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トヨタ トヨタ ライズ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2024/07/13

トヨタ ライズの新型モデル情報を紹介します。トヨタ ライズの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。トヨタ ライズ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

トヨタ ライズ新型モデルの概要

トヨタ ライズは、コンパクトなSUVモデル。長さが4mを切るボディを持ち、トヨタのSUVのなかで最も小さなモデルだ。

デビューは、2019年11月。ダイハツが生産するOEM供給モデルで、ダイハツのロッキーとは兄弟の関係にある。デビューから2年の2021年11月、ハイブリッド車が新たにラインアップに登場し、同時に一部改良を受けている。

今回は、そのハイブリッド車と、改良を受けたモデルを中心に紹介しよう。

搭載するパワートレインは、1.2Lハイブリッド、1.2Lガソリン、1.0Lターボの3タイプ。駆動方式はそれぞれで一択となり、1.2Lハイブリッドが2WDのみ、1.2Lガソリンも2WDのみ、そして1.0Lターボが4WDのみとなる。

グレード構成は、上級のZグレード、中級のGグレード、エントリー仕様のXグレードの3タイプ。だが、ハイブリッドはZとGの2グレードにのみ用意されていて、安価なXグレードにハイブリッドはない。

それでは、さっそく、トヨタ ライズの魅力を、各ポイントに注目しながら確認していこう。

トヨタ ライズの外観・内装デザイン

SUVらしい存在感を、コンパクトなボディで実現したトヨタ ライズ。無骨さとシャープさを併せ持つフロントマスクなどが特徴の外観と、アクティブな雰囲気を満載した内装デザインについて、その魅力を見ていこう。

外観:小さいのに堂々としたフォルム

フロントビューは、角張ったフォルムと台形ロアグリルを採用して、力強さとワイド感をアピール。シャープなデザインに仕上げた薄型のLEDヘッドランプを全車に採用し、上級グレードのZには、車両内側から外側へ流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプも標準で装備する。

全高1620mmのボディは、厚みのあるロアボディを採用することで安心感や力強さを演出。同時に、張り出したフェンダーにより、SUVらしく堂々と踏ん張り感のあるイメージを訴求する。

ボディカラーは、モノトーンが8色。スムースグレーマイカ、シャイニングホワイトパール、ターコイズブルーマイカの3つのカラーについては、ブラックマイカメタリックのルーフを組み合わせたツートーン仕様もライアップしている。

内装:アクティブな雰囲気が魅力のインテリア

ステアリングスイッチは多彩な機能の操作が手元ででき、上級モデル並みの操作性だ(Xグレードは機能が限定される)。そのほか、左手を伸ばした自然な位置に配置したシフトレバーなど、運転に集中できるドライバーズ空間を実現している。

メーター部は、LEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイをシームレスに表示(ZとGグレード)。「先進」、「ワクワク」、「シンプル」、「アナログ」の4つのパターンから好みに合った表示を選択可能だ。

内装はブラックでコーディネート。ZとGグレードでは、随所にメッキ加飾や赤のアクセントカラーを配置することで、上質感とアクティブなイメージを訴求している。

トヨタ ライズのサイズ・室内スペース

機動性が高いコンパクトSUVであるトヨタ ライズ。実際のサイズはどのくらいになるのか、同じトヨタSUVのヤリス クロスと大きさを比較してみよう。また、室内スペースの広さや、荷室を含めた収納の充実度についても、ここでチェックしていこう。

ボディサイズ:全長4mに収まるボディはやはり楽々

トヨタ ライズのボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm。4mを切る全長の短さと、背の高さが特徴といえるもので、もちろん5ナンバーモデルだ。

ヤリス クロスも全長がコンパクトだが、そのボディサイズは、全長4180㎜×全幅1765㎜×全高1590㎜(標準モデル)。ライズのほうが、185mm短く、70mmスマートで、30mm背が高い。3ナンバーとなるヤリス クロスと比べれば、ライズの持つコンパクトさが際立っている。

ホイールベースもヤリス クロス(2560mm)よりも35mm短い2525mm。最小回転半径も4.9m(Zグレードは5.0m)だから、路地の多い住宅街や、スペースのない駐車場でも、取り回しがラクなのは非常にありがたい魅力だ。

室内スペース:ボディが小さくても広いリアシート

フロントシートの着座高は665mmと高い位置にあり、しかも運転席は上下視界を31°確保していて見晴らしがいい。これは運転のしやすさにつながる魅力となる。

室内の寸法は、室内長1955mm×室内幅1420mm×室内高1250mmで、コンパクトSUVとして寸法的に十分な数値だ。ちなみにヤリス クロスは、室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mm。幅はライズが10mmだけ少ないが、長さと高さはライズが勝つ。とくに室内長は110mmもライズがまさるスペックを持っている。

前後シート間(カップルディスタンス)は900mm確保し、後席にゆとりのある空間を確保。実際にリアシートに座ると、外観の見た目からはにわかに想像できないほど、足元はたっぷりしたゆとり。頭上の空間にも圧迫感のない余裕がある。

収納スペース:実用性の高いポケッテリアの数々

コンパクトなボディに、使い勝手に優れた荷室を用意する。荷室の寸法は、幅が1000mm、長さが755mm。デッキボードは可動式で、上段のときの荷室高は740mm、下段のときの荷室高は865mmだ。荷室容量は369Lを実現(デッキボード上段時は303L)。また、6対4分割可倒式リアシートを備えるから長さのある荷物も積める。

デッキボードの下にある収納スペースも便利だ。ハイブリッドや4WD車はスペースに制約があるものの、ガソリンの2WDモデルはたっぷりしたスペースがありしっかり収納できる。デッキボードを外せば、鉢植えの植物など高さのある荷物も積み込める。

そのほかの小物収納も実用的で、前席のカップホルダーは、運転席用と助手席用それぞれインパネに格納式で用意したうえ、シフトレバー後方にも2つ設置。さらにドアポケット(両ドア)にボトルホルダーを2本ずつ備える。こんなに飲み物を持ち込まないだろうが、それ以外の使い道もできそうで便利だ。リアは両ドアにボトルホルダーを1本ずつ備えている。

インパネセンター下部にオープントレイを設置し、シフトレバーの下のセンターコンソールのサイド(両側)にも小物入れを設けている。また、ZとGグレードには助手席シートアンダートレイも装備した。

トヨタ ライズの性能・燃費・装備

普段使いからレジャーまで、使えて楽しめる5ナンバーSUVを標榜して誕生したトヨタ ライズ。デビューから2年後にはハイブリッドをラインアップに加えて、その商品力に磨きをかけた。このハイブリッドモデルを含めて、走りの性能や燃費のデータは、とても気になるポイントだ。安全面など装備・機能についてもここで見ていこう。

走行性能:HEVはエンジンで発電しモーターで走行

2021年11月に、新開発の1.2Lハイブリッドシステム「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」を搭載したトヨタ ライズ。エンジンは発電専用となっていて、その電力を使用し、100%モーターで走行するシリーズハイブリッド方式だ。低・中速走行に強く、街乗りでが多い小さなクルマに適したハイブリッドシステムを搭載したわけだ。

モーターのパワースペックは、最高出力78kW(106ps)、最大トルク170Nm(17.3kg・m)。走り出しから最大トルクを発揮するモーター駆動の優れたレスポンスが魅力。しかも、なめらかな加速で、タウンユースなら電気自動車のような走行フィールも体感できる。

アクセル操作のみで車速をコントロールできて、加減速を繰り返す街中や下り坂などでアクセルからブレーキへの踏みかえの頻度を減らせる「スマートペダル(S-PDL)」も採用した。

ハイブリッド仕様の登場と同時に、ガソリンの2WDは、従来の1.0Lターボから新開発1.2Lエンジンに変更。4WDは従来同様、1.0Lターボユニットを搭載する。

安全性能:スマートアシストを搭載

駐車場などでアクセルとブレーキの踏み間違いによる衝突被害の軽減に寄与する「ブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)」や、歩行者や車両を検知対象とした「衝突警報機能および衝突回避支援ブレーキ機能」、「車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能」、「先行車発進お知らせ機能」、「コーナーセンサー(フロント2個、リア2個)」などを搭載。

Zグレードには、「全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能あり)」や、「LKC(レーンキープコントロール)」も装備した。

ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートハイビーム」はGとXグレードに装備し、Zグレードには、部分的に遮光も行う「ADB(アダプティブドライビングビーム)」を採用する。

燃費性能:ハイブリッドモデルの優れた燃費性能

エンジンで発電した電力を使用して、100%モーターで走行するシステムの「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」。高速燃焼技術などを採用して、最大40%という高い熱効率を実現し、優れた燃費性能をもたしている。WLTCモード燃費は、28.0km/Lを達成。ヤリス クロスのハイブリッド(27.8km/L〜30.8km/L)と同レベルの燃費データだ。

1.2Lガソリンは、低速域での加速性など高い動力性能と、低燃費を両立。WLTCモード燃費は20.7km/Lだ。

4WDモデルの1.0Lターボは、WLTCモード燃費17.4km/L。前輪駆動と4輪駆動の状態を自動的に電子制御するダイナミックトルクコントロール4WDを採用するため、燃費効率のよい走行を実現してくれる。

装備・機能:本革巻きステアリングは最上級グレードのみ

スマートフォンと連携する9インチのディスプレイオーディオを採用。アップルCarPlayやアンドロイドAutoにも対応する(USBケーブル接続)。スピーカーの数はZとGグレードが6スピーカー、Xグレードが2スピーカーだ。

エアコンは、ZとGグレードがオート、Xグレードがマニュアル式。シートヒーターは、Zは標準装備。GとXは4WDモデルに標準装備し、2WDにオプションで設定している。

運転席まわりでは、Zグレードが本革巻きステアリング(スポーク部がシルバー塗装付き)で、Gがウレタン(スポーク部がシルバー塗装付き)。Xではウレタンのスポーク塗装なしとなる。

メーターは、LEDデジタルスピードメーターと7インチTFTカラー液晶ディスプレイを採用するZとGグレードに対して、Xグレードは2眼デザインのオプティトロンメーターだ。

AC100V・1500W/非常時給電システム付きのアクセサリーコンセントはハイブリッドのみのオプションアイテムとなる。

アルミホイールは、Zグレードが切削光輝+ブラック塗装の17インチ、Gグレードがシルバー塗装の16インチ。ハイブリッドとガソリンでデザインのディテールが異なるうえ、ハイブリッドは5穴、ガソリンは4穴となる。

トヨタ ライズおすすめポイント要約

とにかくコンパクトで、デザインや実用性に優れるSUVを考えるなら、プライス面からもトヨタ ライズは注目のモデル。燃費性能に優れるハイブリッド車が登場しているのも、見逃せないポイントだ。ただ、4WDを求めるとハイブリッドは用意がなく、ガソリンターボとなる。

グレード選びで装備の良さを考えると、やはり最上級のZグレード。LEDシーケンシャルターンランプなどライトまわりの仕様が異なり、また本革巻きステアリングも装備される。

ガソリンにラインアップするエントリーグレードのXは、インテリアでは、メッキ加飾や赤のアクセントカラーが装備されず、メーターも2眼デザインのオプティトロンメーターとなる点などは押さえておきたい項目になりそうだ。

トヨタライズ 2024年11月発売モデル

価格 244万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(10.7 Nm)/3200〜5200rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 226万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 82 ps(60 kW)/5600rpm
最大トルク kg・m(10.7 Nm)/3200〜5200rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 215万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 87 ps(64 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(11.5 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 196万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 87 ps(64 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(11.5 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 180万円
排気量 1200cc
駆動方式 FF
最高出力 87 ps(64 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(11.5 Nm)/4500rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 241万円
排気量 1000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 98 ps(72 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.3 Nm)/2400〜4000rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 224万円
排気量 1000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 98 ps(72 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.3 Nm)/2400〜4000rpm
乗員 5名
燃費 -

価格 208万円
排気量 1000cc
駆動方式 フルタイム4WD
最高出力 98 ps(72 kW)/6000rpm
最大トルク kg・m(14.3 Nm)/2400〜4000rpm
乗員 5名
燃費 -

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