BMW Z4 M40i BMW Z4 M40iがもたらすスポーツカーの春!
- 2019/04/27
- GENROQ編集部
道幅ぎりぎりまで使える正確なハンドリング
MパフォーマンスモデルたるM40iにはアダプティブMスポーツサスペンションとMスポーツディファレンシャルが装備され、車高はスタンダードよりも10mm低い。それゆえ足まわりは明確に引き締められており、たとえコンフォートモードでもストロークは短く上下動は強力に抑えられている。もちろん、ビシッバシッというハーシュネスとは無縁なことは言うまでもないが、ソリッドだが分厚いラバーソールのトレッキングシューズを履いているような“距離感”があるのがちょっと不思議なところで、鋭い切れ味というよりは重厚な頑健さが特徴である。それでも接地感は十分で、道幅ギリギリまで自信を持って使える正確なステアリングインフォメーションもBMWの名に恥じない。
うねりのあるコーナーを突破した時もまったく余分な動きを見せない屈強な足まわりとボディはどんな風に扱ってもへこたれない逞しさがあり、スポーツディファレンシャルによる執拗なトラクション性能も驚くばかりである。太いリムのステアリングホイールもやる気満々の雰囲気でロック・トゥ・ロックは2回転とクイックだが、リムはもう少し細いほうが微妙なコントロールがしやすいように思う。
離れて見ると縦の線も見えないことはないが、キドニーグリルの中のパターンが縦バーからメッシュのように変更されたことで見た目の印象は一新され、全体として随分と幅広く、平べったく見えるのが新型の特徴だ。ここでも軽快感よりは重厚な逞しさが強調されているように感じられる。
インストゥルメントは最新の8シリーズや3シリーズと同様の最新型に改められた。全体的なインテリア配置は従来通りのBMW流だが、計器類はフルデジタルスクリーン(3シリーズより小さい10.25インチ)にアナログメーターを映し出すタイプとなり、しかも表示スタイルはBMWが長年こだわってきた円形ではなく、おそらくは新しいキドニーグリルの輪郭を模した、六角形を割ったような左右のフレームが速度計と回転計(回転計は反時計回り)に当てられ、真ん中のスペースはナビゲーションなどを表示するウインドウになっている。
レブリミット付近(フルスケールは7500rpm、レブリミットは7000rpm)が中央上部に位置するため、なるほどトップエンドを使う場合には見やすいかもしれないが、常用域はステアリングホイールに隠れてしまう。他の操作法、たとえば以前はウインカーレバー先端のボタンで呼び出し、メーター下部に固定表示できたオドメーターやトリップを呼び出すことも、BMWに長年慣れ親しんだ人ほど最初はちょっとまごつくかもしれない。
とはいえ、安全運転支援システムもインフォテインメントも最新型となり、ロングクルーズも苦労知らずである。一方で、鞭を入れればびっくりするようなペースで山道を駆けまわることもできるが、少なくともこのM40iについては軽快敏捷なオープン2シーターの雰囲気は薄れ、隙なく洗練された高性能GTの香りが強烈である。
BMW Z4 M40i
■ボディサイズ:全長4324×全幅1864×全高1304㎜ ホイールベース:2470㎜
■車両重量:1535㎏
■エンジン:直列6気筒DOHCターボ 総排気量:2998㏄ 最高出力:250kW(340㎰)/5000~6500rpm 最大トルク:500Nm(51.0㎏m)/
1600~4500rpm
■トランスミッション:8速AT
■駆動方式:RWD
■サスペンション形式:Ⓕダブルウイッシュボーン Ⓡマルチリンク
■ブレーキ:Ⓕ&Ⓡベンチレーテッドディスク
■タイヤサイズ(リム幅):Ⓕ255/35ZR19(9J) Ⓡ275/35ZR19(10J)
■性能:0→100㎞/h加速:4.5秒
■環境性能(NEDC):168~162g/㎞ 燃料消費量:7.4~7.1ℓ/100㎞
■車両本体価格:835万円
- 前へ
- 2/2
|
|
|
自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ
国内有数の日系独立系自動車サプライヤー
機械設計<二輪車用ブレーキ>※世界シェアNo1製品
年収
450万円〜900万円
勤務地 長野県東御市
この求人を詳しく見る
株式会社デンソー
ハードウェアプロジェクトリーダー<次世代車に載せる情報機器>
年収
430万円〜1200万円
勤務地 愛知県刈谷市昭和町1丁目1本社に配属...
この求人を詳しく見る
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ
国内有数の日系独立系自動車サプライヤー 機械設計<二輪車用ブレーキ>※世界シェアNo1製品
| 年収 | 450万円〜900万円 |
|---|---|
| 勤務地 | 長野県東御市 |
株式会社デンソー ハードウェアプロジェクトリーダー<次世代車に載せる情報機器>
| 年収 | 430万円〜1200万円 |
|---|---|
| 勤務地 | 愛知県刈谷市昭和町1丁目1本社に配属... |
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費...
- 2021/03/26
- インプレッション
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形...
- 2021/04/03
- インプレッション
日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に...
- 2021/02/20
- インプレッション
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこ...
- 2019/08/11
- インプレッション
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4と...
- 2021/06/28
- インプレッション
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ
フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chap...
- 2018/08/28
- 新車情報
マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善...
- 2020/04/26
- コラム・連載記事
マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエン...
- 2019/07/15
- テクノロジー
ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態
- 2020/04/19
- テクノロジー
林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えて...
- 2020/02/24
- テクノロジー
マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレイ...
- 2019/07/27
- テクノロジー
Motor-Fanオリジナル自動車カタログ
自動車カタログTOPへMotor-Fan厳選中古車物件情報
BMW Z4
M40i OPカラー/コニャックレザー/harman/kardonサウンド/イノベーションPKG...
中古価格 488万円
BMW Z4
sDrive20i Mスポーツ 弊社デモカー セレクトパッケージ ハーマンカードンスピーカー フ...
中古価格 581万円
BMW Z4
M40i 弊社下取1オーナーコラルレッドレザーシート ステアリングヒータ- 地デジチューナー ハ...
中古価格 807.5万円
BMW Z4
M40i コニャックレザーシート/harman/kardonサウンドシステム/イノベーションPK...
中古価格 528万円
BMW Z4
sDrive23i
中古価格 159.2万円
BMW Z4
2.2i オープンカー ドライブレコーダー AT アルミホイール ABS エアコン パワーステア...
中古価格 45万円