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V6気筒3.0〜 3.6ℓ(シボレー・カマロ LT、キャデラック ATS etc.) BMEP:225.8bar Cadillac CT5-V ハイ・フィーチャーシリーズの最新版 [LGW/LGX]
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- 2020/01/09
■LGW
気筒配列:V型6気筒
排気量:2990cc
内径×行程:86.0mm×85.6mm
圧縮比:9.8
最高出力:265kW/5600rpm
最大トルク:542Nm/2500-4200rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In-Ex/×
(Cadillac CT5-V)
過酷なCO2排出規制をあの手この手でかいくぐりながら、ドイツ御三家が高性能なマルチシリンダーエンジンを生きながらえさせているのは、アウトバーンの存在以上に、北米市場に大きなマーケットが存在するから。GMはキャデラックのF F車を撤廃するにあたって、プレミアムブランドと位置づけて専用のV6エンジンを開発し続けてきた。前世代から短期間でモデルチェンジした新V6は、ボアピッチ103mm(Gen.3=106mm)に短縮され、高過給ターボを前提とした冷却系の効率化が図られた。同時にボア径も94㎜から95㎜に拡大されており、生産設備の変更をともなう大改良が少量生産にもかかわらず敢行された。とくにターボエンジンについては、ドイツ勢に先駆けて400psオーバーを達成した3.0ℓLGW型が、高性能V6のベンチマークとなり、日産のVR30型はまさにこのLGW型を仮想敵として開発されたほど(実際両者の要素技術は驚くほど似かよっている)。オーバースクエアが常道のV8に対し、昨今のGMエンジンはロングストローク化が著しいが、LGW型はレシプロエンジンのセオリーともいえるスクエアなシリンダーを採用。
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