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V型8気筒5.7〜6.4ℓ(クライスラー300、ダッジ デュランゴ etc.)BMEP:13.6bar Dodge Challenger SRT 21世紀に復活した現代版HEMIエンジン[HEMI]

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392 HEMI

■392 HEMI
気筒配列:V型8気筒
排気量:6417cc
内径×行程:103.9×94.5mm
圧縮比:10.9
最高出力:362kW/6100rpm
最大トルク:644Nm/4100rpm
給気方式:自然吸気
カム配置:OHV
吸気弁/排気弁数:1/1
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:PFI
VVT/VVL:In-Ex/×
(Dodge Charger SRT)

クライスラーのハイパフォーマンスモデル部門、SRT(Street & Racing Technology)によって開発されたHEMIシリーズのプレミアムバージョン。6417cc(392ci)の大排気量により、362kWという圧倒的なパワーを発揮する。6.1ℓ版(6059cc)のHEMIと比べ、ボアの拡大はわずか0.9mmにとどまるが、専用の鍛造クランクシャフトによりストロークを3.6mm延長することで排気量を拡大。ピストンピンはフローティング式とされ、ナトリウム封入タイプのエキゾーストバルブを採用、シリンダーのボーリング/ホーニング加工はトルクプレート(ダミーヘッド)を装着して行なうなど、レーシングエンジンさながらの手法が用いられる。ほかにもポート形状の変更はもちろん、シリンダーブロックにも強化設計の専用品が使われるなど、高出力化に対応するための変更は多岐に及ぶため、ベースエンジン(5.7ℓ版HEMI)との共通部品はわずかとなっている。

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