ホンダ ホンダ インサイト 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2022/08/19
ホンダ インサイトの新型モデル情報を紹介します。ホンダ インサイトの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。ホンダ インサイト新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
ホンダ インサイト新型モデルの概要
ホンダ インサイトは、1994年にハイブリッド専用車として発売された。3代目の現在もその路線は変わっておらず、2020年のマイナーチェンジで2モーターの「e:HEV」を搭載したLXとXLの2モデル全4タイプがある。
発売当初は2人乗りクーペだったが、2009年に発売された2台目はファストバックスタイルの5ドア、2018年の3代目で4ドアノッチバックセダンとなっている。初代のクーペスタイルは、いまもシルエットに面影を残していることがわかる。
ホンダ インサイトは同じホンダ車のシビックやアコードの中間に位置づけられるミドルセダンで、価格もサイズも手頃。価格帯はLXが336万円、EXが365万円、同プライムスタイルが369万円、ブラックタイルが373万円となっている。
ホンダ インサイトの外観・内装デザイン
まずはホンダ インサイトを初見の印象から見ていこう。外観と内装デザインはその車のキャラクターやクラスを明確に語る。300万円代の車にはそれなりのデザインと質感が求められる。
外観:スラリとした流線が美しいクーペのようなセダン
初代がクーペだったホンダ インサイトは、現在もルーフからリヤにかえて流れるようなスマートな流線型を見せている。この流れは2代目のファストバックスタイルをも受け継いでいる。
しかし、3代目の現行車はテール部分も流線型の流れを受けつつキュッと上がり、かろうじてノッチバックセダンの形状をとどめている印象だ。リヤウインドウは斜めで、一見5ドアのようにも思える。
さらにフロントグリルには刀身を意識したバーが輝き、迫力あるフェイスだ。そしてボンネットフードは左右に2本のラインがあり、ボディのサイドを貫通するラインの起伏などが高級感を醸し出している。
内装:上質さを感じるインテリアとカラーリング
ホンダ インサイトの内装は、ひとことでいえば上質で落ち着いた雰囲気だ。特にEXとそのバージョン車ではそれが顕著で、シートなどのカラーがより選べるようになっている。LXではブラックファブリックシートからしか選べないが、EXとそのバージョン車では、本革のレザーシートやウルトラスエードと本革を組み合わせたコンビシートなどが選べる。
デザインは斜線基調で。スピーディさを意識させる。といってもパネルなどが見にくいわけではなく、情報はハンドル奥のマルチインフォメーションディスプレイで各種表示でき、操作はハンドル周りと、レバー近辺のみだ。
ホンダ インサイトのサイズ・室内スペース
ホンダ インサイトは、同社の人気車であるアコードよりもサイズが少しだけ控えめで、価格は手頃。エンジン排気量もデザインも異なるが、求めやすい車だ。その室内スペースと収納をチェックしよう。
ボディサイズ:程よいコンパクト感のアーバンセダン
インサイトのボディサイズは全長4675×全幅1820×全高1410mmで最低地上高は0.130mm。重量はタイプによって異なるが1370~1400kgだ。
サイズ感からしてワイド&ローのスタイルであることがわかる。これは最近のハイブリッド車のトレンドだ。5mを下回る全長は取り回しでもそう苦労することもなく、ミドルセダンとしてもちょうどいい。
室内スペース:ワイド&ローな余裕ある空間
ワイド&ローの外観サイズにあわせ、室内スペースもそれを反映している。低めの地上高で乗り込みやすく、乗り込むとホールド感にすぐれたシートが身体を包み込んでくれる感覚が味わえるはずだ。
室内寸法は、長さ1925×幅1535×高さ1160mm。高さが少し足りないように思えるがシートが低い位置にセッテイングされているので普通に乗っている限りは問題ない。横幅も1500mm超えで、余裕も充分だ。
収納スペース:バッテリーを座席下部設置でたっぷり収納
外観からして想像できないが、インサイトは充分な収納スペースを確保している。トランクルームの容量は519Lで、ゴルフバックが4個詰めてしまうほどの奥行きと広さがある。これはフロントに位置するエンジンルームのレイアウトを最適化、ハイブリッドエンジンに欠かせないリチウムイオンバッテリーをリヤシートの下に配置して実現した容量だ。
さらにリヤシートを倒せば長尺の荷物も積めるなど、日常からレジャーまで多彩なシーンでの活用が期待できる。
ホンダ インサイトの性能・燃費・装備
ホンダ インサイトは1.5Lエンジンを搭載するハイブリッド車だ。気になるのは走りの性能と燃費だ。そこに期待する人も多いはず。そして便利な装備・機能についてもチェックしていきたい。
走行性能:発電用と駆動用の2モーターを搭載
インサイトはフロント部分に1.5Lの水冷直列4気筒のLEB-H4エンジンを搭載。そのすぐ近くに発電用と駆動用の2モーターが位置している。リチウムイオンバッテリーはリヤシート下に配置される。
また、ホンダのe-HEVでは、エンジンとモーターの割合を走行状況に応じて切り替え、ほとんどのシーンをモーター走行にできる。そのバランスはセレクトスイッチで選ぶことができ、「ECON」モードではエンジンだけでなく、バッテリー消費にも影響するモーターやエアコンを制御してくれる。
各モードで「EV」スイッチをオンにすると、バッテリー駆動で完全モーター走行にすることも可能だ。
安全性能:「Honds SENSING」で事故の予防と安全運転
ホンダ インサイトは、ホンダ車ではおなじみの安全運転支援システム「Honds SENSING」を搭載。ミリ波レーダーと高度な検知機能で、前者や歩行者などを検知。衝突を避けるブレーキをかけてくれる。もちろんクルーズコントロールもできる。
さらに停止・発進時に起こりやすい事故や衝突にも備えた感知・回避機能も搭載する。また、走行時のステアリング操作から居眠り運転の予兆や不注意運転をマルチインフォメーションディスプレイで表示、音でも注意を促してくれる。
燃費性能:ハイブリッド車ならではの28.4km/Lを実現
ハイブリッド専用車のホンダ インサイトは、燃費性能も高い。LXではWLTCモード28.4km/L、JC08モードで34.2km/Lと、ハイブリッド軽並みの燃費だ。
やや重量が上がるEXではWLTCモードで25.6km/L、JC08モード31.4km/Lと充分すぎる燃費性能と言える。市街地モードでも22.8km/L、郊外で27.1km/L、高速道路モードでは26.2km/Lと、遠出でも威力を発揮する。
さらにモードを切り替えることで、燃費を向上させることもできるはずだ。
装備・機能:インサイトをクールにするアクセサリーも充実
ホンダ インサイトのナビゲーションシステムはデータ通信費無料の「リンクアップフリー」対応。また、車内には前横、後ろに合計8つのスピーカーとツイーターを搭載。車内で迫力ある、また繊細なサウンドを楽しむことができる。
フルオートエアコンにはシャープのプラズマクラスター技術も搭載、車内の空気を清浄してくれる。さらにフロントガーニッシュなど外観のスタイルをカスタマイズするパーツから、内装をより飾りあげるアクセサリー、ペット乗車時のツールなど純正パーツが充実している。
ホンダ インサイトおすすめポイント要約
ホンダ インサイトはハイブリッド専用車のクーペとして生まれただけあって、車として運転する楽しみも追求され、デザインも洗練されている。細部までこだわって仕上げられたデザインは微妙な陰影を出しながらリヤへ向かって伸びていく。さらにフロントとリヤの仕上がりも美しく、ミドルクラスならではの上質感がある。
1.5Lエンジンの他に発電用・駆動用の2モーターと電気を貯めるリチウムイオンバッテリーを搭載することで、走行性能はもちろん、燃費性能も高い。まだ数が充分ではない充電システムを使う必要がないのも気楽に乗りやすいだろう。それでいて、ハイブリッド車ならではのモーター加速や静粛性も味わえる。
スタイリッシュに乗りこなして欲しい、という願望はメーカー公式サイトからも伝わってくる。とはいえ、誰にでも無理なく乗りこなせる車であることは間違いない。
ホンダインサイト 2020年5月発売モデル
LX
価格 | 336万円 |
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排気量 | 1500cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 109 ps(80 kW)/6000rpm |
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最大トルク | kg・m(13.7 Nm)/5000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
EX
価格 | 356万円 |
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排気量 | 1500cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 109 ps(80 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(13.7 Nm)/5000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
EX・プライムスタイル
価格 | 369万円 |
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排気量 | 1500cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 109 ps(80 kW)/6000rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(13.7 Nm)/5000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
EX・ブラックスタイル
価格 | 373万円 |
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排気量 | 1500cc |
駆動方式 | FF |
最高出力 | 109 ps(80 kW)/6000rpm |
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最大トルク | kg・m(13.7 Nm)/5000rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
ホンダインサイトの歴代モデル
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