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トヨタがハイエースを一部改良。死角をサポートするパノラマビューモニターやデジタルインナーミラーを新採用

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トヨタはハイエース(バン、ワゴン、コミューター)の一部改良を実施した

トヨタ・ハイエース(バン・ワゴン・コミューター)が一部改良を行い、5月1日から発売が開始される。デジタルインナーミラーやパノラミックビューモニターの採用のほか、メーター内にマルチインフォメーションディスプレイを配置するなどして商品性を向上している。

ハイエース バン スーパーGL (標準ボディ・2WD・ディーゼル車)
ハイエース バン スーパーGL (標準ボディ・2WD・ディーゼル車)

 今回の一部改良では、車両を俯瞰したような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターを採用し、目視しにくい周囲の安全確認をサポートする。ライバルの日産NV350キャラバンは、2017年7月のマイナーチェンジでアラウンドビューモニターを採用していたから、それにようやく追いついた形だ。

パノラミックビューモニター

 さらに今回、ハイエースはデジタルインナーミラーを新採用した。荷室の天井まで荷物が満載されているようなときでも、車両後方のカメラが撮影した映像を映し出すことで、後方視界を確保することが可能だ。

デジタルインナーミラー

 そして、車内のオプティトロンメーターに4.2インチTFTカラー液晶が設けられ、視認性と利便性を向上したのも一部改良のトピックだ。NV350キャラバンは3.5インチなので、ここでは一歩ハイエースがリードしたことになる。

メーター右側に4.2インチのTFTカラー液晶「マルチインフォメーションディスプレイ」を設置
表示内容はステアリングに設けられたスイッチで切り替えることができる

 また、予防安全機能の向上も図られており、クセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]が新採用された。車庫入れなどの際、障害物があることを表示とブザーで知らせるクリアランスソナーに加えて、前後進行方向に壁などを検知していると発進時にエンジン出力を抑制、さらに距離が縮まると自動ブレーキが作動する。

インテリジェントクリアランスソナーを採用
障害物を画面と音で警告するほか、エンジン出力の抑制や自動ブレーキで衝突を防止する

 価格帯はバンが219万2000円〜411万8000円、ワゴンが288万6000円〜3999万4000円、コミューターが322万1000円となっている。
 なお、これらの改良はウェルキャブやTECS(メーカー完成特装車)においても同様に実施され、さらに衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」の設定も拡大された。

トヨタセーフティセンスには、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームが含まれる

価格:ハイエース(バン・ワゴン・コミューター)

ハイエース ワゴン グランドキャビン(スーパーロング・ワイドボディ・2WD・2700ガソリン車)
ハイエース コミューター(スーパーロング・ワイドボディ・2WD・2700ガソリン車)

価格:ウェルキャブ

価格:TECS

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