4V20型3.9ℓディーゼルエンジンを搭載 三菱ふそう、中型トラック、ファイターに3.9ℓ4気筒エンジン搭載モデルを追加発売
- 2018/08/28
- Motor Fan illustrated編集部
三菱ふそうトラック・バス株式会社は、中型トラック「ファイター」に新型4気筒エンジン「4V20」型搭載モデルを追加設定し、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて8月より販売を開始すると発表した。
三菱ふそうトラック・バスが中型トラックに4気筒エンジン搭載モデルを設定するのは、約10年ぶりだ。中型トラック「ファイター」4気筒エンジン搭載モデルは、平成28年排出ガス規制に適合するとともに、平成27年度重量車燃費基準+5%を達成している。6気筒エンジン(6M60型)搭載車に対し、最大約300kg重量を軽減したことで、車両総重量クラストップの積載量を確保した。特に一般道主体の走行形態においては、優れた燃費性能と高積載で高い輸送効率を実現している。
準中型免許対応(車両総重量7.5t)車についても、仮眠やリクライニングが可能となるフルキャブ、大型トラック同等のボディ幅が搭載可能な広幅キャブも設定した。また、精密機械や生鮮食品の輸送に適したエアサス仕様車を設定している。
中型トラック「ファイター」4気筒エンジン搭載モデルの特長
• 平成28年排出ガス規制に適合
• 平成27年度重量車燃費基準+5%達成
• 6気筒エンジン(6M60型)搭載車に対し、最大約300kgの重量軽減
• クラストップの積載量を確保(車両総重量8t)
• 準中型免許車両対応(車両総重量7.5t)車で、フルキャブ、広幅キャブ、エアサス仕様を提供
• 発進性を高める「ふそうローンチアシスト」を標準搭載
発進時にエンジン回転数をアップし、発進をサポート。発進後は通常回転に戻る。
形式:直列4気筒OHVターボ
型式:4V20
排気量:3.9ℓ
ボア×ストローク:104×115mm
最高出力:125kW
最大トルク:520Nm
バルブシステム:OHV 4バルブ
燃料噴射システム:コモンレール(最大噴射圧180MPa)
ターボチャージャー:ウェイストゲート付
EGRシステム:クールドEGR
排ガス後処理装置:BlueTecRシステム(DPF+SCR)
車両スペックおよび東京地区販売価格(消費税込み)
車型2PG- FK71NJ 6MT GVW8t、カーゴシャシー、ショートキャブ、リーフサス:729万5400円
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