今、「豪雪で立ち往生・車中泊を余儀なくされている方」にお願いです！　ふくらはぎを揉んでください!!

2020/12/17
CAR STYLING編集部松永大演

車の中で長時間、座位でいると「エコノミークラス症候群」の危険性が高まります。３−４時間に１回はふくらはぎを揉むようにしてください！　
渋滞にはまっている方をご存知の方がいましたら、このことを伝えるべく是非連絡してください。

ふくらはぎは第二の心臓と言われています。その理由は、歩行をすることで、ふくらはぎにある静脈が弁の運動＝ポンプの役割をして、１mも高い位置にある心臓に血液を戻すようになっているからです。

動かない状態でも足も含めて水平に寝ていれば問題はないのですが、足が低い状態だとそれができなくなり、血栓が溜まって行きます。それがある時血栓の塊が切れて、一部が肺に送り込まれることで、肺塞栓症を発症します。
つまり肺に血液が流れなくなり、肺がうまく動かなくなるのです。これがいわゆるエコノミークラス症候群と呼ばれる病です。

予防のためには、歩くことが一番と言われますが、車内から出られないと思いますので、３−４時間に１回はふくらはぎを揉んでください。５−６回でいいそうです。

また、足の指でものを掴む動作や、かかとを軸にアクセルを踏むような運動を10回くらいずつ行ってください。

また、時折、少しづつ水を含むようにしてください。いっぱい飲まなくてもいいとのことです。血液の中の水分量が減ってしまうと粘度が上がり、流れを阻害するとのこと。２−３時間に１回飲むといいと言われています。

ふくらはぎがむくむような時は、血管の流れが悪くなっていることを示しています。それは、血液がうまく流れずに溜まった状態で、血中の水分が血管から外に滲み出ていく現象なのだそうです。

もし、渋滞にはまっている方をご存知でしたら、是非連絡をとってふくらはぎのマッサージのことを教えてあげてください。