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〈スズキ・ハスラー〉もっと“遊べる軽”への正当進化【ひと目でわかる国産新型車の魅力】軽自動車SUVクロスオーバー

  • 2020/02/29
  • ニューモデル速報
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撮影車両:HYBRID G

WLTCモード燃費:25.0km/ℓ ※「HYBRID G」「HYBRID X」(FF車)
月間販売台数:NO DATA

REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●益田 和久(MASUDA Kazuhisa)中野 幸次(NAKANO Koji)
MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Juria)[身長160㎝]

※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

先代よりもタフな印象が増した佇まい。「HYBRID X」系は15インチアルミホイールに加えて、ヘッドランプやポジションランプ、フロントフォグランプがLEDとなる。テールランプがハスラーの頭文字「H」字型に光るなど細かなつくり込みも魅力。

■HYBRID G
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1680
室内長×室内幅×室内高(㎜):2215×1330×1270
ホイールベース(㎜):2460
トレッド 前/後(㎜):1285/1300
車両重量(㎏):810
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量(㏄):657
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):36[49]/6500
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):58[5.9]/5000
モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):1.9[2.6]/1500
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):40[4.1]/100
燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
サスペンション:前 ストラット、後 トーションビーム
ブレーキ:前 ディスク、後 リーディングトレーリング
最小回転半径(m):4.6
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):25.0
タイヤ・サイズ:165/60R15
車両本体価格:136万5100円

先進安全装備〈スズキ セーフティサポート〉

ステレオカメラで前方を検知するデュアルカメラブレーキサポートは全車に標準装備。ターボ車のみ全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが備わり、先行車の停止に合わせて自車も停止する。

ボディカラー

HUSTLERの3つのポイント

1.ひと目でハスラーと分かるエクステリア
2.機能性を魅せる演出が施されたインテリア
3.全面刷新されたメカニズム

全高:1680㎜ 全幅:1475㎜
ミラー・トゥ・ミラー:1820㎜ 開口高:680㎜
全長:3395㎜ 最小回転半径:4.6m

6ライト化やボディとルーフの塗り分けによって、よりSUVらしさが際立った新型ハスラー。エンジンルームを最小化することでホイールベースは先代から35㎜拡大。前後乗員間距離も同じだけ増えたほか、全高を15㎜高めたことでヘッドクリアランスが広がっている。

エンジン&ホイール

ターボ車はR06A型エンジンと新開発CVTの組み合わせ。スムーズな加速性能を誇る一方、ISGを使って減速エネルギーの回生と加速のアシストを行なうマイルドハイブリッドの採用により燃費もハイレベルで両立。
15インチのスチールホイールの「HYBRID G」に対して、「HYBRID X」は15インチのアルミホイールを装着する。

乗降性

〈前席〉シート高:650mm ステップ高:350mm

自然に腰を下ろせる着座位置に加えて、立ったAピラーと水平なルーフの組み合わせにより開口部が広いため、乗降性は軽自動車の中でも良い部類。

〈後席〉シート高:720mm ステップ高:375mm

スクエアな開口部と大きく開くドアで乗降性は良好。前席よりも床とサイドシルの段差が少ないため、足先の出し入れは前席よりもスムーズだ。

インパネ

メーター、センター、助手席前と3つのフレームで武骨な雰囲気を強調したユニークなインパネ。中央には9インチもの大画面を誇るナビがダッシュボードから飛び出すことなく、すっきりと収まっている。

メーター

アナログとデジタルを融合したメーター。速度計は、文字の大きさと、立体的かつ透過照明が鮮やかな目盛りによって視認性は抜群。

前席

先代のベンチシートから一転、新型はセパレートシートを採用。開発主査によると「左右席間にバッグや荷物を置けるように」とのこと。リフターの調整幅を広げつつ、基準の着座位置は従来比10㎜低くして、直近上方の信号が見やすくなった。

後席

足が組めるほどゆったりした足元と十分な頭上空間が生み出す開放感が自慢。車体側面が立ったことで横方向のゆとりも増した。着座位置が高く、前方視界も良好。シート形状はフロントよりフラットで、背もたれは8段階のリクライニングが可能。

うれしい装備

後席背もたれを前に倒し、さらにフロントシートのヘッドレストを外して後方に倒せば、大人が寝そべっても十分なほどのスペースに。純正アクセサリーのマットを用いれば、車中泊もこなせる。
小物などをサッと置くのに便利なインパネボックス。グレードで形状が異なり、「G」系はオープン形状で、「X」系はテーブルとしても使えるリッド付き。
ヒルディセントコントロールは、車速を7㎞/h以下にキープする機能。その他にグリップコントロールやスノーモードなどの悪路走破機構が4WD車には備わる。
樹脂製のアンダーボックス(深さ:145㎜)は、靴などを分けて収納できるほか、氷を入れて飲み物を冷やすといった使い方もできる。汚れたら丸洗いできる。
先代よりも安全装備は充実しており、ターボ車には車線逸脱抑制機能のほか、0㎞/hまで対応する追従式のクルーズコントロールが標準で備わる。
セパレートシートを採用したことで前席の間に収納を用意。1本分のドリンクホルダーとカバンなどを置くのに便利な長めのスペースがある。
助手席下のバケツはスズキのお家芸。底面は350㎜×350㎜、深さは約110㎜。取り外して持ち運べる。
新型では後席のスライドは荷室側からでも可能となった。室内に回り込む必要がなくなり、スムーズに荷室をアレンジできる。

ラゲッジルーム

〈通常時〉最小幅:890mm 最大奥行き:300mm
〈後席格納時〉高さ:870mm 最大奥行き:1360mm

広さ自体は軽ワゴンの平均水準。VDA容量はワゴンRに譲るが、ランプ形状の違いなどによるもので広さは同等。背もたれの角度を立てれば、機内持ち込みサイズのスーツケースを置ける。後席の背もたれは防汚素材となっており、汚れても掃除に困らないため、アウトドアレジャーにも積極的に活用できる。

使い勝手撮影車両データ

インテリアカラー:デニムブルー 
オプション装備:全方位モニター付きメモリーナビゲーション

〈TOPICS〉自分だけのハスラーをつくれるアクセサリーも見逃せない

レジャーユースも想定している新型ハスラーには、豊富なアクセサリーが用意されているのも特徴。タフ、ポップ、ナチュラル、スタイリッシュと4種類のユニークな内外装コーデのほか、カータープ(3万9600円)やリラックスクッション(2万5850円)などアウトドアレジャーで便利なアイテムも充実している。他とは違う自分だけのハスラーを楽しもう!!

〈開発者コメント〉新しい“コト”を始めるきっかけとして

竹中秀昭[たけなか・ひであき]四輪商品第一部 チーフエンジニア 課長

ハスラーは元々、どこにでも行けて使い勝手のいい“Kei”の後継モデルという発想でした。初代の開発には携わっていませんでしたが、フルモデルチェンジに際して「今までにない新しい提案を!」と考えると、どうしても初代の姿に戻ってしまう。そこで、ハスラーを支持いただいた理由を改めて見つめ直し、ハスラーという“モノ”から想像力や行動力を掻き立てられて新しい“コト”を始めるきっかけになる点が最大の魅力だという思いに至りました。初代は明確にアウトドアを意識しましたが、今ではアウトドアアイテムはファッションや生用品に手軽に馴染んできています。そういったコンセプトで新型の企画とデザインを進めました。

バイヤーズガイド

全方位の進化が著しい新型ハスラーだが、NAの動力性能が向上し、街乗りメイン+たまに高速走行ならこれで十分。ただ、ACCやパドルシフトの便利さを堪能したいならターボモデル限定となる。また、新型のインパネデザインを完結させる、3画面表示可能な9インチHDディスプレー+メモリーナビゲーションは必須の装備だ。

全車マイルドハイブリッドを搭載し、駆動方式はFFと4WDを選べる。上級にあたる「X」では15インチのアルミホイールやLEDヘッドライトなど見た目が洗練される。ターボ車はパドルシフトや全車速追従式クルーズコントロールが備わる。
HYBRID G
HYBRID Xターボ

モーターファン別冊・ニューモデル速報 ニューモデル速報 Vol.592 新型ハスラーのすべて

ハスラーの詳しい情報は、ニューモデル速報 第592弾「新型ハスラーのすべて」をご覧ください。(2020年1月15日 発売500円+税)

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