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三菱 三菱 アウトランダーPHEV 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/03/24

三菱 アウトランダーの新型モデル情報を紹介します。三菱 アウトランダーの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。三菱 アウトランダー新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

三菱 アウトランダーPHEV新型モデルの概要

三菱 アウトランダーは、三菱自動車が製造と販売を行なうミドルサイズSUV。同社がラインナップするSUVの中ではフラッグシップに位置付けられるモデルだ。日本市場で販売されるのはPHEV仕様のみとなる。

国内で販売されていたエアトレックの後継として2005年にデビューしたモデルだが、海外市場での販売名だったアウトランダーの車名を継承。2012年に初のフルモデルチェンジが行われ、現行モデルは2021年にフルモデルチェンジを果たし、全車PHEVを採用した3代目となる。

ラインナップされるグレードは、装備が充実した最上級モデルPをはじめ、先進の装備とコストのバランスに優れたG、ベースグレードとなるMの3種類で価格は、約462万円~約532万円となっている。

三菱 アウトランダーPHEVの外観・内装デザイン

三菱のフラッグシップとしてデビューを果たした三菱 アウトランダーは、その外観の佇まいはもちろん、内装デザインに至るまで上質感に満たされている。まずは、そのフォルムや内装について見ていくことにしよう。

外観:プレミアムに相応しい堂々としたフォルム

三菱が掲げる「BOLD&STRIDE」をデザインコンセプトとした三菱 アウトランダーの外観は、文字通り威風堂々としたもの。存在感のある佇まい、そして大地を踏みしめる力強さを体現化している。

大型のグリルに上部サイドには薄型のデイタイム&ポジションランプ、サイドにはヘッドライトと灯火類を機能的に配置することでワイド感を演出。PとGは20インチ、Mでも18インチの大径タイヤを採用することでスタイリッシュさと圧倒的な存在感を醸し出している。

内装:車体姿勢を把握しやすい水平基調を採用

三菱のフラッグシップSUVだけあって、内装のデザインも重厚感に溢れ、インパネには触感の良いソフトパッドを採用。操作系スイッチには、ダイヤモンドカットを用いた加飾を施すなど、ラグジュアリー感が演出されている。

インパネ周りは、水平基調のデザインを採用。それによって、前方の視界も良好で車体の姿勢変化が掴みやすいのもオフロード走行を伴う機会の多いSUVにとって嬉しいポイントだ。

また、9インチの大型タッチディスプレイを持つスマホ連動ナビは全車に標準。カーナビとしての基本機能はもちろん、航続可能距離や充電スポットの検索など、電動車ならではの機能も搭載されている。

三菱 アウトランダーPHEVのサイズ・室内スペース

三菱 アウトランダーは、3代目への進化に当たってプラットフォームを一新。先代からのDNAを受け継ぎつつもプレミアムカーに相応しい存在感と重厚感を持ち、ボディサイズも大型化されている。ここでは、ボディサイズに加え、室内スペースや収納スペースについて触れていこう。

ボディサイズ:ワイド&ロングホイールベースで安定感を向上

三菱 アウトランダーのサイズは、全長4710×全幅1860×全高1745mmとなっており、全長こそ大型SUVやミニバンよりも短いものの、横幅が広いため非常にワイドな印象だ。

ホイールベースは2705㎜とミドルクラスのSUVとしては標準的なものとなっており、最小回転半径は5.5mとこちらも標準的。圧倒的な存在感を放つフォルムを持ちながら、繁華街や住宅街など狭い道でも運転のしやすさを実感できるだろう。

室内スペース:座面が高く前方の見晴らしも良好

室内の寸法は、室内長2450×室内幅1520×室内高1240mmと同クラスのSUVと比べ、室内幅や室内高さは大差ないものの、3列シート車がラインナップされているため、室内長が長いのが大きな特徴だ。

3列シートは最上位のPとGにのみ設定され、Mは2列の5人乗りのみが設定。全車2列目は膝前スペースが190㎜と広く確保され、頭上スペースも120㎜と窮屈さを感じないほど。ただし、3列目はいざという時のためや小さな子ども用と割り切って使用する必要がある。

収納スペース:ゴルフバッグ4個が収まる広さを確保

3列目を使用している際のラゲッジスペースは、奥行きが460㎜となり、シートの後傾との干渉が気になるものの、3列目シート格納時の奥行は920㎜、幅は最小幅で1070㎜、高さは980㎜と広々。9.5インチのゴルフバッグなら4個積むことが可能だ。

さらに4:2:4分割が行える2列目シートを倒せば、奥行きは1850㎜まで拡大。大きな荷物を積めるのはもちろん、小柄な人なら車内泊すら行えるほどだ。大容量バッテリーを搭載するPHEV車でここまでの荷室スペースを確保されているのは技術力の賜物と言えるだろう。

三菱 アウトランダーPHEVの性能・燃費・装備

日本国内のみならず、グローバル市場で販売されている三菱 アウトランダーだが、国内で販売されるのはPHEV仕様のみとなる。ここでは、走行性能をはじめ、気になる燃費、装備・機能をチェックしてみよう。

走行性能:さらなる高出力化で力強さが向上

三菱 アウトランダーに搭載されるパワートレーンは、2.4Lのガソリンエンジンとモーターを組み合わせたPHEV設定のみ。先代と比較し、エンジンの最高出力は4kW、フロントモーターは25kW、リヤモーターは30kWもパワーアップ。それによって、より力強い走行を実現。また、バッテリー容量も13.8kWhから20kWhへと強化されたことで、EV走行の航続距離を伸ばしている。

一方、足回りも新設計され、フロントはマクファーソンストラット、リヤにはマルチリンク式のサスペンションを採用。伸び幅を拡大した前後のホイールストロークも相まってロードホールディング性能も向上。しなやかで粘りがあり、快適な乗り心地を実現している。

安全性能:先進の安全運転システムを全車標準装備

ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせることで前方の状況を把握し、運転支援や危険を未然に回避する予防安全機能を全車に標準搭載。

オートクルーズ機能とレーンキープアシスト機能などを持つ運転支援機能「MI PILOT」は、全車速に対応。前車の追従機能は、渋滞発生時にも対応しており、30秒以内の停止なら再発信にも対応している。

また、ドライバーから見えない2台前にいる車の監視にも対応。前車とその先の車との車間や相対速度を監視することで自車の減速が必要と判断した場合に、警告を発しドライバーに注意を促してくれる。

燃費性能:高い走破性を持ちながら16.6㎞/Lを実現

市街地などではEV走行、高速道路などの定速走行時はハイブリッドに切り替えるなど、走行高状況に応じて最適なモードを選択してくれるため、バッテリー残量を気にせずロングドライブを楽しむことができる。

気になる燃費は、ベースグレードのMがWTLCモードで16.6㎞/L、PとGが16.2㎞/Lと重量のあるミドルサイズSUVとしては上々の数値を誇る。EV走行時の航続距離は、MがWLTCモードで87㎞、PとGが83㎞とこちらも市街地走行な必要十分な距離が確保されている。

装備・機能:V2H対応で家庭への電源供給も可能

PHEVを採用した三菱 アウトランダーの車内には、最大1500Wもの電力が供給可能な100Vコンセントを2基が備わっているため、電子レンジやドライヤーなどの家電を使用することができる。

また、ヴィークルtoホーム(V2H)にも対応しているため、V2H機器を使用することで家庭の配電盤への電源供給が可能。ガソリン満タンの状態かつバッテリーが満充電の状態なら、最大で約12日分の電力を供給できるため、災害時発生時などに重宝する。

三菱 アウトランダーおすすめポイント要約

三菱 アウトランダーは、ハイブリッド車とEVの良い所取りを実現するPHEVを採用した同社のフラッグシップとなるミドルサイズSUV。自宅で手軽に充電が行え、数十㎞程度の近距離ならガソリンを使わず電気だけで走行できるため、通勤通学などで燃費を押さえたい人に特におすすめ。

また、強力なモーターに加え2.4Lのガソリンエンジンを搭載するなど、力強い走行が楽しめるのもこのクルマの大きな魅力。シティユースではオシャレに、週末のレジャーではアクティブな走行を愉しみたい。そんなアグレッシブなドライバーにもピッタリと言えるだろう。

三菱アウトランダーPHEV 2024年2月発売モデル

ブラックエディション

価格 630万円
排気量 2400cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 133 ps(98 kW)/5000rpm
最大トルク kg・m(19.9 Nm)/4300rpm
乗員 7名
燃費 -

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