ホンダ ホンダ Honda e(ホンダ・イー) 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2022/12/28
ホンダ Honda eの新型モデル情報を紹介します。ホンダ Honda eの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ Honda e新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
ホンダ Honda e新型モデルの概要
ホンダ Honda eは、「ホンダが提案する都市型コミューター」として2020年に登場した、同社初となる量産フルEV(電気自動車)だ。新しい時代に馴染むシンプルでモダンなデザインと、力強くクリーンな走りや取り回しの良さ、そして多彩な先進機能で、移動と暮らしをシームレスに繋げる生活のパートナーとなることを目指している。
EVの本質を見つめ、柔軟な発想で未来を見据えて作りあげた意欲作で、世界初となった5スクリーンを水平配置したインストルメントパネルの採用や、スマートフォンをキーとして使用できる専用アプリなど、デジタル面での充実も話題だ。
ホンダ Honda eの外観・内装デザイン
EVシステムを採用し、都市型コミューターとしてデビューしたホンダ Honda e。電気自動車としてのパフォーマンスだけでなく、そのデザイン面も注目を集める。キュートな表情が特徴の外観、そしてシンプルで温かみのある雰囲気に満ちた内装デザインを取り入れた。内外観それぞれに織り込まれた魅力を見ていこう。
外観:親しみやすいシンプルなデザイン
エクステリアデザインは、円を基調としたシンプルなモチーフによる分かりやすいキャラクターが特徴で、シンプルかつモダンなルックスを創造している。スタイリング要素を減らし、段差や隙き間を低減。フラッシュサーフェイスを多用したボディに仕上げているのも注目点だ。
同時に、リアモーター/リアドライブのレイアウトを採用したEVだからこそ成し得たショートオーバーハング&ロングホイールベース。そして、ワイドトレッドによって、ボディの四隅に大径タイヤを配置したことで、クルマとしてしっかりしたスタンスを追求できた。また、日々使うことになる充電/給電ポートをフロントセクション中央に配置。ポートのリッドには触り心地がよくしかも美しい全面ガラスを施し、毎日触れる場所だからこそシンプルなデザインとしている。
内装:心安らぐリビングルームを目指した
インテリアデザインは、走行時はもちろん、止まっている時の心地よさも重視。先進装備を搭載しつつ、シンプルで心安らぐリビングのような空間を目指した。各所に施した加飾パネルには、リビングテーブルのような温もりを感じる自然な風合いがうれしいウッド調パネルを採用。スイッチ類をできるだけ減らし、シンプルなデザインと人にやさしい操作性を実現している。
また、シートとドアトリムに採用したメランジ調のファブリックや、ブラウンのシートベルト、そしてダウンライト式LEDルームライトで、上質でモダンな印象のリビング空間を演出している。
ホンダ Honda eのサイズ・室内スペース
2ボックススタイルを持つホンダ Honda e。ボディは都市型コミューターとして扱いやすいサイズに収めた。また、大人4人が快適に過ごせる空間に仕上げた実用的な室内スペースも魅力。荷物の出し入れがスムーズな使いやすい荷室など収納の面も磨き上げた。
ボディサイズ:街なかベストのコンセプトを具現化
ホンダ Honda eのボディサイズは、全長3895㎜×全幅1750㎜×全高1510㎜。フィットと比べても100mm短い全長の扱いやすい大きさが魅力だ。全幅はフィットより55mmワイドだが、ドアミラーに代わるサイドカメラミラーシステムを車幅内にコンパクトに収めたため、取り回しで困るシーンは少ないだろう。最小回転半径は4.3mを実現し、約6mの片側1車線の道路でもUターンできる小回り性能を確保した。
室内スペース:自然な運転姿勢と快適な後席を実現
コンパクトなボディながらも、ドライビングポジションは自然な姿勢が可能。また、アコードのフレームを用いたシートで、ゆったりとした座り心地がもたらされた。大人4人にとって快適に過ごせる空間が用意されている。
フラットな床面やセンターコンソールの形状などにこだわり、サイドウォークスルーを実現しているのもうれしいポイントだ。また乗り降りの際のスムーズさも追求し、ステップ部分の段差が少ない掃き出し構造のフロアを採用。よりシームレスな乗降が可能になっている。
収納スペース:デイリーユースで使いやすい荷室
ラゲージスペースは、都市型コミューターとして十分かつ実用的な空間を確保。荷室の全面を上質な内張りで覆ったうえ、LEDの荷室ライトを採用するなど使いやすい仕様だ。荷室フロアは開口部とほとんど段差のない構造で、荷物の出し入れがしやすいうえ、荷室開口地上高は730mmとなっているため、楽な姿勢で積み下ろしできる。
ポケッテリアの充実度も高く、センターロアーポケットや、ドアプルポケット、全席ドアボトルホルダーなど、手の届きやすい位置に、多彩な収納をレイアウトした。
ホンダ Honda eの性能・燃費・装備
快適でクリーンな都市型コミューターを目指して誕生したホンダ Honda e。コンパクトでありながらクルマとして基本となる性能も重要ポイントとして開発が行われ、走りの楽しさを徹底追求した点はホンダらしい魅力だ。燃費の面はEVならではのメリットにあふれ、装備・機能も徹底したクルマづくりが行われている。
走行性能:EVの先進性と質の高い走りが融合
EVの本質を見つめ、柔軟な発想で、未来を見据えてつくりあげたモビリティの高さを誇る。リアに大トルク電動モーターを配置することによって得られる力強い加速や、高いボディ剛性、路面の凹凸を吸収する四輪独立懸架サスペンションを採用したことで、きびきびとした安定感に満ちた質の高い走りを実現した。
前後重量配分50:50のリアドライブレイアウトで、快適な乗り心地に加えて、走りの楽しさを生み出しているのも注目したいポイント。シングルペダルコントロールや、「NORMAL」と「SPORT」の2つの走行モードなどの採用で、シチュエーションやドライバーの好みに合った走りが可能になっている。
安全性能:サイドカメラは170万画素の高精細
サイド/センターカメラミラーシステムを搭載し、昼夜天候を問わず安心な視界を確保した。世界初となった量産車標準装備のサイドカメラミラーシステムは、170万画素の高精細な仕様。映像はインパネ左右の6インチモニターに映し出される。従来のドアミラーと比べても違和感が少ない視認性を目指している。
センターミラー(ルームミラー)は、カメラモードとミラーモードを切り替え可能で、シーンに応じて使い分けられる。カメラモードでは、後方の荷物や乗員の影響を受けず、また、後方視界の広さも手伝い、安心のドライビングをサポートする。
優れた全方位衝突安全性能を実現するボディ骨格技術を開発。衝突軽減ブレーキ(CMBS)や誤発進抑制機能、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)など、先進の安全運転支援システムHonda SENSINGも標準装備した。
燃費性能:一充電走行距離259kmを達成
V6・3Lエンジンに相当する力強い大トルクを発するモーターによる電動ドライブユニットを搭載。最高出力113kw(154ps)、最大トルク315N・m(32.1kg・m)を発揮し、一充電走行距離(WLTCモード)は259kmを達成した。充電/給電ポートは、フロントフード中央に配置するが、さまざまな体格のユーザーを考慮し、充電ガンの挿入しやすさを追求した配置だ。同時に、運転席から接続していることが目視できることもメリットとなっている。もちろん、CHAdeMO急速充電にも対応している。
装備・機能:5つのスクリーンの先進インパネ
世界初となる5つのスクリーンを水平配置するワイドビジョンインストルメントパネルを採用。中央には、12.3インチのスクリーンを2画面並べたワイドスクリーンHondaコネクト・ディスプレイを配置した。自在な操作性を実現した点が特徴で、運転席や助手席でそれぞれ表示機能を選択したり、左右のアプリを入れ替えたりできる。
スマートフォンとの接続によって音楽アプリやエンターテインメントアプリと連携するなど楽しみ方は多様性に富む。音声認識と情報提供を行うHondaパーソナルアシスタントを搭載。「OK、ホンダ」と呼びかければ、さまざまな情報を提供してくれる。専用アプリをダウンロードするとスマートフォンをデジタルキーとして使用でき、エアコンの遠隔操作も可能だ。
ホンダ Honda eおすすめポイント要約
EVシステムを搭載するうえ、現代的で親しみやすいエクステリア、そして、リビングのように安らげるインテリアデザインなど魅力あるクルマづくりがうれしい。また、デザイン面だけでなく、室内空間の広さや乗り心地、静粛性など快適性を追求。そのうえ、加速性能、ハンドリング、取り回し性などクルマとしての基本性能の面でも抜かりない。
運転しやすいシングルペダルコントロールや、駐車を快適にサポートするHondaパーキングパイロット、5つのディスプレイから成るワイドビジョンインストルメントパネルなども備え、このクルマによって新しいライフスタイルが始まる期待にあふれる。
災害による停電時に頼もしいV2H(Vehicle to Home)に対応するなど、さまざまな価値をコンパクトなボディに満載した魅力あふれる1台と言えそうだ。
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