新車・中古価格

2022/02/25

ダイハツロッキーの新型モデル情報を紹介します。ダイハツロッキーの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ダイハツロッキー新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

ダイハツロッキー新型モデルの概要

ダイハツロッキーは、排気量1.2Lと1.0L ターボのコンパクトSUVで、ダイハツ独自の100％モーターで走行できる「e-SMRT HYBID」を搭載する。ガソリンエンジンは発電に使用されるのだ。非HEVモデルでは、エンジンは純粋にエンジンとして働く。

ラインナップは、HEVモデルのPremium G HEV、X HEVと、非HEVのガソリン車・Premium G、X、Lで、それぞれに1.2L・2WDと1.0L ターボ・4WDが用意されている。トランスミッションはすべてCVTだ。

価格帯は166万円台～234万円台（税込）で、北海道地区のみ多少価格が高くなる。

ダイハツロッキーの外観・内装デザイン

コンパクトだがSUVらしいイカつく頼りがいのあるフェイスとボディデザイン。そしてHEVでの燃費性能の高さ、走り、さらに広いカーゴルームで人気のダイハツロッキー。その外観と内装デザインを見ていこう。

ダイハツロッキーの外観：しっかりゴツさを感じさせる頼もしさ

ダイハツロッキーのフロントフェイスはやや大きめで個性を主張するグリルと、細すぎないがシャープなヘッドライトが印象的。スカート部分はブラックで引き締めている。

ボンネットも極端に前傾でなく、適度な角張りを保っているため、見た目はかなり大きく見える。それもそのはずで、ダイハツロッキーの全高は1620mmで、地上高は185mmある。コンパクトカーとはいえ、しっかり高さを確保しているのだ。そのため、アイポイントも高く、視界は良好だ。

タイヤはSUVらしく、コンパクトカーながら17インチで、ホイールと共に存在感が大きい。

ダイハツロッキーの内装：コンパクトでも余裕ある空間設計

内装はブラックでトーンを統一。ナビゲーションモニターはインパネ内包型ではなく、モニターが直立しているタイプだ。高級感や上質感は物足りないが、価格帯とコンパクトSUVということを考えれば十分といえる。

内装を華やかにしたい場合は、ブルー、オレンジ、レッドのシートカバーやシフトとインナードアハンドルベゼルパネル、パワーウィンドウスイッチパネルといったオプションでカラーを統一してイメージアップを図ることが可能だ。

ダイハツロッキーのサイズ・室内スペース

ダイハツロッキーは小回りが効くちょうどいいサイズのコンパクトSUVだが、室内スペースはしっかり余裕を確保。収納スペースはコンパクト車では考えられないほどの大容量を備えている。

ダイハツロッキーのボディサイズ：全長4m以下で街中でも小回りがきく

ボディサイズは全長3995×全幅1695×全高1620mmで、5ナンバーのダイハツ・ロッキー。カーゴルームはハッチバックでストンと落ちているデザインなので、全長もコンパクトな4m以下だ。取り回しが楽になるのは容易に予想できる。細い路地に迷いこんだ場合や、路肩が危うい林道などでも余裕を持って運転できる。

ダイハツロッキーの室内スペース：後部座席で足も組める広さ

ダイハツロッキーは室内長1955×室内幅1250×室内高1250mmという室内スペースでコンパクトSUVとはいえ、十分な広さを確保している。

前席のシートから後席シートまでの前後乗員間距離は900mmで、足も組める余裕がある。

また、ヘッドクリアランスもしっかり確保。身長178cmの人が乗っても、前席で頭上の余裕は120mm、後席は50mmで、日本人なら無理なく乗れるスペースだ。

ダイハツロッキーの収納スペース：ラゲージ下に買物かご2個ぶんのスペースも

ダイハツロッキーは、見た目以上に大容量のカーゴルームを備えている。容量は339Lで、ハッチを開けると1mと広めの間口だ。カーゴルームの奥行きは755mm。高さは740mmと、コンパクトSUVとは思えない余裕の空間。

さらにアンダーラゲージが用意され、買い物かご2つがすっぽり入る頼もしさ。ただし、4WDとHEVモデルは、4WD機構とバッテリーがあるため、少しスペースが狭くなる。

ダイハツロッキーの性能・燃費・装備

ダイハツロッキーの2WDに搭載されるWA-VE DVVTエンジンは、低燃費と高出力という性能を追求。4WDには1KR-VET　DVVTターボエンジンを搭載、1.5Lクラス並みの動力性能を確保している。ダイハツコネクトでスマホとの連携も図れるなど、装備・機能も充実している。

ダイハツロッキーの走行性能：e-SMART HYBRIDで力強い加速

e-SMART HYBRID搭載のHEVモデルは、WA-VE DVVTエンジンをチューンナップして搭載している。100％モーター走行になるため、エンジンは発電専用になる。トルクは大きく、アクセルを踏むとスムーズに、静かに加速する。

減速はアクセルペダルを戻すだけでブレーキがかかる「スマートペダル」モードをオンにしておけば、ブレーキに踏み変える必要がない。さらに、出足加速の鋭い「ノーマルモード」も選択できる。

ダイハツロッキーの安全性能：スマートアシスト搭載で安全に

政府の定める事故防止対策「サポカーS<ワイド>」に適合した19種類のスマートアシスト機能を搭載。予防安全や運転支援機能で運転時、駐車・発進時の安全を助けてくれる。先進の機能でドライバーの負担も軽減され、高速道路の走行では先行車に追従。また、死角になる部分の危険も検知して知らせてくれる。

360度の状況がカメラと俯瞰図でわかるパノラマモニターも便利な機能だ。

高齢者でも安心して乗れるコンパクトSUVとも言えるだろう。

ダイハツロッキーの燃費性能：コンパクトSUVでも上位クラスの低燃費

2WDのHEVモデルに搭載される新開発の1.2L エンジンはWLTCモード28.0km/L。発電専用のエンジンは最大限に効率良い回転域で発電し、電力をモーターに配分しているのだ。

4WDの1.0Lのターボエンジン車は17.4km/Lだが、十分な低燃費といえるだろう。通常時はFFで走行し、路面に合わせて4WDとなる。それも低燃費に貢献している。それでいて、1.5Lエンジン並みの動力性能を持ち、最高出力は72KW/6000pm、最大トルクは2400～4000pmで140N・mだ。

ダイハツロッキーの装備・機能：ダイハツコネクトでスマホとリンク

インパネ中央の9インチディスプレイは、スマホと連携する。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、スマホアプリの機能がディスプレイで楽しめる。スマホの音楽アプリもディスプレイ上で操作が可能だ。

さらに「ダイハツコネクト」にも対応。車のエンジンがOFFの状態で駐車位置確認や燃料の残量や航続可能距離などの確認もスマホで確認できる。ドライブ中は家族が車の出発時刻や現在位置、帰宅、設定エリアからの出入りや事故にあっていないかを確認できる。高齢者が運転しているときにも安心。事故のときもスムーズに連絡できる。

ダイハツロッキーおすすめポイント要約

ダイハツロッキーのドライビングポジションは655mmが着席位置になるが、そのおかげで視認性も高い。ボンネットが見えなくなるほど傾斜していないので、駐車時もわかりやすいメリットもある。しかも小回りが効くボディサイズで、初心者でも運転しやすいコンパクトSUVといえる。

室内、カーゴルーム共にコンパクトなボディだが余裕はしっかり確保されており、窮屈さもない。安全機能や運転支援機能も搭載されているので、ロングドライブから街乗りでストレスも軽減される。駐車が苦手という人でもパノラマモニターが用意されている。

HEVモデルなら低燃費で、ガソリン代も節約できる。「ダイハツコネクト」で家族もクルマがどこにいるかがわかるので、初心者や高齢者にもおすすめだ。