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シェフラー:シャフトレスのステアバイワイヤに意欲【東京モーターショー2019】

  • 2019/10/25
  • Motor Fan illustrated編集部
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ステアバイワイヤ(SBW)というとドライバーのための装備という印象があるのは頭が硬いからか。自動運転の技術開発に精を出すドイツ勢において、やはり力を注いでいるシェフラーもやはり、SBWは来るべき自動運転時代の操舵装置として重要なテクノロジーだという。
(S3203:シェフラー)

 ドライバーのためという頭の硬い筆者にも理解できそうなSBWがこちらである。小型車に向けたSBWの提案だ。装置としてはスマートのラックバーにモーターを付与した構造で、てっきりこれから乗用車への搭載を見据えた技術なのかと思ったら、すでに小型モビリティでは実用化済み、17年間でグローバル8500台の搭載、延べ10億kmにもおよぶ実績があるという。あれやこれやのトラブルはすでに経験済みなのだろう。今回の提案品では、自動運転のSAEレベル4あるいは5を想定。コントロールユニットは3重系設計、モータードライブも2重系制御で冗長化を図っている。

アシスト部の様子。ピニオン軸が減速機を介して駆動される仕組み。銀色の筒がモーター。

 SBWといえば、われわれ日本人としては日産のダイレクトアダプティブステアリング(DAS)である。シェフラーとしてはDASをどう思っているのかを聞いてみたところ、インターミディエイトシャフト(中間軸)が残っているところを指摘した。残してある理由はもちろん、システム失陥時にも操舵できるようにするため。しかしシェフラーは本システムの搭載にあたっては(小型モビリティへの適用も含め)機械的接続は与えないという。ここで明言できるのは先述のような「17年、8500台、10億km」の知見があるからだろう。

 インタミシャフトがないならパッケージングに飛躍的な自由度が生まれる。モーターの推力にもよるが、小型車への適用からねらっているという。

旋回性能を高める手段としてもうひとつ、後輪操舵機構も展示されていた。
上に載っているのがモーター。コグドベルトを用いてラックバーをくるりと囲むデバイスを駆動している。ボールねじのように見えるが「ブラックボックスの特殊な装置」らしい。詳細は教えてもらえなかった。

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