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カーナビ昔話 【カーナビ歴史探訪】クルマなのにハイビジョン映像対応! パナソニック ストラーダ Fクラス CN-HX3000D 【CAR MONO図鑑】

  • 2019/01/31
  • 浜先秀彰
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ストラーダのフラッグシップ「Fクラス」にラインアップ。WXGAディスプレイでブルーレイ映像を楽しめる贅沢な1台だった。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

生まれるのが早すぎた超高画質モデル

CN-HX3000Dは7型WXGAディスプレイ搭載のAVユニットと、80GB・HDDナビの2台1組。

 2009年、当時の最上級シリーズである「ストラーダFクラス」から登場したのが「CN-HDX3000D(当時価格:36万5400円)」だ。

 「Fクラス」とは「ファーストクラス」をイメージしたネーミングで、パナソニックの持つ最新で最高の車載技術が投入されていた。このモデルでは業界初となるWXGAディスプレイが搭載され、同時にデビューした世界初の車載用ブルーレイディスクプレーヤー・CY-BB1000D(当時価格:9万9750円)を組み合わせて今までにない超高画質映像をクルマの中で楽しむことができた。

 2つのユニットを組み合わせると46万円を超えるほどの高価格になるが、今から10年も前にこのような製品を世に送り出していたのは驚きだ。階調表現が豊かで滑らかな質感を持つ今までにない美しい映像にはだれもが釘付けとなった。

 ほかにもBluetooth対応携帯電話を介して自宅のネットワークカメラを操作したり、ハイビジョンレコーダーの予約ができる「ストラーダホームリンク」など先進性あふれる機能を数多く備えていた。

世界初の車載ブルーレイディスクプレーヤー・CY-BB1000D。限定生産モデルだった。

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