レクサス レクサス ＬＳ 新型情報｜グレード/性能/新車・中古価格

• 2022/02/25

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レクサス LSの新型モデル情報を紹介します。レクサス LSの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。レクサス LS新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

レクサス LS新型モデルの概要

レクサスLSは、2017年にフルモデルチェンジした5代目がデビュー。日本国内では3代目までトヨタ セルシオとして販売されていたが、4代目からレクサス店での扱いとなったモデルだ。1989年のレクサスブランド立ち上げ時、最上級の高級セダンとしてデビューした初代のコンセプトを踏襲。その上質さは時を経て多彩なラインナップを誇るレクサスブランドの中でも別格だ。

ラインナップは、3.5L V型6気筒エンジンとモーターを搭載したハイブリッドモデルLS500hと3.5L V型6気筒のツインターボエンジンを搭載したLS500が用意され、それぞれFRとAWDを設定。LS500h、LS500ともに“I package”、“F SPORT”、“version L”、“EXECUTIVE”といったグレードが設定されており、LS500hには、高度運転支援技術Lexus Teammateの新機能を搭載したLS500h"version L Advanced Drive"とLS500h"EXECUTIVE Advanced Drive"が2021年から新たに追加されている。

価格帯は1071万～1792万円（税込）で、“EXECUTIVE”がもっとも高額となる。

レクサス LSの外観・内装デザイン

GA-Lプラットフォームが採用することで低く構えたスタイリングを実現したLSは、大径ホイールの採用によって存在感がより一層強いものへと進化している。ここでは外観と内装デザインをチェックしてみよう。

レクサス LSの外観：大径タイヤが存在感を引き立たせる

レクサス LS500は、低重心プラットフォーム「GA-Lプラットフォーム」を新たに採用することでクーペかのような流麗なフォルムを実現。低重心＆ワイドなボディメイクに加え、フロントマスクには、メッシュパターンのスピンドルグリル、そしてスクエアで端整なサイドラジエーターグリルを採用することで存在感を大きくアピールしている。

加えて、本モデルから19インチないし20インチの大径ホイールを標準装備。ラグジュアリーな雰囲気を醸し出しながらもスポーティさも兼ね備えるなど、上級セダンとしての風格も別格だ。

レクサス LSの内装：高揚感を高める車内空間が広がる

最上級セダンとしてカスタマーからの大きな期待が寄せられるLS500のインテリアは、随所に和のテイストが盛り込まれており、落ち着きのある雰囲気を醸し出している。シートは、品質の高い革素材を丹念に叩き、高度な縫製技術によって縫い代を小さくすることでよりシルキーな肌触りを実現。前席は、空気式のニューマチックシステムを採用することで体全体を包み込むようにサポート。長時間のドライブでも疲れることもない。

運転席に目をやると、水平基調のダッシュボードに12.3インチのワイドディスプレイが配置。加えてメーターには8インチの高精細TFTメーターを採用し、視認性の高さも群を抜いている。

レクサス LSのサイズ・室内スペース

レクサス LSは、ワイドではあるものの低重心な高級セダン。どうしてもSUVやミニバンと比べると室内空間は狭く思われがちだが、実際はどうなのだろうか。そこで、レクサス LSの外観と室内・収納スペースをチェックしていこう。

レクサス LSのボディサイズ：ワイド＆ローでスポーティな走りを実現

レクサス NXは全長・5235×全幅・1900×全高・1450mm。最低地上高は140mm（LS500 AWD車は130mm）だ。採用されるプラットフォームは、FRセダンとしての理想的な重心高に加え、前後の重量配分が追及されているGA-Lプラットフォームとなっている。このプラットフォームには、ワイドとナローがラインナップされるが、レクサスLSに採用されるのはワイドとなっている。それによって、低重心＆ワイドなシャーシ設計によってよりスポーティかつ安定感のあるドライバビリティを実現している。

レクサス LSの室内スペース：開放感が高くリラックスできる

徹底的な低重心化が図られているレクサス LSだが、ボディの全高は1450mmとコンパクトSUVに肉薄。シャーシそのものの先代と比べ、30mmほど下がるなど低く設定されているため、室内高は1150mmも確保されており、SUVやミニバンクラスとは言えないものの、セダンとしては十分に開放感が感じられるほどだ。

加えて、室内長も2050～2120mmと広く確保されており、前席と後部座席の感覚も広く取られているためリラックスした乗車姿勢を取ることが可能。最上位の“EXECUTIVE”なら、助手席を420mmと大きくスライドさせることができ、座席間隔を1020mmまで広げることが可能。オットマンも搭載され、大きく足を延ばせるなど、移動空間を快適な寛ぎの場へと変える心配りも嬉しい。

レクサス LSの収納スペース：複数のゴルフバッグも横積み可能

ガソリン車、ハイブリッド車ともに、もっとも横幅が広い位置で1620mmものラゲッジスペースを確保するなど収納力にも余念がまったくない。奥行きも860mmとセダン車としては非常に大きく確保されている。一般的な9.5インチのゴルフバッグなら4つ収納することもできるなど、大人の休日をアクティブに過ごしたいといったドライバーのニーズにも応えている。

レクサス LSの性能・燃費・装備

レクサスLSには、3.5L V型6気筒エンジンとモーターを搭載したハイブリッドモデルLS500hと3.5L V型6気筒のツインターボエンジン搭載モデルがラインナップされるなど、排気量の大きなクルマだが、性能と燃費についてはどうだろうか。最上級セダンに搭載される装備・機能も併せて見ていくことにしよう。

レクサス LSの走行性能：鋭い反応で操る楽しさを演出

選べるパワートレインは、3.5L V型6気筒エンジンを搭載したハイブリッドモデルと3.5L V型6気筒ツインターボエンジンのふたつ。もちろん、ハイブリッドモデルはモーターならではの高いレスポンス性によってアクセルを踏んだ瞬間から即座に反応を見せてくれる。しかし、ハイブリッドではないからといって、ツインターボを搭載したV型6気筒エンジンも3.5Lと排気量に大きな余裕がある。低回転域からの気持ちよく加速するのはもちろんだが、さらに高回転域での強烈な加速感は圧巻もの。加えて、「走る・曲がる・止まる」を統合制御するVDIM搭載で、理想的な運動性能を実現している。

レクサス LSの安全性能：最先端の安全機能を全車に標準装備

これまでレクサス LSが築いてきた予防安全技術をさらに進化させた「Lexus Teammate」を全グレードに標準搭載するなど、安全運転支援システムも充実。歩行者や障害物との衝突を防ぐプリクラッシュセーフティ機能はもちろん、交差点進入時に接近する人や自転車、自動車なども感知し、操舵支援や減速を支援などの機能も搭載されている。また、ドライバーが意識を失ったり居眠りをしてしまったりした場合など、運転操作が一定時間ない場合は、警告を発した後に自動的に停車する機能も搭載されている。

なお、Ls500hに設定されるh"version L Advanced Drive"とLS500h"EXECUTIVE Advanced Drive"なら、高速道路の走行時に、車線や車間の維持や分岐車線変更、追い抜きなどの操作を支援。長時間運転の疲労軽減に一役買ってくれる。

レクサス LSの燃費性能：パワフルさと低燃費性能を両立

ハイブリッド、ガソリン車ともに3.5Ｌの大排気量エンジンを搭載し、力強い走行性能を有するLS500だが、燃費が気になるところ。ハイブリッドモデルとなるLS500hの燃費はWTLCモードで12.6～13.6km/L、そしてガソリン車となるLS500は9.5～10.2km/L。省燃費化が著しい昨今、大排気量エンジンを搭載しているため致し方ないが、数字だけを見れば決して燃費に優れたモデルとは言えない。

しかし、3.5Lという大排気量エンジンとモーター、ガソリン車の場合はツインターボを搭載するなど、圧倒的なパワーとゆとりの走行性能を鑑みれば、走る愉しみを味わえつつ、一昔前の高級セダンを超える燃費性能を両立したモデルと言える。

レクサス LSの装備・機能：スマホとの親和性の高いナビを搭載

レクサスLSに搭載されるセンターディスプレイは、12.3インチワイドの大型液晶を採用。SmartDeviceLink™、Apple CarPlayやAndroid Auto™との連携にも対応しているため、AndroidスマートフォンやiPhoneなどと接続すれば、音楽の再生やハンズフリー通話はもちろん、メッセージの送受信やアプリも社会でスムーズかつ快適に利用することが可能だ。

また、G-Link契約をすると、3年間はセンターと自動的に通信して最新のナビ情報が更新されるのも嬉しいポイント。他のドライバーの走行情報から精製した独自の道路状況予測によって、より短時間で目的地に到着できる。

レクサス LSおすすめポイント要約

国内のみならず、グローバル市場においても高級ブランドとして確立しているレクサス。その最高級セダンに位置付けられるレクサスLSは、高級感溢れる流麗なフォルムだけでなく、乗り手を高ぶらせる卓越した走行性能、そしてラグジュアリー感あふれるインテリアに長時間乗っても疲れないシート構成、先進の安全性能を搭載するなど至れる尽くせりの1台。

車体本体価格こそ1000万円を超える高級車となるため、気軽に手が出せるクルマではないが、その価格に見合った満足感を提供してくれるのは言うまでもない。ゆったりとした車内空間で移動を楽しみたい人はもちろん、ワイド＆ローのセダンならではのアグレッシブな走りを楽しみたい人、そしてエグゼクティブ層を快適な空間で過ごしてもらいたい企業ユースなどユーザーにおすすめしたい。