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V型6気筒 3.6ℓ(キャデラック XTS、ビュイック・ラクロス、GMCキャニオン etc.) BMEP:13.1bar GMC Canyon 欧州ハイパフォーマンスカーに対抗すべく新設計 [High Feature Engine Gen.4]

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LF3

■LF3
気筒配列:V型6気筒
排気量:3564cc
内径×行程:94.0mm×85.6mm
圧縮比:10.2
最高出力:306kW/6000rpm
最大トルク:500Nm/1900-5600rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In-Ex/×
(Cadillac XTS)

V8派生の旧弊なV6エンジンに代わり、アルミ合金製ブロックにのDOHCヘッドを搭載した新世代60°V6として2004年に登場したシリーズの第3世代。メルセデス・ベンツEクラス、BMW5シリーズ、アウディA6のハイパフォーマンスモデルに対抗すべく旧世代から設計は一新され、欧州の趨勢に習ってDIとターボモデルが前提とされた。シリンダーブロックは砂型鋳造、オイルパン一体型で、ブロック剛性を高めることに留意。クランクシャフトは高張力の鍛造鋼。コンロッドは靱性を高めるべく銅の含有量を増やした焼結材の鍛造である。エキゾーストマニフォールドはこの世代からシリンダーヘッド一体型に改められた。ターボ版のLF3型はシリンダーヘッドが専用設計となり、より大径の吸気バルブと高タンブルを得られるポート形状が与えられた。デュアルVVTでバルブオーバーラップによる掃気を積極的に用い、高出力の足かせとなるEGRは廃止されている。

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