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大人数で移動可能な新感覚リムジン、トヨタ・グランエースの使い勝手を徹底チェック!

  • 2020/04/07
  • ニューモデル速報
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グランエースの特徴は、豪華な内装を備えてかつ大人数乗車ができることだ。「Premium」は3列目にも最上級のシートを備え、「G」は8名乗車を実現する4列シートを用意。これまでにない上質内装時間を提供する。

REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●中野 幸次(NAKANO Koji)
MODEL●杜野 まこ(MORINO Mako)(身長158㎝)
※本稿は2020年3月発売の「グランエースのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

〈取材車のプロフィール〉G

ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
インテリアカラー:ブラックシート×フロマージュルーフ 
※一部のカットは別グレードの車両を撮影しています。

4列シートモデルをラインアップ

「Premium」は3列6人乗り、「G」は4列8人乗りとグレードごとに異なるシ ートレイアウトを設定。4列モデル(写真)は従来のミニバンを超える多人数で ゆったりと同時に移動できるのが魅力だ。

ウェルカムパワースライドドア

あらかじめ開けたいドア(スライドドア左右のどちらか)をスマートキーで指定。そのスマートキーを持って車両に近付くと、スライドドアが自動でオープンする機能を搭載。両手に荷物を持っている時や赤ちゃんを抱いている時などに便利だ。

〈運転席まわり〉仕立ては上質で華やかに

常識を超えた左右のワイド感が印象的。一体成形のダミーステッチを入れたソフトパッドでダッシュボード表面を覆い、ステアリングや助手席前に木目調パネルを取り入れて上級テイストの仕立て。パーキングブレーキはサイドレバー式だ。
左右のアナログメーターで中央のマルチディスプレイを挟んだシンプルなレイアウト。とはいえ文字盤を立体リングで囲むなど質素過ぎない意匠だ。マルチディスプレイは写真のように速度をデジタル表示可能で、数字が大きいため瞬時に見やすい。
いわゆるインパネシフト。前進の走行レンジは「D」のみで、右へ傾けると前後に倒して任意でシフトアップ/ダウンできる。

ハンドルは右にクルーズコントロールなど運転支援、左にメーター内液晶の切り替え、左右の下にオーディオ操作スイッチが並ぶ。

ワイパー/ウインカーレバーは一般的。被視認性向上のため、ワイパー操作に連動してヘッドライトが自動点灯する設定も可能。

カメラ映像を映す仕掛けのルームミラー(通常の鏡にも切り替えできる)。後席に人が居ても後方視界を邪魔しないのがメリット。
ナビの下にはスタビリティコントロールなど走行機能系スイッチとともに、全席分のシートベルトリマインダーが備わっている。
メーターパネルの左には、カメラ表示切り替えや室内イルミネーションのスイッチが並ぶ。
電動スライドドアは運転席のスイッチからも操作可能。スイッチの場所はメーターパネルの右下だ。
インパネ右端にはオートマチックハイビームのオン/オフや排出ガス浄化システムの再生スイッチなどが並ぶ。

インフォメーションディスプレイ

燃費(瞬間燃費&平均燃費)のほか、燃料残量と直近の平均燃費から計算した航続可能距離も確認できる。
クルーズコントロールやレーンディパーチャーアラートなど安全運転支援デバイスを表示。作動状況が一目瞭然。

タイヤ空気圧確認表示。前後左右輪のタイヤだけでなく、スペアタイヤの空気圧まで確認できるのがポイント。

〈ナビ・AV・空調〉ディスプレイオーディオを全車に標準搭載

標準搭載されるディスプレイオーディオの特徴は、ナビ機能は組み込まれずスマホと連携すること。スマホのナビアプリをカーナビとして活用できるのだ。ただし車載ナビを必要とする人のために販売店オプションとして車載ナビを追加可能で、写真はそのナビを使用中の画面だ。
「ディスプレイオーディオ」と呼ばれる、タッチパネルディスプレイ付きのオーディオを全車に標準搭載。画面は8インチと大きい。
車両周囲360度を表示する機能を搭載。大きく死角の多い車体だけに効果は絶大。駐車時の取り回しでクルマがひと回り小さく感じられる。
オプションサービスでApple CarPlayやAndroid Autoにも接続が可能となる。セットでフルセグTVチューナーも利用可能となる。
天気予報を表示したり、速度自動取り締まり機の位置を地図上に表示するアプリを追加したりと、機能を自分流にアレンジできる。
通信ユニットも組み込まれ、ナビとの会話を通じて目的地設定などを行なうエージェント機能やオペレーターサービスなども利用可能。
車両周囲をグルリとまわり、死角の状況を画面で確認できる機能も搭載。発進時に不注意でクルマを障害物にぶつけるリスクを軽減。
こちらも車両周囲の死角を確認する機能。上で紹介した車両内側からの視点ではなく、外側から取り囲むような画面切り替えが可能だ。
エアコンはフロント用とリヤ用が搭載され、いずれもオート。ダイヤルによる温度調整は0.5度刻みで、運転席のコントローラーではリヤエアコンのオン/オフと温度を設定可能だ。温度調整は操作しやすいダイヤル式。
2列目の頭上に組み込まれるリヤエアコンのコントローラー。こちらは運転席のコントロールパネルと違って温度調整がボタン式だが、運転中に動かすわけではないので操作性は気にならない。基本的にはオートにしておけば良いのだが、風向きや風量はマニュアル設定もできる。

〈注目装備〉

バニティミラー

スライド式リッドを開くと天井に埋め込まれたライトが自動点灯。車幅がワイドなためサンバイザーの縦横比が独特だ。

読書灯

2列目の頭上には読書灯が組み込まれていて、必要な時に手元だけを照らしてくれる。

ナノイー

花粉やウイルスの活動を抑制し空気を浄化するほか、脱臭、さらに肌や髪に潤いを与える。

オーバーヘッドコンソール

ルームランプやそのスイッチに加え、緊急時にオペレーターにつながるSOSコールのボタンを組み込む。

スライドドア脇のグリップ

開口部には上部のグリップに加え、下部にトリムと一体化した、子どもや背の低い人用の凹型の小型グリップも備えている。

サンシェード

前席を除くサイドウインドウには巻き取り式のシェードを内蔵。外から車内が見えないようにする働きもある。

スマートキー

キーは携帯するだけでドアロック /アンロックやエンジン始動ができる非接触式。「SET」は予約ドアオープン機能で使用。

後席用バニティミラー

「Premium」の天井には、まるでレクサスLSなどのハイエンドサルーンかのようにバニティミラーが組み込まれる。照明付き。

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