ビート、インテグラ、ストリーム……こんなにあった! 同じ名前のクルマとバイク〈ホンダ編〉(19年3月26日更新)
- 2019/03/26
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MotorFan編集部 小泉 建治
スパーダ──Spada
「剣」を意味するイタリア語。VT250のサブネームとして採用された。四輪版は、二代目ステップワゴンのスポーティグレードとして2003年にデビュー。ひとつのモデルとしてポジションを完全に確立し、五代目となる現行モデルにも名を連ねている。
ジェイド──Jade
「翡翠」を意味する英語。直列4気筒を搭載するスポーティながらも扱いやすい250ccモデルとして1991年に登場。四輪版はストリームの後継車として2015年にデビューした。
フィット───Fit
「適切な」「相応しい」という意味を持つ英語。二輪版は二代目ディオの派生車種として1997年に「フィット」のサブネームを与えられて登場。
四輪版は2001年にモノスペース的ユーティリティを備えたBセグメント・ハッチバックとして登場。現在は三代目モデルが販売されている。
ダンク───Dunk
主に「固形物を液体につける」「身を水に浸す」などの意味を持つ英語だが、間違いなくバスケットボールにおいてゴールリングに叩きつけるようにボールを入れる「ダンク(ショット)」に由来しているのだろう。
四輪版は1998年に登場した三代目ライフにターボチャージャーを追加した派生モデルとして、「ライフ ダンク」のネーミングで2000年に登場した。
二輪版は若者の通学や通勤にフォーカスした500ccスクーターとして14年に登場。19年現在も生産されている。
以上、二輪と四輪の両方に使われたネーミングは13種類にのぼった。このうち、二輪が先だったのが10種類、四輪が先だったのが3種類だった。ここにも「ホンダのルーツは二輪にあり」であることを感じさせられる。
現在、二輪と四輪の両方を作っているメーカーは、ホンダのほかにスズキとBMWが挙げられる。そしてKTMも少数ながら四輪を生産している。これらも含め、ホンダ以外の二輪四輪同名モデルについても追ってまとめてみたい。乞うご期待!
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