ドローン操縦資格が免許制となる時代を前にドローン教習の需要が拡大中 CBC自動車学校が「CBC Drone School」を開校。～ドローントレーニングは自動車学校がリードする時代に～

2018/12/22
MotorFan編集部

愛知県名古屋市のCBC自動車学校は、ドローンのパイロットを養成するためのスクール『CBC Drone School』を2018年12月13日に開校し、記念式典を行った。式典にはミャンマー連邦共和国大使、大村秀章愛知県知事や河村たかし名古屋市長、元F1ドライバーの中野信治氏、山本左近氏、元体操オリンピック代表の池谷幸雄氏をはじめ多くの来賓が集まり、『CBC Drone School』の門出を祝った。

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総勢約200名のゲストが『CBC Drone School』の開校を祝う

『CBC Drone School』は、国土交通省航空局の認証を受けたドローン管理団体「株式会社WES-VI」に認定された愛知県初の自動車学校が行うドローン講習校となる。スクール受講者に対しては「WES-VI」によるライセンスを発給するほか、映像制作やプログラミング、大会への参戦など、多分野で活躍するトップパイロットを育成する。またライセンス取得後はWES-VIのネットワークを活かし、あらゆる分野へのマッチングもサポートしてゆくという。

近年、災害現場での検証、映像撮影、大規模建設現場といった場面での活用が進むドローン。その需要が増えている一方で、正しい使い方や知識、マナーを学ぶ施設に対するニーズも高まっている。そうしたなか、自動車学校の広い敷地を活用してドローンの操縦士を育成しようという流れは全国的に広がっている。

また、将来的には200g以上の重量を持つドローンを操縦する際は、国家資格としての免許制度が必須となる見通しがあるといい、ドローンの免許取得のための教習所に対する需要は飛躍的に高まることが予想されている。

CBC自動車学校の運営会社となる株式会社にしむらグループの西村昌績代表取締役は「高い技術力の持った人間の派遣を通じて、人生の可能性を広げるとともに、物流サービスを提供することにより、ミャンマーを初め、アセアンを中心にインフラ整備が整えていない国への貢献に繋がると考えている」と展望を語る。
また、同校でインストラクターを務めるレーシングドライバーの大瀧賢治さんは「すでに多くの方からドローンのトレーニングに関するお問い合わせが来ています。お子様向けにドローンとプログラミングの教室を開催する予定もありますので、ぜひ多くの方にドローンに触れていただきたいですね」と抱負を語った。

操縦を教えるノウハウを持つ自動車教習所が、ドローンパイロット養成における最前線として展開してゆくのは自然な流れと言って良い。そうしたトレンドの中で、資格取得にとどまらず、次世代の子どもの教育や資格取得後のトレーニングも実施し、スクールの付加価値を高めてゆく『CBC Drone School』。日本のドローン文化のけん引役としての今後が楽しみだ。

ドローン講習は、ファンデーションコースから、アドバンスコース、レディースコース、キッズコースまで、全４コースを用意している。詳しくは、CBC自動車学校、もしくはCBC Drone Schoolまでお問い合わせを。

＜問い合わせ＞
■CBC 自動車学校
〒452-0818 愛知県名古屋市西区山田町上小田井東古川3117番地
http://www.cbc-ds.com/
TEL：052-501-1077
FAX：052-501-0648
■CBC Drone School
TEL：052-504-5277
FAX：052-501-0648
MAIL：info@wes-vi.com

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