新世代車載コクピット向け32.1インチ横長ディスプレイの協業プロモーション開始 ジャパンディスプレイ:フォルシアと車載コクピット向けディスプレイで覚書を締結
- 2019/02/26
- Motor Fan illustrated編集部

ジャパンディスプレイ(JDI)は、車載コクピット向けディスプレイでフランスのグローバル自動車部品メーカーであるFaurecia Interieur Industrie SAS(フォルシア)と協業プロモーションの覚書を締結した。JDIは、車載向け32.1インチ横長ディスプレイ(アスペクト比16:3)をフォルシアと共にプロモーションを開始する。
JDIとフォルシアは、CES2019にて32.1インチ横長ディスプレイを採用したモーフィング※ ・インストルメントパネルを展示した。本パネルは、将来の自動運転を想定してデザインされている。手動運転時には、運転者席の前方に位置し、ナビゲーション情報やスピードなど運転に必要な情報、安全情報を表示する。また、自動運転に切り替えると、センターコンソールに移動し、エンターテイメント・スクリーンとして使うことができる。前方座席を斜めに動かすことにより後部座席の同乗者とスクリーンを共有することができるため、例えば、動く映画館としての空間を楽しむことができる。
※モーフィング:画像や形状が別のイメージへ滑らかに変化すること
Oliver Burscher氏, Managing Director of the JDI Europe GmbH コメント:
我々はディスプレイメーカの視点より、将来においても車載マーケットは非常に有望であると考えています。自動運転の流れは、すべての利用者に車内空間の新たな過ごし方や、あり方を提案することを可能にします。JDIはフォルシアと共に新たなディスプレイを通じて、人々に新しい生活、体感、視感を提供します。
David Weill氏, Vice-President Marketing & Business Development at Faurecia Interiors コメント:
自動運転、カーシェアリング、電動化が急速に進む中、運転のあり方を変え、結果として自動車、車内のインテリアも変わろうとしています。これらの変化によりディスプレイの汎用性とパーソナライズは様々な車内活動を円滑に進めるための鍵となります。JDIとフォルシアは互いの専門知識を持ち合わせ、ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、様々なシーンに対応する革新的なディスプレイを開発します。そして、フォルシアはノウハウを活用し安全、高品質、革新的なディスプレイをコクピットに統合します。
|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費が劇...
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形往復...

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に洗練...
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこそ光...
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4とリフ...
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計ってみた...
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chapter2...

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善手法...

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジン...

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えてくだ...

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレインだ...
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひとつ...

3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)ってな...

スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッチ付...

ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感があるのか...

ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
