天然ガスで走るゴルフTGI発表！ 環境に優しい！フォルクスワーゲン・ゴルフTGI

• 2020/10/22

• MotorFan編集部

  

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フォルクスワーゲンは環境に優しい天然ガスでも走行可能なゴルフTGIを発表した。 130ps（96kW）の強力な1.5ℓ4気筒エンジンと3つの天然ガス燃料タンクが装備されている。

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今回発表されたゴルフTGIに 130ps（96kW）の強力な1.5ℓ4気筒エンジンと3つの天然ガス燃料タンクが装備されている。この天然ガスで走るゴルフTGIは先代モデルに引き続き新型にも設定される。タンクは車体の下部に備わっており、純粋な天然ガスモードで最大約400km（WLTP）を走行可能だ。主にCNG（圧縮天然ガス）を動力源としているが、ガソリンでも駆動するのが特徴。容量が通常モデルよりは少ないが、ガソリンタンクは予備として備わっている。

CNGタンクの総容量は115ℓで、WLTPサイクルで400kmの走行半径が可能だ。天然ガスで運転すると、炭素排出量が大幅に削減される。天然ガスは、ガソリンやディーゼルと比較して、エネルギー量が大幅に多く、炭素含有量が少なくなっている。CNGモードで運転すると、ガソリンよりも炭素排出量が約25％少なくなることになる。バイオメタンまたは電子ガスで燃料を補給すると、炭素バランスがさらに向上する。バイオメタンは廃棄物から得られ、電子ガスは過剰なグリーン電力（電力からガス）から生成される。

ヨーロッパでは環境問題からガソリン車やディーゼル車の新車販売が規制されている。その中でこのCNGで走るゴルフは、エコカーのひとつのあり方として注目されるだろう。