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新型BMW M2コンペティション/M5コンペティションに試乗 新しいBMW M2とBMW M5には究極のドライビングプレジャーがある!

  • 2018/10/13
  • GENROQ編集部
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こんなに違うM5の性格

BMW M5 Competition

 さて、次はM5コンペティションだ。こちらのエンジンはM5と同じ4.4ℓV8ターボだが、さらにチューンナップを施して+25psの625psを得ている。最大トルクはなんと750Nmだ。このV8はBMWの独自技術によって開発されたホットインサイドVで、2つのツインスクロールターボをバンク内に配置している。
 
 M5ファミリーは電子制御のAWDを採用しているのも特徴だ。750Nmの大トルクを考えると合理性があると思う。トルコンATと言ってもシフトタイミングは電光石火の如く素早い。ギヤがエンゲージされた時のダイレクト感はマイルドなので、スムーズで快適なハイスピードドライブが楽しめた。
 
 車高はM5より7mm下げられ、10%ハードにセットされたバネと可変ダンパーが組み合わせられることにより、ロードカーとしてはやや硬めの乗り心地という印象だ。

フロントグリル、ドアミラー、フロントフェンダーエンブレムがハイグロス・ブラック仕上げとなり精悍な印象となった。

4.4ℓのV8ツインターボは標準のM5より25psアップの625psを発揮。トルクは750Nmで変わらない。
 M5コンペティションはM5をさらにホットにした究極のサラブレッドだと言える。トルコンATも相まって、その走りはとても上質だった。ライバルはメルセデスAMGのE63S、あるいはポルシェ・パナメーラターボSあたりになるのだろう。とりあえず静粛性は文句なくM5コンペティションがトップだ。
 
 今回は同じサーキットでのドライブだったが、M2コンペティションは汗をびっしょりかくほどだったが、M5コンペティションはエアコンを効かせて快適なサーキットドライブを楽しんだ。同じコンぺティションとはいえ、こんな個性の違いがあるのもまた面白い。


※本記事は『GENROQ』2018年10月号の記事を転載したものです。

SPECIFICATIONS
BMW M2コンペティション
■ボディスペック 全長×全幅×全高:4461×1854×1410mm ホイールベース:2693mm 車両重量:1625kg ■パワートレイン エンジンタイプ:直列6気筒DOHCツインターボ 総排気量:2979cc 302kW(410ps)/5250〜7000rpm 最大トルク 550Nm(56.1kgm)/2350〜5200rpm ■トランスミッション タイプ:7速DCT ■シャシー 駆動方式:RWD サスペンション:Fストラット R 5リンク ■ブレーキ ベンチレーテッドディスク ■タイヤ&ホイール F 245/35ZR19 R 265/35ZR19



BMW M5コンペティション
■ボディスペック 全長×全幅×全高:4966×1903×1469mm ホイールベース:2982mm 車両重量:1940kg ■パワートレイン エンジンタイプ:V型8気筒DOHCツインターボ 総排気量:4395cc 最高出力460kW(625ps)/6000rpm
 最大トルク 750Nm(76.5kgm)/1800〜5800rpm ■トランスミッション タイプ:8速AT ■シャシー 駆動方式:RWD サスペンション:Fダブルウイッシュボーン Rサスペンション ■ブレーキ ベンチレーテッドディスク ■タイヤ&ホイール F 275/35ZR20 R 285/35ZR20

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