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ホンダN-VANの車中泊もイケる!?内装・使い勝手を徹底チェック!

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〈ナビ・AV・空調〉全グレードにオーディオを標準装備

昨今では珍しく、オーディオを標準装備。一方ナビは販売店オプション設定で、写真のような7インチ画面タイプが松竹梅の3機種と、ひと回り大きな8インチ画面タイプを用意。立派なのは全機種とも通信料まで永年無料で使える車載通信端末を標準搭載していること。
「ナビ装着用スペシャルパッケージ」にはリヤカメラもセット。
通信機能を活用して、詳細な交通情報を反映した“最速ルート” など高度な道案内ができるのも強み。

いずれのメニューもアイコンを大きくするなど操作性に配慮。

廉価仕様のベーシックグレードまでフルオートエアコンを標準装備。PM2.5対応の集塵フィルター付き。
「G」を除きUSBジャックは標準で2個あり、いずれも急速充電対応。いまどきの商用車はかなり親切だ。
DC12Vは助手席前に2個ある。運転席から遠いのは、シガーライターとしてのニー ズが減ったからだろう。

オーディオは2タイプ

標準装備のオーディオは2種類。写真は「G」と「L」用でDINサイズのAM/FMラジオ。「+STYLE」系はUSB入力対応で、本体を隠して設置。表示はメータ ー内、操作はステアリングリモコンで行なう。

〈ラゲッジルーム〉低いフロアと高い天井がハイレベルな積載力を生む

助手席まで倒せば2.5mを超える荷室長は見事で、床が低くてフラットなことにも驚く(従来の軽バンの床は高め)。床のフックは8ヵ所。車両後部だけに設けるのが一般的だが、助手席付近にもあるのはさすがである。
シートの格納方法は助手席脇のラベルで確認できる。動かすレバーやストラップはオレンジで目立つから、操作時にわかりやすい。
運転席足元に組み込まれ脱着式のボードは、荷物などが運転席の足元へ落ちないためのガード。安全への配慮を具現化した一例である。
助手席シートを格納しただけの、ボードを引き出す前の状態。中央付近にある溝を埋めるのはボードの役割だ。
助手席を沈めたあとに、シート下に格納されていたボードを引き出すことでフラットなフロアを実現。それにしても、低く沈む助手席には驚くばかり!

荷室にはフロアのフックや壁のリヤシートピロー固定用ベルトなども用意されている。リッドの一部が定規なのは遊び心。

通常時:高さ1260mm 最小奥行き:720mm

低い床と高い天井による、軽自動車としては圧倒的な大空間が見事。後席位置が前寄りなので奥行きがN-BOXより広い。水が染み込まない床のマットをはじめ、壁のトリムも傷が目立たない仕上げ。

後席格納時:最小幅905mm 奥行き1550mm

座面ごと床下に沈み込む後席の採用で、低くてフラットな床をつくり出せるのが自慢。床を低くすることで実用性向上をねらったことがよくわかる。自転車などの積み下ろしも楽だ。

助手席+後席(左側)格納時:ロールーフ車で2560㎜、ハイルーフ車で2635㎜という助手席格納時の荷室奥行きは、軽自動車史上最長。P34の写真からもわかるように、車内にバイクを積めるほど、ちなみに写真のバイクはCRF125Fだ。

アイデア次第でラックやフックが追加できる

Cピラー&Dピラーで9個、天井に3個、テールゲートに1個と片側だけで13個のユーティリティホールを用意(合計26個)。「COOL」以外は28個となる。

ユーティリティナットにアイテムを取り付けて、荷室を自己流にカスタマイズできる。純正アクセサリーでもここを活用するバーやボード、フックなど用意するが、使い方に合わせて自分で工夫できるのがポイント。ボルトサイズはM6。

注目装備

リヤウインドウはポップアップ開閉:「+STYLE」系のスライドドアの窓は一般的な上下昇降式ではなく、外側に少しだけ開くポップアップ開閉式。
Honda SENSING:軽商用車として初めてすべてのグレードに自動ブレーキなど先進安全支援システムを標準装備。目となるのは単眼カメラとミリ波レーダーだ。
LEDヘッドライト:「+STYLE FUN」のヘッドライトはフルLED式。ドーナッツ状に光る点灯状態も個性的でなかなかキュート。

Hondaスマートキー:「+STYLE 」系のキーは非接触式。キーを取り出さずにできる施錠/会場は手がふさがりがちな商用車にこそ便利だ。

モーターファン別冊ニューモデル速報 Vol.575 ホンダN-VANのすべて

詰める遊べる大開口空間
左側センターピラーレス&助手席ダイブダウン。実用性マックスの新提案「軽バン」
ドライビングインプレッション
ライバル車比較試乗
開発ストーリー
メカニズム詳密解説
デザインインタビュー
使い勝手徹底チェック
バイヤーズガイド
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