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2012年モデルの楽ナビに最新版地図をインストールしてみた 【実践】7年落ちのカーナビをバージョンアップしてみた。/ 楽ナビ復活作戦#1

  • 2019/07/03
  • 浜先秀彰
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古いカーナビを使っていると新しく開通した道路をうまく活用できなかったり、新規にオープンした施設を探せなかったり、ドライブ中にストレスが溜まることも多い。そこでオススメなのが地図を最新版にバージョンアップすること。本誌スタッフ所有のカロッツェリア楽ナビ(2012年モデル)で実際に体験をしてみた。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)

■MapFan地図割公式サイト

買い替えはもったいないかも?

 編集部員が最近中古車で購入したホンダ エレメント。もちろん気に入って乗っているのだがカーナビの古さだけが気になっているという。そこでチェックをしてみると装着されていたカーナビは「カロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ009」という2012年モデル。当時のシリーズ最上級モデルではあるが、今から7年も前の機種では当然ながら収録されていない道路も施設も多い。これでは不満があって当然だろう。

2012年発売のカロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ009。シリーズ最上級で当時の実勢価格は12万5000円前後。

 こんなとき「買い替える」か「ガマンしてそのまま使うか」のどちらかを考える人がほとんどだろう。だが同レベルの機能のモデルを新しく買えば10万円前後の出費になるし、そのまま使っていてはストレスが溜まるばかり。そこでオススメしたいのが第三の選択肢となる「バージョンアップ」。ほとんどのカーナビメーカーでは5年以上前のモデルでもバージョンアップデータを有償で用意していることが多いので、ハード部分に不調が見られないのならば最新のバージョンアップデータを利用して、地図データを最新版に書き換えて使い続けるのがオススメだ。

ほとんどのメーカーのモデルで、メニューから地図バージョンの確認が簡単にできる。中古で購入したカーナビや中古車に装着されていたカーナビを使用している場合は何年版の地図なのかを確認をしておこう。

 ただしカーナビメーカーはすべてのモデルの最新バージョンアップデータを用意しているわけではないので、メーカーのウェブサイトで機種名などから適合の確認をしておこう。

型番がわからなくてはバージョンアップデータの検索ができない。本体には型番が記されていることがほとんど。

 費用はメーカーによってまちまちだが2万円前後が一般的。カロッツェリアでは新たに「地図割プラス」を実施し、サイバーナビシリーズが5月より3600円に大幅値下げ。楽ナビシリーズについても今秋より同様になる。

 ちなみに対象となる「AVIC-MRZ009」では現在(2019年7月)のところ以下の3種類のバージョンアップ方法があり、それぞれ費用が異なっている。

①ユーザー自身がWindowsパソコンを使用してインターネット経由でデータを取得(自分で用意したSDメモリーカードにデータを転送):1万7280円
②MapFanプレミアム会員(年額3600円)登録を行ったうえで、①と同様にデータを取得:9720円〈地図割適用〉
③データを収録したSDメモリーカードを購入:2万520円

最新データを収録したSDメモリーカードを読み込ませて、ナビの内蔵メモリーに記録されている地図データを書き換える

 そして今回はこの中から②を利用することに決定。この方法だと費用がもっとも安くなり、MapFanのスマホアプリやPC向けMapFanサイトの有料機能がすべて使えるようになる。いちばんオトクだ。

 次回からはAVIC-MRZ009のバージョンアップを実践していこう。

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