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- スマート/トゥインゴのために仕立てられた後輪駆動用エンジン[M281]
直列3気筒 0.9〜1.0ℓ(スマート フォーツー、フォーフォー)BMEP:23.8bar Smart fortwo 0.9 スマート/トゥインゴのために仕立てられた後輪駆動用エンジン[M281]
■M281E10
気筒配列:直列3気筒
排気量:999cc
内径×行程:72.2mm×81.3mm
圧縮比:10.5
最高出力:52kW/6000rpm
最大トルク:91Nm/2850rpm
給気方式:自然吸気
カム配置:DOHC
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:直接駆動
燃料噴射方式:PFI
VVT/VVL:In/×
(Smart fortwo 1.0)
自然吸気版とターボ過給版が用意され、ハードウェアは共通なのが小型車用らしくユニーク。出力違いはソフトウェアと過給機で対応する設計としている。カムトレーンはチェーン駆動とし、高い耐久性を狙う。過給版は高低ふたつの温度帯の水冷サーキットを持ち、高温側では過給機とエンジンを、低温側は吸気温度を調整する構造。自然吸気版では高温側のみが備わる。ダイムラーでのエンジンコードはともにM281だが、ルノーでは自然吸気版がH4D型、過給版はH4Bt型と称し別エンジン扱い。また、ルノーグループではこれらをFFにも採用、直立レイアウトでも用いるのに対し、M281型はスマート専用とし、先代スマート同様に著しく後傾して搭載される仕様のみとなっている。
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