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三菱 デリカD:5の「燃費は? 長所は? 短所は?」 三菱 デリカD:5のオーナーに聞く! 超ロングライフは独自性と信頼性の高さの証拠? | これがオーナーの本音レビュー!

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三菱デリカD:5(2019年モデル/G-Power Packag/ウォームホワイト)

三菱デリカD:5は「世界で唯一のオールラウンダーミニバン」をコンセプトに掲げたSUVとミニバンのクロスオーバー車。Motor-FanTECHの会員の方々にもオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、良いところを見てみよう。

現行型初代 CV型 (2007年~)

G-Power Packag(2022年モデル/ホワイトシルバー)

もともとのデリカは1969年登場のバン&トラックの商用モデル。一般に注目されたのは1979年登場の2代目からで、スターワゴンとして乗用モデルが発表され、遅れてクロスカントリーが可能な本格4WDモデルが登場した。デリカD:5は、フロントエンジンの1BOXミニバンの先駆けであり、アクティブなデリカのイメージを確立したデリカスペースギアの後継車として2007年にデビューした。「世界で唯一のオールラウンダーミニバン」をコンセプトに掲げたSUVとミニバンのクロスオーバー車だ。2019年にダイナミックシールドを採用したデザインに変更されるビッグマイナーチェンジが実施され、搭載されるエンジンは2.2ℓ直列4気筒ディーゼルターボのみ、駆動方式も4WDのみとなった。2022年8月に原材料価格や原油価格の高騰などによる輸送費増加を含む全体的なコスト上昇の影響を受けて価格改定、全グレード一律8.8万円(税込)の値上げを実施。

2019年式 G Power-package 「3列シートでのスノ―ドライブならベストバイだと思います」

ニックネーム:TAKE 年式・グレード: 2019年式 G Power-package 性別:男性(50代) 居住地域:奈良県

ニックネーム:TAKE 年式・グレード: 2019年式 G Power-package 性別:男性(50代) 居住地域:奈良県

排気量:2.2ℓトランスミッション:AT

平均燃費:12~13km/ℓ(郊外ドライブがメインです。購入後65000㎞を走行しましたが、10㎞/ℓ以下の燃費になったことはないです。燃費のベストは17.5㎞/ℓ)

長所:荷物が積めて燃費がいい。ボディ剛性が高くラフロードでもキシミ音がしない。ワンボックスだが意外とワインディングも楽しい。8ATとディ-ゼルエンジンの組み合わせはストレスを感じない。3列シートでのスノ―ドライブならベストバイだと思います。

短所:ACC制御がラフで急ブレーキ、急加速をして怖く感じることがある。ノーマルタイヤならオフロード走行はダート走行程度にとどめた方がよい。ボディサイズの割には室内が広くない。深夜のディ-ゼル音が気になる。エクステリア、インテリア、装備に古さを感じる。

評価

外観:★★★見慣れたが、良くも悪くもの外観。
室内:★★★セカンドシートのUSB、サンシェードが無い。セカンドシートのリクライニングができない。折りたたんだサードシートは出っ張って邪魔。
走行性能:★★★★もう少しパワーが欲しいと思うときも少しあるが、ほぼ動力性能に不満はない。燃料代が安い。
燃費性能:★★★色々なシーンでカタログ燃費を上回っていると感じる。
装備:★ACCは制御がラフで加速が急すぎる。ナビの機能が古い。
満足度:★★★★自分には合った車で気に入っています。登山、自転車、車旅のお供に便利な相棒。


このクルマの購入を検討している人にひと言

「三菱車、設計が古い、先進機能がイマイチとの理由で敬遠される方もおられると思いますが、アクティブに使うには乗って楽しい車です。ワンボックスカーを検討される方は一度試乗されることをお勧めします」

2019年式 D Power-package「質感はよくなりました。ただ、設計の古さは感じます」

ニックネーム:ヒデパン 年式・グレード:2019年式 D Power-package 性別:男性(50代) 居住地域:徳島県

ニックネーム:ヒデパン 年式・グレード:2019年式 D Power-package 性別:男性(50代) 居住地域:徳島県

排気量:2.2ℓトランスミッション:AT

平均燃費:9.8km/ℓ(アベレージスピード22Km/h 通勤がほとんどです)

長所:年に数回、山登りのため片道10km程度のスーパー林道を走ります。タイヤを1サイズ外径の大きなオールテレインに替えただけですが、十分な走破性を見せてくれます。あと、以前のモデルに比べて圧倒的に室内の質感が上がりました。知り合いを乗せた時も好評です。

短所:フロントグリルはいまだに慣れません。シートのサイドサポートはいまいち。ステアリングもチルトはありますが、テレスコがないのでポジションはいまいち。同様に前方視界もいまいち。Aピラーが林道では邪魔です。高速道路では、前方投影面積と車重を感じますし、アイスバーンでも2トンの車重のせいでコントロールしやすいとは言えません。スペアタイヤも万一を考えるとやはりほしいです。

評価

外観:★★★オプションの黒いグリルにすると良いが、ノーマルではいまだに慣れない。
室内:★★質感はよくなりました。ただ、設計の古さは感じます。
走行性能:★★★モアパワーでもいいと思います。
燃費性能:★★★市街地では十分。高速はもっと伸びてほしいです。
装備:★十分だと思います。
満足度:★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言

「モデルチェンジを数年、待ちに待って購入しました。比較車種は、CX-8でした。室内、荷室空間と妻の意見でD5にしましたが、その他は圧倒的にCX-8の方が優れていると思います。普段は5人まで。荷物もそれほどという方は、CX-8をおすすめします。CX-5でもいいかも!」

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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