アウディ「A6アバント」のプラグインハイブリッド仕様「55 TFSI eクワトロ」が欧州で設定！ 2.0ℓハイブリッドシステム搭載

• 2020/04/27

• MotorFan編集部

  

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4月27日、アウディはA6のステーションワゴンモデル「A6アバント」のラインナップに、プラグインハイブリッド仕様の「55 TFSI eクワトロ」を設定したと発表した。欧州市場での価格は7万1940ユーロ（約837万円）から。

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システムトータルで367ps/500Nmを発揮。EVモード航続距離は最大51km

　A6アバント55 TFSI eクワトロには、252ps/370Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンに、7速Sトロニックと141p/350Nmを発するモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドパワートレインを搭載。システムトータルでは367ps/500Nmを引き出し、5.7秒の0-100km/h加速、250km/hの最高速を実現する。その一方で、ハイブリッド燃費（WLTPモード）は最高52.6km/Lをマークする。

　リチウムイオンバッテリーの容量は14.1kWhで、モーターのみで駆動するゼロエミッション走行時は、最高で51kmの後続距離を実現。その際のトップスピードは135kmだ。

　走行モードは「ハイブリッド」「EV」「ホールド」の3モードを設定。ハイブリッドモードでは、予測効率アシストにより、ナビに設定された目的地に向けて電気とガソリンを効率的に使用。必要な場合はエンジンで得たエネルギーでバッテリーに充電する。ホールドモードは電気エネルギーの充電容量をキープした走行が可能だ。

　内外装では、Sラインエクステリアパッケージやブラックスタイリングパッケージが標準装備され、スポーティで洗練された雰囲気を発散。マトリクスLEDヘッドライトやスポーツシート、4ゾーン式オートエアコン、デジタルメーターの「アウディバーチャルコックピット」といったアイテムも標準装備リストに並ぶ。また、スポーツサスペンションや19インチホイール、レッドブレーキキャリパーも採用され、アグレッシブな走りを掻き立てる仕立てとなっている点も特徴だ。