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グローバル市場を席巻する大ヒット作 人気の座を確固とする熟成「ホンダ・ヴェゼル」〈ひと目でわかる人気車種のすべて〉

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HYBRID Z・Honda SENSING(FF)

上質感漂う内外装とセンタータンクレイアウトがもたらす高い実用性によって、2013年の登場から根強い人気を獲得している「ヴェゼル」。18年2月のマイナーチェンジでは、内外装をはじめ、ハイブリッドシステムにまで及ぶ刷新を実施。19年1月31日には1.5L VTECターボエンジンを搭載するグレードが追加された。

TEXT●塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro/写真解説)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

全長×全幅×全高 4330×1770×1605mm
ミラー・トゥ・ミラー 2010㎜
開口高 640㎜

HYBRID Z・Honda SENSING
全長×全幅×全高(㎜):4330×1770×1605
室内長×室内幅×室内高(㎜):1930×1485×1265
ホイールベース(㎜):2610
トレッド(㎜)前/後:1535/1540
車両重量(㎏):1320
エンジン種類:直列4気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄):1496
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):97[132]/6600
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):156[15.9]/4600
モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):22[29.5]/1313-2000
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):160[16.3]/0-1313
燃料タンク容量(ℓ):40(レギュラー)
トランスミッション形式:7速DCT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:215/55R17
最小回転半径(m):5.3
JC08モード燃費(㎞/ℓ):23.4(27.0 ※「HYBRID」のFF車)
車両本体価格:271万円
月間登録台数:5274台(18年3月〜18年8月平均値)
現行型発表:13年12月(マイナーチェンジ 18年2月)

※1は5万9400万円高。※2は3万7800円高。★は「RS」系への設定なし。
登場から約4年半になるが、旧さはあまり感じさせない。直近のマイナーチェンジで新たに「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応するなど、時代に合わせて機能や使い勝手を向上させている。撮影車の内装色は、黒とのコントラストが鮮やかなジャズブラウン。
後席:厚みもある大きなシートで座面が高く、前方の見晴らしも良い。足元スペースも広く、身長171cmの筆者が運転姿勢を決めた後ろに座ると膝前に約20cmの余裕が残る。スライドはしないが、リクライニングは可能だ。
前席:座面、背もたれともにサイズは大きく、横方向にも余裕がある。身長171cmの筆者がシートリフターを下げると、頭上にはこぶしふたつほどの空間が残る。チルト&テレスコピック機構で運転姿勢も決めやすい。
通常時:奥行き790mm
後席格納時:高さ840mm 奥行き1670mm 幅1000mm

ハイブリッド車の通常時でも393ℓの容量を確保する広い荷室も美点だ。6対4分割可倒式の後席は、ワンタッチの操作で座面が沈み込みながらフラットに格納できる。しかも低床なので、大きな荷物の出し入れもしやすい。床面下には小さめのサブトランクを備える。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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