三菱電機:「5G OPEN INNOVATION Lab」を開設
- 2021/06/29
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MotorFan編集部
三菱電機は、総務省から第5世代移動通信システム(5G)のローカル5G※免許を取得し、情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)構内に顧客やパートナー企業と共同研究や実証実験を行う「5G OPEN INNOVATION LabTM(5Gオープンイノベーションラボ)」を6月30日に開設する。
※地域や産業などの個別のニーズに応じて自治体や企業などが利用できる特定エリア向け5G
「5G OPEN INNOVATION Lab」概要
開設日:2021年6月30日
場所:三菱電機 情報技術総合研究所神(神奈川県鎌倉市大船5丁目1-1)
延床面積:132m²
概要:
1. 事業課題やビジネスアイデアを持つ顧客やパートナー企業に対して、実証アイデアや対応ソリューションの検討を初期段階から支援するとともに、本ラボのローカル5G環境を活用した共同研究や実証実験を実施
2. ローカル5Gと他の無線方式(Wi-Fi6およびプライベートLTE)の比較検証ができ、アプリケーションや用途に応じた最適な通信手段の見極めが可能
使用周波数:4.8GHz~4.9GHz
背景・ねらい
総務省は企業や自治体で利用可能な5Gを「ローカル5G」として2019年12月に制度化し、2020年12月には、広い通信エリアの構築が可能で利便性が高いSub-6(サブシックス:6GHz帯未満の4.6GHzから4.9GHz)が追加された。Sub-6の追加により、ローカル5Gを活用したソリューションの利用環境が整い、今後の市場の拡大が見込まれる。
三菱電機は、2020年5月に名古屋製作所(愛知県名古屋市)においてミリ波帯を用いたローカル5Gの実証実験を開始し、製造現場への適用を検証してきた。今回、「5G OPEN INNOVATION Lab」ではSub-6のうち4.8GHzから4.9GHzの周波数を活用し、顧客やパートナー企業との共同研究や実証実験を実施し、新たなビジネスやサービスの創出を目指す。
「5G OPEN INNOVATION Lab」を利用される顧客やパートナー企業は、三菱電機が提供するアプリケーションの活用に加え、自社のアプリケーションを持ち込み、他の無線方式(Wi-Fi6およびプライベートLTE)との比較を行いながら、ビジネスソリューションの実証が可能。
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