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トヨタ・グランエースのメカニズムを徹底解説!要人を満足させるためのメカニズム

  • 2020/04/11
  • ニューモデル速報
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ショーファーカートして、海外の賓客や企業のVIPを送迎することが念頭に置かれ、海外で先行発売されたグランエース。広大な室内空間こそ世界共通だが特に国内仕様では、内装の装飾やサスペンションセッティングなどもさらに上質に磨きがかけられ、違いのわかるエグゼクティブを満足させるクオリティに仕上げられた。

REPORT●安藤 眞(ANDO Makoto)/編集部
※本稿は2020年3月発売の「グランエースのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

贅沢にくつろげる6人乗りと多人数乗車可能な8人乗りを設定

全長5.3mのボディに3列シートを並べたプレミアムグレードの乗車定員は6名。2〜3列の居住空間は平等で、「 VIP4名仕様」と言える。4列シートを並べた8人乗り仕様でも、4列目席に大人が座れる。広くはないが、窮屈ではない。

荷物の積載性は乗車定員で差異が発生

3列シート車はラゲッジに人数分のスーツケースを載せても、2〜3列目席のレッグスペースは十分に確保できる。4列シート車の場合、人数分のスーツケースを載せるには4列目を畳み、6名乗車で使用することになる。

死角がなく開放的な見晴らし

運転席に座ると、ボリューム感満点のインパネが目に飛び込んでくる。逆に側方は開放感が高く、ベルトラインが前に向かって切り下げられているため、斜め前方の視界は良好。Aピラーとミラーの隙間も広く死角は少ない。

バッテリーも快適な設置場所

鉛バッテリーはエンジンルームではなく、助手席の床下に搭載。助手席ステップの壁面にリッドがあり、ここから容易にアクセスできる。重量物が低く、重心に近いため、操縦安定性の向上にも効果のあるレイアウトだ。

大人数乗車でも後方視界は良好

ルームミラーには、光学/デジタル切り替え式を採用。光学式にしておけば、焦点移動の少ない自然な視界が得られ、デジタル式に切り替えれば、荷物や乗員数にかかわらず、常に広い視界が確保できる。

豪華なシートだが乗降性も問題なし

6人乗り、8人乗りともに2列目シートは豪華で多機能なエグゼクティブパワーシートを採用する。3列目以後に乗り込む際には、操作性の高いサイドレバーで、素早く前方へスライドさせることができる。

ステップだかは少々高め

ボディサイズに応じて大きく開かれた開口部は幅と、高さともに余裕がある。ただし、ステップ高が高いので階段を上る時よりも足を上げる必要があり、高齢者の乗降には介助が必要になることもあるだろう。

国内仕様はさらに上質な空間に

先行発売された海外仕様に比べ、国内仕様では、国や企業の要人の送迎も想定。内装の目と手に触れる各部の質感が高められ、エグゼクティブユースに相応しい室内空間がつくりあげられた。

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