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1150km走って実感したプジョー308SW GT BlueHDiの実力、そして燃費 プジョー308SW|燃費もいい。エンジンもいい。シートが素晴らしい、長距離走ってディーゼルの魅力を再認識

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プジョーのi-Cockpit。小径でD型のステアリングホイールの上からメーターを見るという特異なデザイン。しかも、エンジン回転計通常と逆回転だ。これはちょっと慣れない。

 とつらつら案ずるより走るが易し。ということで、3連休の初日、東京を出発した。予想通り、すぐに酷い渋滞に遭遇。8速ATはスムーズだが、時折1-2速の間でショックが発生した。これは少し気になった。

 クルマを借り出す際に、プジョーシトロエンジャポンの担当から、「最近のPSAのクルマは、2000km超えると燃費がよくなってきます。3000km超えると脚も馴染んで乗り心地も俄然よくなります」と聞いた。が、借り出した308SWは、走行1300kmという新車。トランスミッションのショックもこれから馴染めば消える類いのものなのだろうか。

 渋滞を超えて快適な高速ドライブが始まった。これまたちょっと気になったのが100km/h巡航時のギヤだ。8速だとメーター目視で約1300rpm。7速だと約1550rpm。なのだが、メーター100km/hだとなかなか8速に入らない。105km/hで8速に入る感じだ。80-100km/h手前では7速、あるいは6速で走ろうとする。トルクが充分あるのに最高段で走らないのは、なにやら燃費に悪影響がありそうだ……と思ってしまう。
 ディーゼルの魅力は、トルキーで低回転で高速走行ができて、それゆえNVも気にならず、疲れにくいことだ(アイドリングや低速時はこの限りではない)。だからできればとっとと8速に入ってほしいのだが……。

 しかし、400Nmの最大トルクの威力は絶大だ。どんな速度域、何速に入っていようと、ちょっとアクセルに載せた脚に力を込めれば即座に力強くクルマを押し出してくれる。高速道路での追い抜きの楽なこと。

シフトレバーはデザインもカッコいいし、操作性もいい。ただし、シフトレバー奥の物を置けるスペースへのアクセスはしにくい。
こちらはノーマルモードでのメーター。
スポーツモードだとイルミネーションが赤くなり、中央にps/Nmなどのデータが出る。

 そして、なにより素晴らしいのは、シートだ。一度ポジションを決めたら、お尻も背中もまったく動かすことがない。300万円台のクルマでこんなにいいシートはそうはない。2日で1150km走行したが、疲れは最小限。腰の痛みはまったくなかった。これは凄い。

 シート表皮は、GTグレードだからテップレザーとアルカンターラを使う。アルカンターラは、お尻が滑らないし、とてもいい。グレードの低い本革より断然アルカンターラ(あるいは東レのウルトラスエード)に限る。下位グレードも表皮がファブリックになるだけで構造は変わらないというから、308のシートは素晴らしい。

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