税込)6,270,000円
公式サイトスバル(SUBARU)公式サイト

電気自動車おすすめ5. レクサス RZ

レクサス RZ
レクサス初のBEV専用モデルで、スムーズな走りと高い静粛性が魅力です。四輪駆動力システム「DIRECT4」を搭載するAWDのみを設定。前後駆動配分を「100:0」~「0:100」の間で制御し、スムーズな発進性や操縦安定性に寄与しています。

航続距離は「RZ450e」が494km(20インチ装着車。18インチは534km)。「RZ300e」が599km(18インチ装着車。20インチは530km)。

室内は1000mmの前後席距離間を確保し、後席足元も広く、容量522Lに達する荷室も美点です。

メーカーレクサス(LEXUS)
車種RZ
モデル・グレードRZ300e
全長×全幅×全高4805×1895×1635mm
車両重量1990kg
乗車定員5人
最小半径5.6m
電力消費率120Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)599km(WLTCモード)
総電力71.40kWh
最高出力
最大トルク
価格(税込)8,200,000円
公式サイトレクサス(LEXUS)公式サイト

電気自動車おすすめ6. マツダ MX-30 EVモデル

マツダ MX-30 EVモデル
CX-30と同じ車体を使うCセグメントSUVで、容量35.5kWhという比較的小さめの駆動用バッテリーを搭載しています。

航続距離は256kmと若干短めですが、プラグインハイブリッドの「Rotary-EV」を設定することで長距離移動のニーズに応えています。

観音開きの「フリースタイルドア」を採用するなど、クーペクロスオーバーのスタイリッシュな外観も特徴です。

2022年秋の改良でAC1500W/AC150W電源の設定、「V2H」にも対応しました。

メーカーマツダ(MAZDA)
車種MX-30 EVモデル
モデル・グレードEV
全長×全幅×全高4395×1795×1565mm
車両重量1650kg
乗車定員5人
最小半径5.3m
電力消費率145Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)256km(WLTCモード)
総電力35.5kWh
最高出力107kW(145PS)/4500~11000rpm
最大トルク270N・m(27.6kgf・m)/0~3243rpm
価格(税込)4,669,500
公式サイトマツダ(MAZDA)公式サイト

電気自動車おすすめ7. ホンダ N-VAN e:

ホンダ N-VAN e:
ガソリン車のN-VANがベースで、乗降性や積載性の高さを損なうことなく電動化を実現しています。

「ラストワンマイル」などの輸送業に対応する一充電走行距離245kmを確保。充電時間は、6.0kWの普通充電で満充電まで約4.5時間、50kWの急速充電を使えば約30分で約80%までの充電が可能です。

商用、個人ニーズに応える4座タイプの「e:4L:」、アウトドアなどのレジャーに向く「e:FUN:」、ドライバー1名の乗車を想定した「e:G:」など4タイプを設定しています。

メーカー本田技研工業(HONDA)
車種N-VAN e:
モデル・グレードe:L4
全長×全幅×全高3395×1475×1960mm
車両重量1130kg
乗車定員2/4人
最小半径4.6m
電力消費率127Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)245km(WLTCモード)
総電力
最高出力47kW(64PS)
最大トルク162N・m(16.5kgf・m)
価格(税込)2,699,400円
公式サイト本田技研工業(HONDA)公式サイト

電気自動車おすすめ8. 三菱 ミニキャブ EV/日産 クリッパーEV

三菱 ミニキャブ EV
日産 クリッパーEV

日産クリッパーEVは、三菱ミニキャブEVのOEM版で、フロントグリルやバッジなどが異なる程度です。

航続距離は先代よりも約35%増の180kmを確保し、個別配送などの業務に対応しています。AC200V(15A)での普通充電で満充電までは約7.5時間、最大出力電流60A以上の急速充電を使うと、約42分で約80%まで充電が可能です。

AC100V、最大1500Wのアクセサリーコンセントを2シータータイプにオプション設定し、災害時などで家電などを使用できます。

メーカー三菱自動車(MITSUBISHI MOTORS)
車種ミニキャブ EV
モデル・グレードCD 20.0kWh 2シーター
全長×全幅×全高3395×1475×1915mm
車両重量1100kg
乗車定員2人
最小半径4.3m
電力消費率127Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)180km(WLTCモード)
総電力20kWh
最高出力31kW(42PS)
最大トルク195N・m(20kgf・m)
価格(税込)2,431,000円〜
公式サイト三菱自動車(MITSUBISHI MOTORS)公式サイト

メーカー日産自動車(NISSAN)
車種クリッパーEV
モデル・グレード2シーター(ルートバン)
全長×全幅×全高3395×1475×1915mm
車両重量1100kg
乗車定員2人
最小半径4.3m
電力消費率127Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)180km(WLTCモード)
総電力20kWh
最高出力31kW(42PS)
最大トルク195N・m(20kgf・m)
価格(税込)
公式サイト日産自動車(NISSAN)公式サイト

電気自動車おすすめ9. メルセデス・ベンツ EQA

メルセデス・ベンツ EQA
Cセグメント級SUVで、2024年4月に大幅改良を受けています。

タイプはFWDの「EQA 250+」のみで、登場時の「EQA 250」から容量70.5kWhのバッテリーに変更し、一充電走行距離を591kmまで延ばしています。

ナビやドライバーサポート機能を手元で操作できる最新のステアリングを採用しているほか、対話型インフォテイメントシステムは第2世代の「MBUX」に進化し、使い勝手を向上。

家電などが使用できる「V2L」、家の外部電源になる「V2H」の給電機能にも対応しています。

メーカーメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)
車種EQA
モデル・グレードEQA 250+(MP202501)
全長×全幅×全高4465×1835×1610mm
車両重量1980kg
乗車定員5人
最小半径5.3m
電力消費率140Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)591km(WLTCモード)
総電力
最高出力140kW(190PS)/3550〜7000rpm
最大トルク385N・m/0〜3550rpm
価格(税込)7,710,000円
公式サイトメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)公式サイト

電気自動車おすすめ10. メルセデス・ベンツ EQB

メルセデス・ベンツ EQB
EVでは貴重な存在であるミドルサイズの3列シートSUVです。3列目は安全性の理由から身長165cmが推奨されています。

2024年6月の改良で容量70.5kWhの駆動用バッテリーを搭載し、従来型の520kmから557kmに一充電走行距離を伸張しました。

ステアリングスイッチの操作性やアダプティブクルーズコントロールが最新世代になり、高速道路の渋滞時は30秒以内であれば自動的に発進するなど充実のドライバーサポート機能が用意されています。

メーカーメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)
車種EQB
モデル・グレードEQB 250+(MP202501)
全長×全幅×全高4685×1835×1705mm
車両重量2100kg
乗車定員7人
最小半径5.5m
電力消費率149Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)557km(WLTCモード)
総電力
最高出力140kW(190PS)/3550〜7000rpm
最大トルク385N・m/0〜3550rpm
価格(税込)8,110,000円
公式サイトメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)公式サイト

電気自動車おすすめ11. MIINI MINI クーパー(3ドア)E/SE クラシック・トリム

MIINI MINI クーパー(3ドア)E/SE クラシック・トリム
MINIの基幹モデルである3ドアが2024年春に全面改良を受け、MINI初のEVも設定。

「E 3ドア」は、容量40.7kWhの駆動用バッテリーを積み、航続距離は305km。「SE 3ドア」は、容量54.2kWhのバッテリーを搭載し、402kmの航続距離を確保しています。

音と光の演出で乗員を迎える先進的な内装も見どころで、スマホ感覚で直径240mmの円形センターディスプレイの操作が可能。衝突被害軽減ブレーキや駐車支援機能など先進安全装備も充実しています。

メーカーミニ(MINI)
車種MINI
モデル・グレードクーパー(3ドア)E クラシックトリム
全長×全幅×全高3860×1755×1460mm
車両重量1560kg
乗車定員4人
最小半径5.1m
電力消費率125Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)344km(WLTCモード)
総電力40.7kWh
最高出力135kW(184PS)/5000rpm
最大トルク290N・m(29.6kgf・m)/1000~4000rpm
価格(税込)4,788,000円
公式サイトミニ(MINI)公式サイト

メーカーミニ(MINI)
車種MINI
モデル・グレードクーパー(3ドア)SE クラシックトリム
全長×全幅×全高3860×1755×1460mm
車両重量1640kg
乗車定員4人
最小半径5.1m
電力消費率128Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)446km(WLTCモード)
総電力54.2kWh
最高出力160kW(218PS)/7000rpm
最大トルク330N・m(33.7kgf・m)/1000~4500rpm
価格(税込)5,310,000円
公式サイトミニ(MINI)公式サイト

電気自動車おすすめ12. BYD シール

BYD シール
後席足元空間の広さが魅力のミドルサイズセダンです。

バッテリー容量は82.56kWで、リヤモーターのみのRWDは640km、前後モーターを積む4WDは575kmの航続距離を実現しています。

15.6インチの回転式タッチスクリーンは、使用しているナビやオーディオの操作が感など状況や好みに応じて縦向き、横向きに変更できます。

230kWのリヤモーターのみのRWDでも動力性能は力強く、160kWが加わるAWDはスポーツカー顔負けの走りを享受できます。

メーカービーワイディー(BYD)
車種シール
モデル・グレードシール
全長×全幅×全高4800×1875×1460mm
車両重量2100kg
乗車定員5人
最小半径5.9m
電力消費率148Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)640km(WLTCモード)
総電力82.56kWh
最高出力230kW(312PS)
最大トルク360N・m
価格(税込)5,280,000円
公式サイトビーワイディー(BYD)公式サイト

電気自動車おすすめ13. ヒョンデ インスター

ヒョンデ インスター
2025年1月に発表された全長3.83m、全幅1.61mのスモールSUVです。4人乗車を可能としながら最小回転半径5.3mによる小回り性能の高さが特徴です。

42kWhまたは49kWhの駆動用バッテリーを搭載し、航続距離は現時点では未定ですが、欧州仕様値は370kmとなっています。車内外で電気機器を使用できる「V2L」に対応しています。

コンパクトながらも前後席ともにフルフォールディングが可能で、後席にはスライドとリクライニング機構を備えています。

メーカーヒョンデ(Hyundai)
車種インスター
モデル・グレードカジュアル
全長×全幅×全高3830×1610×1615mm
車両重量1300kg
乗車定員4人
最小半径5.3m
電力消費率
一充電走行距離(WLTCモード)
総電力42kWh
最高出力71kW(97PS)/4800~13000rpm
最大トルク147N・m(15kgf・m)/0~4600rpm
価格(税込)2,849,000円
公式サイトヒョンデ(Hyundai)公式サイト

電気自動車おすすめ14. ボルボ EX30

ボルボ EX30
Bセグメント級SUVで、5.4mの最小回転半径により狭い住宅街などでも取り回しがしやすいのが美点です。

電池容量は69kWhで、EV走行距離は560kmを確保し、長距離移動にも対応しています。

後席は広くはないですが、大人が無理なく座れます。荷室容量は、通常時318Lと若干小さめですが、6対4分割可倒式の後席を前倒しすると904Lまで広がります。

サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキやドアオープニングアラートなど安全装備も充実しています。

メーカーボルボ(Volvo)
車種EX30
モデル・グレードEX30 Ultra Single Motor Extended Range
全長×全幅×全高4235×1835×1550mm
車両重量1790kg
乗車定員5人
最小半径5.4m
電力消費率143Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)560km(WLTCモード)
総電力69kWh
最高出力200kW(272PS)/6500~8000rpm
最大トルク343N・m(35kgf・m)/5345rpm
価格(税込)5,590,000円
公式サイトボルボ(Volvo)公式サイト

電気自動車おすすめ15. テスラ モデル3

テスラ モデル3
テスラの躍進を支えるミドルサイズセダンで、後席の広さが魅力です。

航続距離573kmの「RWD」、706kmの「ロングレンジAWD」、0-100km/h加速3.1秒を誇る「パフォーマンス」は610kmを確保。

ペット連れでも安心の「ドッグモード」、車内の温度を維持する「キャンプモード」、車両周辺を監視し、異常があるとスマホに知らせる「セントリーモード」などを搭載。

レベル2相当の「オートパイロット」を用意するほか、OTAアップデートにも対応しています。

メーカーテスラ(Tesla)
車種モデル3
モデル・グレードRWD
全長×全幅×全高4720×1850×1440mm
車両重量1780kg
乗車定員5人
最小半径
電力消費率123Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)573km(WLTCモード)
総電力
最高出力ー(フロント)/208(リア)kW
最大トルクー(フロント)/350(リア)Nm
価格(税込)5,313,000円
公式サイトテスラ(Tesla)公式サイト

電気自動車おすすめ16. テスラ モデルY

テスラ モデルY
世界的ヒットを飛ばしているミドルサイズSUVで、2025年1月に改良を受けています。ワイド感のあるフロントマスクと横一文字のリヤコンビランプが目を惹くスタイリッシュな外観が特徴です。

15.4インチタッチスクリーンが目を惹く内装は、シートベンチレーション、後席に8インチエンターテインメントスクリーンを追加。

「RWD」は同社測定値で547km、「ロングレンジ」は、同635kmの航続距離を実現しています。

メーカーテスラ(Tesla)
車種モデルY
モデル・グレードRWD
全長×全幅×全高4800×1920×1625mm
車両重量1920kg
乗車定員5人
最小半径
電力消費率130Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)547km(WLTCモード)
総電力
最高出力ー(フロント)/255(リア)kW
最大トルクー(フロント)/450(リア)Nm
価格(税込)5,587,000円
公式サイトテスラ(Tesla)公式サイト

電気自動車おすすめ17. フィアット 500e

フィアット 500e
フィアットのアイコンである「チンクエチェント」も電動化されました。

Aセグメントですが、前席は頭上まわりに余裕があり窮屈ではありません。後席は荷物置き場、緊急用と割り切りたいところ。

航続距離は335kmで、電気を節約する走行モードの「シェルパモード」やワンペダル感覚のドライブが可能などが盛り込まれています。

歩行者検知機能付衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどの先進安全装備も用意されています。

メーカーフィアット(FIAT)
車種500e
モデル・グレードICON
全長×全幅×全高3630×1685×1530mm
車両重量1330kg
乗車定員4人
最小半径5.1m
電力消費率128Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)335km(WLTCモード)
総電力42kWh
最高出力87kW(118PS)/4000rpm
最大トルク220N・m/2000rpm
価格(税込)5,770,000円
公式サイトフィアット(FIAT)公式サイト

電気自動車おすすめ18. フィアット 600e

フィアット 600e
コンパクトSUVである「セイチェント」のEV版で、ハイブリッドの日本導入も予定されています。

後席は頭上こそが広いですが、足元はやや小さめ。荷室は容量360Lと実用になる広さで、6対4分割可倒式を前倒しすれば、1231Lまで拡大します。

駆動用バッテリーは容量54kWhで、493kmの航続距離を確保しています。

任意の位置でステアリングを握ることで、車線内での維持をサポートする「レーンポジションアシスト」など先進安全装備も充実しています。

メーカーフィアット(FIAT)
車種600e
モデル・グレード600e La Prima(セイチェント イー ラ プリマ)
全長×全幅×全高4200×1780×1595mm
車両重量1580kg
乗車定員5人
最小半径5.3m
電力消費率126Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)493km(WLTCモード)
総電力54.06kWh
最高出力115kW(156PS)/4070~7500rpm
最大トルク270N・m/500~4060rpm
価格(税込)5,850,000円
公式サイトフィアット(FIAT)公式サイト

電気自動車おすすめ19. プジョー e-2008

プジョー e-2008
コンパクトSUVのEV版で、プジョーらしい軽快感あふれる走りが美点です。

航続距離は380kmと若干短めですが、内燃機関と遜色のない居住性、積載性を実現していて電動化によるデメリットを抱かせません。

後席は大人でもくつろげる足元空間を確保し、荷室容量は通常時でも434L、6対4分割可倒式の後席背もたれを前倒しすれば最大で1467Lまで広がります。

ストップ&ゴー付アダプティブクルーズコントロールなどの先進安全装備を用意しています。

メーカープジョー(Peugeot)
車種e-2008
モデル・グレードe-2008 GT
全長×全幅×全高4305×1770×1550mm
車両重量1630kg
乗車定員5人
最小半径5.4m
電力消費率149Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)380km(WLTCモード)
総電力50kWh
最高出力100kW(136PS)/5500rpm
最大トルク260N・m/300~3674rpm
価格(税込)5,764,000円~
公式サイトプジョー(Peugeot)公式サイト

電気自動車おすすめ20. ジープ アベンジャー

ジープ アベンジャー
ジープ初のEVで、Bセグメント級のコンパクトSUVです。

後席はシートがやや小さめで、足元空間も広くはないものの、大人でも実用になる広さを確保。大型センターコンソールやドアポケットなど収納が充実しています。荷室は容量355Lと同セグメントでは少し小さめですが、大人4人の1泊旅行でもバッグなどをが収まるはずです。

電池容量は54Whで航続距離は486kmを確保。衝突被害軽減ブレーキや車線維持機能などの先進安全装備も用意しています。

メーカージープ(Jeep)
車種アベンジャー
モデル・グレードAltitude
全長×全幅×全高4105×1775×1595mm
車両重量1570kg
乗車定員5人
最小半径5.3m
電力消費率127Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離(WLTCモード)486km(WLTCモード)
総電力54.06kWh
最高出力115kW(156PS)/4070〜7500rpm
最大トルク270N・m(27.5kgf・m)/500〜4060rpm
価格(税込)5,800,000円
公式サイトジープ(Jeep)公式サイト

電気自動車(EV)おすすめ車種の価格比較表

電気自動車(EV)
モデル・グレード
価格
日産 アリアB66,590,100円
日産 リーフX4,081,000円
日産 サクラX2,599,300円
三菱 eKクロス EVG2,568,500円
トヨタ bZ4XZ(FWD)6,000,000円
スバル ソルテラET-SS(FWD)6,270,000円
レクサス RZRZ300e8,200,000円
マツダ MX-30 EVモデルEV4,669,500
ホンダ N-VAN e:e:L42,699,400円
三菱 ミニキャブ EVCD 20.0kWh 2シーター2,431,000円〜
日産 クリッパーEV2シーター(ルートバン)
メルセデス・ベンツ EQAEQA 250+(MP202501)7,710,000円
メルセデス・ベンツ EQBEQB 250+(MP202501)8,110,000円
MIINI MINI クーパー(3ドア)E クラシック・トリムクーパー(3ドア)E クラシックトリム4,788,000円
MIINI MINI クーパー(3ドア)SE クラシック・トリムクーパー(3ドア)SE クラシックトリム5,310,000円
BYD シールシール5,280,000円
ヒョンデ インスターカジュアル2,849,000円
ボルボ EX30EX30 Ultra Single Motor Extended Range5,590,000円
テスラ モデル3RWD5,313,000円
テスラ モデルYRWD5,587,000円
フィアット 500eICON5,770,000円
フィアット 600e600e La Prima(セイチェント イー ラ プリマ)5,850,000円
プジョー e-2008e-2008 GT5,764,000円~
ジープ アベンジャーAltitude5,800,000円

【Q&A】電気自動車(EV)について多い質問

以下では、ドライバーから多い電気自動車の質問に回答します。

電気自動車(EV)Q&A

  • 外出先と自宅で充電時間は異なるのはなぜ?
  • 走行距離が長いドライブに行くときの注意点は?
  • 他社のディーラーでも充電させてもらえる?

Q. 外出先と自宅で充電時間は異なるのはなぜ?

電気自動車のバッテリー充電時間は、基本的にバッテリーの容量(kWh)/ 充電器の出力(kWh)で求めることができます。

例えば、40(kWh)のバッテリーを30(kWh)の急速充電に対応したスポットで充電した場合、約1時間20分で充電が完了する計算となります。

家庭で充電する、いわゆる普通充電を行なう場合は、3(kWh)もしくは6(kWh)で充電することになるため、急速充電対応のスポットよりも充電時間が長くなります。

Q. 走行距離が長いドライブに行くときの注意点は?

旅行やレジャー、出張など、長距離の移動を行なう場合、いつもとは異なるルートを利用することに加え、充電が少ない郊外の走行を伴うケースも少なくありません。

もし、充電スポットを探すのが困難だと予想される郊外や山間部などが走行ルートに含まれる場合は、事前に充電計画を含めた経路の設定を行っておきましょう。

メーカーが提供するアプリを活用すれば、走行ルート上にある充電スポットを素早く探してくれるほか、ナビ連動に対応していれば充電を含めたルート案内を行ってくれるのでおすすめです。

Q. 他社のディーラーでも充電させてもらえる?

外出先でバッテリーの残量がピンチ……。となってしまうのは、決して珍しいケースではありません。そんな場合、頼りにしたいのが全国各地にある自動車ディーラーの充電スポットです。

とはいえ、自分の愛車と異なるメーカーのディーラーに持ち込めるか迷ってしまう人もいるかもしれません。

結論から言えば、充電スポットは社会的インラフとしての役割や電気自動車普及のため、基本的に認証カードさえ持っていれば、メーカーを問わず受け入れてもらうことが可能です。

ただし、充電器の数に限りがあったり順番待ちが生じたりしているケースもあるため、事前に連絡を入れておくと安心です。

電気自動車(EV)は口コミ・評判も参考に購入しよう

近未来の自動車から身近な自動車へと変貌を遂げつつある電気自動車。この記事で紹介したモデルをはじめとし、さらにラインナップを増やしつつあります。

とはいえ、まだガソリン車と比べると歴史が浅く情報が少ないのも事実。自分に合った1台を探す際は、実際に電気自動車に乗っているドライバーの口コミや評判も参考にしてみましょう。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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