「ミウラSV」が3億円! 「カウンタックLP400」が1億円! ヒストリック・ランボルギーニがオークションで記録的な金額で落札
- 2021/02/25
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MotorFan編集部
アウトモビリ・ランボルギーニはこのほど、2月13日にパリで開催されたRMサザビーズ・オークションにおいて、ランボルギーニの最も象徴的なヒストリックモデルである「ミウラSV」と「カウンタックLP400」が、記録的な価格で落札されたことを発表した。
ランボルギーニのクラシックモデル修復部門「ポロストリコ」により、 最高の水準および品質のレストア車の入手が可能
このたびのオークションに出品されたのは、1971年の「ミウラSV(シャシーナンバー4840)」と、1977年の「カウンタックLP400(シャシーナンバー1120262)」。どちらにも波乱に満ちた経歴があり、長年の間にメカニカルと外観に変更が加えられていた個体だ。2台とも ランボルギーニのトップエキスパートによるレストアを終え、 ミウラSVはランボルギーニのヒストリックモデル修復部門である「ポロストリコ」の貴重な認定も受けている。
ポロストリコを統括する同社アフターセールス部門を率いるパオロ・ガブリエッリ氏は次のようにコメントした。
「これは大変光栄なことですが、明確なトレンドを裏付けるものであり、意外な結果ではありません。クルマに独創性を求める世界のトップコレクターは ヒストリック・ランボルギーニに対してますます関心を抱くようになっています。ポロストリコのレストア・プログラムでは、アドバイスや資料、オリジナルパーツの提供を通して独立系のトップスペシャリストを支援するとともに、最高の水準および品質のレストア車の入手も可能で、コレクターとマーケットから高い評価を受けています」
ポロストリコの認定を受けたミウラSVは150台生産されたうちの1台で、当初「Jota Type」に改造されたが、後のレストアで元のトリムを復元している。落札価格は242万3750ユーロ(約3億1450万円)で、これを超える金額は昨年9月にロンドンのグッディング&カンパニーで落札された1台しかない。
一方、カウンタックLP400は歌手のロッド・スチュワートが所有していたもので、157台のみ生産されたうちの1台。これも何度か改造 (ルーフの取り外しを含む)されたが、オリジナル仕様にレストアされ、 77万5000ユーロ(約1億50万円)で落札された。
この他に出品されたヴィンテージ・ランボルギーニの落札結果も好調で、シャシーナンバー0817の1967年製「400GT 2+2」は47万7500ユーロ(約6200万円)、シャシーナンバー7051の1968年製「エスパーダ」は17万3000ユーロ(約2243万円)、 ヤングタイマーの 「ムルシエラゴLP640-4ヴェルサーチ」は14万9500ユーロ(約1940万円)落札された。
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