買い得感抜群のエントリーモデル 8インチ大画面モデルを新たにラインアップケンウッド彩速ナビ TYPE L 【CAR MONO図鑑】

2021/01/19
浜先秀彰

ケンウッドのAV一体型カーナビ・彩速（さいそく）ナビシリーズのエントリー機、「TYPE L」の2021年モデルが登場。待望の8インチ大画面モデルも新設定された。1月中旬より発売。

REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki）

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■ケンウッド公式サイト

ケンウッド MDV-L308L……オープン価格（実勢価格：7万7000円前後／税込）

ケンウッド MDV-L308W……オープン価格（実勢価格：6万500円前後／税別）

ケンウッド MDV-L308……オープン価格（実勢価格：6万500円前後／税別）

　彩速（さいそく）ナビのエントリーシリーズ、「TYPE L」がモデルチェンジでさらに魅力を高めた。ラインアップされるのは3機種で、車種専用取り付けキットで装着する8型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-L308L」、200mmワイドサイズスペースに装着できる7型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-L308W」、2DINサイズスペースに装着できる7型WVGAディスプレイ搭載の「MDV-S308」。MDV-L308LはTYPE L初の大画面モデルとなる。機能面については全モデル共通だ。

　カーナビに慣れていない人にも扱いやすいよう「地図の見やすさ、わかりやすさ」を追求した設計を備えている。今回新たに３D地図表示を5つの角度から俯瞰できる「ドライビング３Dマップ」、道路／文字情報のメリハリをつけて視認性をアップさせた「ダークモード」を導入している。

　彩速ナビの「彩」は美しい映像、「速」はハイレスポンスをイメージした言葉で、映像クオリティを高めるためにWVGAディスプレイにLEDバックライトを組み合わせ、最適化した地図デザインも採用している。MDV-L308Lについては光沢パネルも備えている。そして快適なレスポンスを生むためにデュアルコアCPUを使用した「ジェットレスポンスエンジンⅢ」や独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」も搭載する。シンプル＆スマートGUIやカスタムメニューによって使い勝手を高めているのも特徴だ。

　ナビ機能には渋滞回避ルート探索を実現する「VICS WIDE受信機能」やルート探索条件を簡単にカスタマイズできる「マイルートアジャスター」、ルート上の案内ポイントを事前チェックできる「案内先読みガイド」などを搭載。

　エンタメ機能では広範囲で安定した映像受信ができる「ワンセグチューナー」、音場／音質をコントロール可能な「サウンドチューニング機能」などを備えている。

　上級機同様のシステムアップ機能も持ち、2カメラタイプの連携型ドライブレコーダー、ナビ連動型高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器などの接続もOKだ。