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【クルマの教科書】車種編-2 トールセダン

  • 2020/11/16
  • MotorFanアーカイブ編集部
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これは1894年7月22日にフランスでおこなわれた世界初の自動車レース、パリ~ルーアン・トライアルのようすをつたえた絵です。

クルマのカタログや雑誌、メディアでは、様々な専門的な用語が使われています。この連載ではそんな言葉をなるべくわかりやすく説明していきます。(解説:藤本彰)

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トールセダン(TALL SEDAN)

トールセダン(TALL SEDAN)

SUVやミニバンのブームによる影響からか、セダンを革新する傾向が見られるようになり、車高の高いセダンが商品化されるようになった。
このような車高の高いセダンは、従来のセダンと区別する意味で、特に「トールセダン」と分類される。車体の縦横比で判定しているが、その比率や具体的な長さなどについては、特に明確な基準があるわけではない。

ルーフの高いセダン。乗降性、着座性などを鑑み全体のパッケージを見直したもの。

ミニバンなどの流行により、コンパクトカーのルーフが高くなる傾向があり、その派生として生まれた例もある。また、着座位置を高くすることによって、足元スペースを稼げるので、全長を短くすることも可能だ。
「ハイルーフセダン」は21世紀の新たなトライアルともなったが、セダン自体は次第に低重心化の方向に進んでいる。

日産ティーダラティオ'(2004年)の全高は1535mm。
日産フーガは伝統的に全高が高く、初代(2004年)は1510mmとなる。しかし、全長が4900mm程度と長いため、トールセダンとは言い難い。

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