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これぞ小型車の王道? フォルクスワーゲン ポロ(モーターファン会員アンケート) オーナーが本音で語る フォルクスワーゲン ポロ| これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は? 長所は? 短所は?」

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フォルクスワーゲン ポロ GTI (2021年モデル/本国仕様)

フォルクスワーゲンのコンパクトハッチバックであるポロは、コンパクトカーのお手本として長らく世界中に親しまれているクルマの1台だ。Motor-FanTECHの会員の方々にもオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、良いところを見てみよう。

現行型6代目 AW型 (2018年~)

6代目 GTI (2021年モデル/本国仕様)

フォルクスワーゲン(以下、VWと略)のポロは、同社の底辺を担うベーシックなコンパクトカーであり、主力ファミリーカーに位置付けていたゴルフがサイズを拡大していくなか、それに代わる車種として存在感を高めてきた。1975年の初代モデルの発売以来、世界各地で好評を博し続けている。日本市場では1996年に、1994年デビューの3代目モデルから本格発売されている。最新現行モデルは6代目にあたるAW型で、このモデルからVWの共通プラットフォームである“MQB”を採用、いわゆる“3ナンバー車”へサイズを拡大しているのが最大の特徴。

2020年式 GTI 「ゴルフの下位グレードを考えている方であれば、ぜひおすすめしたい」

ニックネーム:ヤマモト ヤス 年式・グレード:2020年式 GTI 性別:男性(50代) 居住地域:埼玉県

ニックネーム:ヤマモト ヤス 年式・グレード:2020年式 GTI 性別:男性(50代) 居住地域:埼玉県

排気量:2.0ℓトランスミッション:DCT(AMT)

平均燃費:12km/ℓ(時速60km/hのバイパスが半分の片道30kmの通勤路での数字)

長所:サイズに対して必要十分以上のパワーと加速力はさすがGTIという感じ。また優れたブレーキ性能、ドイツ車らしいボディ剛性・デザインも日本車とは比べ物にならない。またシートのつくりも日本車とは全く異なるもので、国産車には戻れない。

短所:車格はBセグメントのため、下位グレードに引っ張られ内装や足回り(後輪のトーションビームというのは何とかならないものか)などチープな部分も多い。ブレーキはよく効くが、ブレーキダスト(特に前輪)がひどく、清掃の際は一手間かかるのはしょうがないか。

評価

外観:★★★★☆プレスラインがかっちりしていて美しい
室内:★★☆☆☆下位グレードに引っ張られチープな部分が多い。
走行性能:★★★★★文句ない。
燃費性能:★★★☆☆期待以上である。
装備:★★★☆☆同車格の国産車と同等?
満足度:★★★★☆価格は少し高いか。


このクルマの購入を検討している人にひと言
「最近マイナーチェンジを行ない外観が少し変わったが、これも悪くない。もはやゴルフは必要ないのではないかとも感じる。ゴルフの下位グレードを考えている方であれば、ぜひおすすめしたい」

5代目 6R型 (2009-2018年)

5代目 (2009年モデル/本国仕様)

2009年のジュネーブモーターショーで発表された5代目モデルは同じドイツ車のアウディA1やスペイン車のセアト イビザMk.4などとプラットフォームを共有しており、先代より全長と全幅が若干拡大、最低地上高は若干低くなった。また、トランク容量も10ℓほど拡大している。安全装備の充実も目ざましく、ユーロNCAP衝突衝撃評価で5つ星を獲得している。また、ポロの歴史上で初めてヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー(2010年)を受賞し、日本でも日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤー(2010年)、RJCカー・オブ・ザ・イヤーで2011年次インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

2016年式 ハイライン「普段乗る車としてはまあ満足できる車だと思います」

ニックネーム:nekomomo 年式・グレード:2016年式 ハイライン 性別:男性 居住地域:奈良県

ニックネーム:nekomomo 年式・グレード:2016年式 ハイライン 性別:男性 居住地域:奈良県

排気量:1.2ℓトランスミッション:DCT(AMT)

平均燃費:高速18~20km/ℓ、市内12~14km/ℓ、郊外14~18km/ℓ(市内6割、郊外3割、高速1割位)

長所:排気量の割に坂道も含めて軽やかに加速走行できる。トランクに搭載可能な荷物量は意外と多くセダンの普通車と変わらない。実際にやってはいけない事ですが、デパート・ホテルなどの軽自動車専用駐車区画に駐車ができるぐらいコンパクトな大きさです。市内走行時の燃費は良好と思います。

短所:高速走行時に室内混入騒音が大きく、オーディオなどは音量を上げないと音声を聞き辛い。会話も同様です。ACCは良いのですが、パーキングブレーキが電動ではないので、全ておまかせとはならないのが辛い点です。アイドリングストップキャンセルを設定してもエンジン切でリセットされてしまいます。

評価

外観:★★★★☆可も無く不可も無く。
室内:★★★★☆アルカンターラのシートは夏冬とも快適、シート座面長がも少し欲しい。
走行性能:★★★★☆1200ccの通常車としては期待以上(加速、カーブ走行)。
燃費性能:★★★☆☆市内(起伏あり)走行燃費が期待に添えてない。
装備:★★★★☆ACCは良いが電動パーキングが欲しい。
満足度:★★★★☆価格からしてまあまあかな、Golfと比較して若干物足りない点があるが。


このクルマの購入を検討している人にひと言

「普段乗る車としてはまあ満足できる車だと思います。トランクに載せられる荷物量も意外とあります。昔使用していたクレスタにも負けません。シートヒーターも良いし、アルカンターラも快適です。高速国道を走っても快適に飛ばせます、並の車には負けません。高速道路もハンドルを軽く握って真っ直ぐ走れます。ただ高速になると室内混入騒音が大きくなって音量を上げないといけません」

2014年式 ブルーGT 「メインテナンスさえしっかりしていれば、長く乗れるクルマですし、アフターの費用も外車の割には安い方だと思います」

ニックネーム:KOH 1 年式・グレード:2014年式 ブルーGT 性別:男性(50代) 居住地域:宮城県

ニックネーム:KOH 1 年式・グレード:2014年式 ブルーGT 性別:男性(50代) 居住地域:宮城県

排気量:1.4ℓトランスミッション:DCT(AMT)

平均燃費:17.1km/ℓ(通勤と長距離移動に使用しています。購入時から現在まで8年半の平均燃費です。『e燃費』で記録しています)

長所:5ナンバーサイズで取り回しがよく、ゴルフ7と同じエンジン(当時)のためパワーと燃費を兼ね揃えたクルマです。速くて低燃費、長距離ではカタログ値以上の25km/ℓも楽に出ます。また小さいながらも家族4人での移動も荷物も積めてちょうどいいサイズ。実用車として必要にして充分です。

短所:まもなく9年経ちますので最新型とは比べられませんが、当時のゴルフと比較しても装備面では見劣りします。高級感とかゆとりを気にすると、それが短所となります。また現行型には無い『気筒休止エンジン』は燃費に寄与するものの将来的な故障などの不安は付きまといます。

評価

外観:★★★★☆塊感があってシャープなデザイン。
室内:★★★★☆ハンドルやギヤまわりには本革を使用していて肌触りが良い。
走行性能:★★★★☆キビキビ走って低燃費。
燃費性能:★★★★★ハイブリッド以外では上等だと思う。
装備:★☆☆☆☆豪華さや贅沢さはありません…。
満足度:★★★★☆トータルで自分に合っていると思います。9年目に入りますが、まだまだ乗りたいと思っています。

このクルマの購入を検討している人にひと言

「中古車として購入するなら、メインテナンスも含めて面倒をみてくれるお店から購入した方がいいと思います。メインテナンスさえしっかりしていれば、長く乗れるクルマですし、アフターの費用も外車の割には安い方だと思います」

2011年式 コンフォートライン 「ちょっとハメを外す位なら全くパワー不足を感じさせないTSIエンジン」

ニックネーム: tanakun51 年式・グレード: 2011年式 コンフォートライン 性別:男性(40代) 居住地域:福島県

ニックネーム: tanakun51 年式・グレード: 2011年式 コンフォートライン 性別:男性(40代) 居住地域:福島県

排気量:1.2ℓトランスミッション:DCT(AMT)

平均燃費:15km/ℓ(ほぼ全て通勤にて使用)

長所:シンプルでカッコいいデザイン。ボディの剛性感高い。1.4万㎞で購入、現在9.2万㎞でメカニカルなトラブルはほぼ無し。ちょっとハメを外す位なら全くパワー不足を感じさせないTSIエンジン。タイヤも15inchなので安い。

短所:たまにトランクが開かない事が有る(修理予定)。アイドリング中のエンジンルームから出るカタカタ音。ショックアブソーバーを純正交換用のビルシュタインに替えたら乗り心地がバッキバキになってしまった。大した部品じゃ無くても結構高い。

評価

外観:★★★今の日本車に無いシンプルさ。
室内:★★★★☆必要にして充分。
走行性能:★★★★カタログ値は控え目なのに実際にはパワフル。
燃費性能:★★★★★極端に悪くなった事は無い。
装備:★☆☆最新装備無し。
満足度:★★★★購入した金額からすると凄くイイ車。


このクルマの購入を検討している人にひと言

「是非ともアタリを引いて下さい! (ネットではハズレを引いた方のコボシ話が見られますので)」

4代目 9N型 (2001-2009年)

4代目 (2005年モデル/本国仕様)

2001年に発表された4代目モデルの9N型は日本では翌2002年から発売開始された。スペイン車のセアト イビザMk.3やチェコ車のシュコダ ファビアMk.1およびMk.2などとプラットフォームを共有しており、構造としては4代目ゴルフ(1J型)に似ていると言われる。ボディ剛性向上と衝突安全性向上を果たすべく、寸法が先代より大幅に拡大されたのが特徴。また、当初は同時期のモデルであり、より小型のルポと同様のデザインラインにある丸型4灯式のヘッドライトを持っていたが、2005年のマイナーチェンジでより近代的なデザインのフロントマスクに変更されている。

年式不明 9N GTI 「比較的安いので良い個体があればおすすめしたい」

ニックネーム:ケン 年式・グレード:年式不明 9N GTI 性別:男性(40代) 居住地域:兵庫県

ニックネーム:ケン 年式・グレード:年式不明 9N GTI 性別:男性(40代) 居住地域:兵庫県

排気量:1.8ℓトランスミッション:MT

平均燃費:10km/ℓ(街乗り8割、高速2割)

長所:コンパクトなサイズとターボエンジンで軽快な走りが楽しめる。高剛性の車体と足まわりで正確なハンドリングか楽しめる。最近では少なくなったマニュアルミッション車で、車を操る楽しみがある。日本車では味わえない運転感覚である。

短所:ギヤレシオがクロースで加速はよいが、クルージングの際の燃費が伸びない。おそらく6速が設定されているのではないか。100km/h巡航でエンジン回転数がたかすぎる。部品がやや高額なのも欠点であるが、これらは些細なものと考えている。

評価

外観:★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★
燃費性能:★★★
装備:★余計な自動機器は不要。
満足度:★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言

「比較的安いので良い個体があればおすすめしたい」

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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