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新型メルセデス・ベンツAクラス:トランスミッションは、2種類の7速DCT。ひとつは内製、もうひとつはゲトラグ製だ

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ワールドプレミアされたばかりの新型メルセデス・ベンツAクラス。「コンパクトクラスのモダンラグジュアリーを”再定義”する」とメルセデス・ベンツが謳う最新作。おそらく、「打倒、VWゴルフ」が新型Aクラスに与えられた役割のはず。ここでは、新型Aクラスを詳しく解説していこう。

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次はトランスミッションだ。
新型Aクラスのトランスミッションは、2種類の7速DCTを設定する。
A250(M260型2.0ℓ直4ターボ 224ps/350Nm)用は湿式のデュアルクラッチを使う。これが前型からキャリーオーバーしたDCTだが、シフト・パフォーマンス、変速時間をフリクションの最適化やヒステリシスの低減で改善している。エンジンとトランスミッションの協調制御も一新された。シフトモードは、ECO、Comfort、Sport、Individualの4モードだ。

A200(M282型1.33ℓ直4ターボ 163ps/250Nm)は、湿式デュアルクラッチ式の同じく7速DCTを新規で採用する。乾燥重量は67kg。こちらも、シフトモードは、ECO、Comfort、Sport、Individualの4モードだ。このトランスミッションは、ゲトラグと共同開発したもの、と資料にはある。特徴は、クラッチは、電動油圧で制御し。ギヤシフトは、電動アクチュエーターが行なう点だ。これは、ルノーが主に採用する小排気量向けDCTで、ゲトラグの「7DCT300」をベースにしたものだろう。ギヤ比については、両DCTとも未公表だ。

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