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- メガーヌR.S.のための新型直噴ターボエンジン [M5PT : TCe225/280/300]
直列4気筒 1.8ℓ(メガーヌR.S.) BMEP:27.2bar Mégane R.S. メガーヌR.S.のための新型直噴ターボエンジン [M5PT : TCe225/280/300]
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- 2020/01/20
■M5P
気筒配列:直列4気筒
排気量:1798cc
内径×行程:79.7mm×90.1mm
圧縮比:8.9
最高出力:280kW/6000rpm
最大トルク:390Nm/2400rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:直接駆動
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In-Ex/○
(Mégane R.S.)
先代メガーヌR.S.が2.0ℓターボだったのに対して、新型メガーヌR.S.は、排気量を200cc縮小し、1.8ℓターボとなった。このダウンサイジング化は、今後のエミッション規制への対応と思われるが、日産のMRA8DE型をベースに、カムシャフト、ピストン、コンロッドといった回転運動系部品は、ルノー・スポールによる新設計形状。また、アルミダイキャスト製のシリンダーブロックは、シリンダーの内面に「ミラーボアコーティング」という、鋼材の溶射によるコーティングを施している。これは、ジュークの1.6ℓやセレナの2.0ℓエンジンにも使用されている日産の開発した技術で、軽量化と熱伝導性に優れるメリットがある。それにともない、冷却性能もアップして耐ノック性が向上、トルクを高めることができる。パフォーマンスへの信頼も裏切らないエンジンである。
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