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マツダ マツダ MAZDA2 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2025/03/31

マツダ 2の新型モデル情報を紹介します。マツダ 2の性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。マツダ 2新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

マツダ 2新型モデルの概要

マツダ 2は、同社の登録車ラインアップのなかでエントリーモデルとなる5ドアハッチバック。コンパクトなボディで、多くのユーザーに支持される存在だ。従来はデミオを名乗っていたが、2019年7月、グローバル共通の「マツダ 2」に名を改めた(発売は9月)。

車名を変更したのち、特別仕様車の発売や三度の改良を経て、2024年11月、新グレード追加やラインアップ変更を実施(発売は12月)。この最新モデルを中心に、マツダ 2の魅力を見ていこう。

エンジンは、ガソリンモデルのほか、ディーゼルモデルをラインアップしていたが、ディーゼルモデルは2024年9月17日で国内向け車両の生産を終了(在庫がなくなり次第、販売も終了)。最新モデルに搭載の主力エンジンは、2021年6月に登場した「スカイアクティブG 1.5」の「高圧縮タイプ」で、グレード構成は「15C」、「15 BD iセレクション」、「15スポルト」、「15スポルト+」。そのほか「スカイアクティブG 1.5」のプレミアムガソリン仕様をモータースポーツベース車の「15MB」に搭載する。

トランスミッションは「15スポルト」と「15スポルト+」に6速ATのほか6速MTをラインアップし、「15MB」は6速MTのみ。駆動方式は、全車を通して、MTモデルはFFのみだが、ATモデルは4WDも設定する。

それでは、マツダ 2の魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。

マツダ 2の外観・内装デザイン

デミオの基本デザインを踏襲しながら進化させて魅力をアップしたマツダ 2。あらゆるシーンで質感にこだわり、マツダブランドの入り口を担うクルマとして、上質さを狙ったアップデートだ。その外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、マツダ 2の個性を見ていこう。

外観:コンパクトサイズの中で上質感を追求

マツダ 2への進化に伴い、エクステリアデザインは、見る人の心を動かすエレガントさを目指した。余計な要素をそぎ落とす引き算の考えを用いながら意匠を研ぎ澄ますことで、シンプルながら豊かさのある彫りの深い造形美を実現。コンパクトなサイズの中で上質さを追い求めながら、路上で見かけたときの新鮮さと存在感を高めた。

2023年1月(発売は3月下旬)に実施されたマイチェンで、バンパーやグリルなどのデザイン変更を実施。そのときに登場したBD系グレードは、2トーンのフルホイールキャップを新たに設定し、ボディカラーに合わせた3種類のインパネや、ボディカラーと異なる色も選べるルーフフィルムとドアミラーのカラーバリエーションを用意した。最新モデルでは、「15 BD iセレクション」がそれを受け継いでいる。

最新版のフロントグリルは、「15スポルト」と「15スポルト+」がグロスブラックのメッシュタイプ。「15 BD iセレクション」はボディカラーとのコーディネートを施した塗装仕上げパネルだ。そのほかは材着のブラックパネルとなる。

また、「15 BD iセレクション」では、「SCI-FI」「ROOKIEDRIVE」「CLAP POP」といった用品パッケージも展開している。

内装:上質さに遊び心をプラス

インパネまわりの基本デザインは、デミオから受け継いでいる。左右対称デザインを強調したメーターまわりのほか、センターから助手席にかけては水平ラインを用いて、質感のある素材使いなどで、上質なインテリアを創造した。また、丸型の空調アウトレットは、スポーティな雰囲気を演出する。

カラーコーディネーションにこだわることで、コンパクトカーらしい遊び心を表現しているが、インパネデコレーションパネルは、「15 BD iセレクション」では、ボディカラーとコーディネートしたグロスライトブルー、ピュアホワイト、グロスブラックの3色。「15スポルト」はグロスブラックとなり、「15スポルト+」ではオフブラックのグランリュクス(ステッチ入り)だ。

エアコンルーバーの加飾は、「15スポルト」と「15スポルト+」がレッドとガンメタリックの組み合わせ、「15 BD iセレクション」はピュアホワイトとピアノブラックの組み合わせだ。

マツダ 2のサイズ・室内スペース

ハッチバックボディを採用し、ベーシックモデルというポジショニングのマツダ 2。5ナンバーの扱いやすいサイズであることはイメージできるが、ライバル車とどう違うかなど実際の数値は気になるポイントだ。また、快適性や使い勝手を左右する室内スペースと、収納についてもチェックしていこう。

ボディサイズ:全長4080㎜の伸びやかスタイル

ボディサイズは、全長4080㎜×全幅1695㎜×全高1500㎜(4WDは1525mm)。シャークフィンアンテナ装着グレードでは全高が1525㎜(4WDは1500mm)となる。

ライバルとしてまず思い浮かぶのが、トヨタのヤリスやスズキのスイフトだろう。ヤリスは、幅は共通だが、長さは130mm短い3950mm。スイフトはさらに短く、220mm短い3860mm。数値としてはマツダ 2はこれらより長めのボディとなるが、最小回転半径を4.7m(スポルト系は4.9m)に抑えていることもあり、入り組んだ路地や、狭い駐車スペースでの切り返しなどといった実際の取り回しは楽に行えるはずだ。

日産ノート(4045mm)やホンダ フィット(標準モデル3995mm)と比べてもそれらを上回る全長となるマツダ 2。「魂動デザイン」の要素を取り入れたスタイリッシュなデザインが魅力だ。

室内スペース:自然なドライビングポジション

クルマを意のままに操る楽しさを導く、自然なドライビングポジションがとれるのは、マツダ各車に共通の魅力。コンパクトなボディのマツダ 2でも、足を自然に伸ばした位置にアクセルペダル、ブレーキペダルを配する理想的なレイアウトを実現。アクセルペダルはオルガン式だ。

後席は、ゆとりある空間とは言えないものの、必要な分のスペースがあるといった印象。そのいっぽうで、質感の高い素材を用いたインテリアは、大人のためのコンパクトカーというポジティブイメージをもたらす説得力がある。

収納スペース:ラゲッジスペース長は700mm

5名乗車時のラゲッジスペースの荷室長は、ヤリス630mm、スイフト675mmに対して、マツダ 2は700mmとなっていて、このあたりは、長さのあるボディのマツダ 2の面目躍如と言えそうだ。シーンに応じてスペースをアレンジできる6:4分割可倒式シートバックを後席に採用し、サブトランクボックスも持つ。

キャビンの小物入れスペースは、シートバックポケット(助手席)、フロントカップホルダー(2つ)、ボトルホルダー付きドアポケット(前席)、コンソールマルチトレイなどにとどまる。

マツダ 2の性能・燃費・装備

2つの仕様の1.5Lガソリンエンジンと、1.5Lディーゼルエンジンを搭載していたマツダ 2。ディーゼルは生産を終え、ガソリンエンジンのみに絞られている(ディーゼルは在庫限り)。ここではエンジンの性能や燃費のデータを確認し、安全や運転支援のデバイスや装備・機能についても見ていこう。

走行性能:力強さと軽快さが魅力のガソリンユニット

アクセル操作に対するリニアなレスポンスや伸びやかな加速感などが魅力の直噴ガソリンエンジンの「スカイアクティブG 1.5」を搭載してデビュー。2021年6月に、圧縮比を12.0から14.0に高めた高圧縮ガソリンエンジンに進化した。

この「スカイアクティブG 1.5(高圧縮ガソリンエンジン)のパワースペックは、最高出力81kW(110ps)/6000rpm、最大トルク142Nm/3500rpm。高圧縮ユニットは最大トルクの発生回転数が4000rpmから引き下げられている。トランスミッションは、搭載する全グレードに6ATを組み合わせるが、「15スポルト」と「15スポルト+」には6MTも設定するから、マニュアルを選ぶならこの2グレードとなる。

また、プレミアムガソリン仕様を、モータースポーツベース車の「15MB」に搭載。こちらは85kW(116ps)/6000rpm、149Nm/4000rpmを発揮し、6MTのみの設定だ。

ブレーキによる姿勢安定化制御を追加し、より安心感ある走りを提供するG-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)を全グレードに採用。接地状態に応じて最適なトルク配分とし、スムーズで安定した走りを提供するi-ACTIV AWDを4WDモデルに搭載している。

安全性能:上級グレードにACCとLASを装備

夜間歩行者検知機能付きのアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)や、スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)を全車に装備し、AT車の全車に誤発進抑制制御[前進時/後退時]を採用。

停車保持機能なしだが、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付き]は、「15スポルト」と「15スポルト+」に装備(MT車は全車速追従機能なし)。同様にこの2グレードには、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)や、交通標識認識システム(TSR)も標準で装備した。「15 BD iセレクション」では、これら装備をセットオプションで用意している。

燃費性能:高圧縮ユニットは6.8%の燃費向上

燃料噴射にあわせて空気の「斜め渦」状態を作り、急速燃焼させる独自技術の「ダイアゴナル・ボルテックス・コンバスション」(斜め渦燃焼)を加え、圧縮比を12.0から14.0に高めた「スカイアクティブG 1.5(高圧縮ガソリンエンジン)」。環境性能がより向上され、WLTCモード燃費は、20.3km/Lを達成した(FF、6AT)。

それまでの「スカイアクティブG 1.5」(WLTCモード燃費19.0km/L)と比較して、約6.8%のアップを達成している。

なお、6MT車のWLTCモード燃費は、20.2km/Lとなる。

装備・機能:「15 BD iセレクション」は実用的

LEDヘッドライト、レインセンサーワイパーは全車に標準装備。アクティブLEDヘッドライト、シグネチャーLEDランプは「15スポルト+」に装備した。360度ビューモニターは「15スポルト」と「15スポルト+」に装備し、「15 BD iセレクション」ではオプション設定となる。

タコメーターは、「15MB」と「15 BD iセレクション」がデジタル式、「15スポルト」と「15スポルト+」はアナログ式だ。運転席パワーシートは「15スポルト+」に装備。運転席&助手席シートヒーターは「15 BD iセレクション」と「15スポルト+」に装備した。

また、「15 BD iセレクション」、「15スポルト」、「15スポルト+」は、エアコンがオートタイプで、センターディスプレイ、アドバンストキーレスエントリー、本革巻きステアリングを標準で装備する。

マツダ 2おすすめポイント要約

スタイリッシュなエクステリア、上質なイメージも漂うインテリアなど、マツダ 2は、グレードによっては「小さな高級車」といったキャラクターを持つ。

最もベーシックな「15C」はビジネス用途に向く仕様だと考えると、新車価格177万7600円の「15 BD iセレクション」が、多くのユーザーにとって検討しやすい主力モデルと言えるだろう。魅力的なプライスを維持しているのも、マツダ 2の魅力だ。

また、230万円近いプライスとなるが、「15スポルト+」のスポーティで上質な装いも見逃せない。ブラックメッシュのグリルや、ブラックメタリック塗装を施したホイール、本革巻きステアリングに加え、レザーとラックススェードで仕立てたシート、運転席パワーシートまでも装備するのは注目したいポイントだ。

生産が終了したディーゼルの新車での在庫が底をついた際、必然的にディーゼルモデルは中古車を検討することとなる。また、100周年特別記念車や「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」といった特別仕様車を中古車で見つけるのもよさそうだ。前身のデミオでの登場からすでに10年が経過しているだけに、デミオを合わせれば、かなりの数の中古車が市場に出ているから、お気に入りの1台に出会えるに違いない。

マツダMAZDA2 2024年12月発売モデル

15C

価格 155万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15C

価格 177万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15 BD iセレクション

価格 178万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15 BD iセレクション

価格 200万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト

価格 208万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト

価格 208万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト

価格 230万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト+

価格 228万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト+

価格 228万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15スポルト+

価格 250万円
排気量 1500cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 110 ps(81 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.5 Nm)/3500rpm
乗員 5名
燃費 -

15MB

価格 177万円
排気量 1500cc
駆動方式 FF
最高出力 116 ps(85 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(15.2 Nm)/4000rpm
乗員 5名
燃費 -

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